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エルゴイバル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Elgoibar


 バスク州
 ギプスコア県
コマルカ デババレーナ
面積 39.11 km²
人口 11,438 人 (2012年)
人口密度 292.46 人/km²
Elgoibarの位置(スペイン内)
Elgoibar
Elgoibar
スペイン内エルゴイバルの位置
Elgoibarの位置(ギプスコア県内)
Elgoibar
Elgoibar
ギプスコア県内エルゴイバルの位置

北緯43度12分51秒 西経2度25分01秒 / 北緯43.21417度 西経2.41694度 / 43.21417; -2.41694座標: 北緯43度12分51秒 西経2度25分01秒 / 北緯43.21417度 西経2.41694度 / 43.21417; -2.41694

庁舎前で行われた伝統的なフォークダンス

エルゴイバル(バスク語: Elgoibar, スペイン語: Elgóibar)は、スペインバスク州ギプスコア県ムニシピオ(基礎自治体)。コマルカ(郡)としてはデババレーナの構成自治体のひとつである。工業都市であり、「工作機械の首都」という愛称を持っている[1]

歴史

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付近には先史時代のドルメン(巨石墓)が存在する。1346年12月20日、バリャドリッドアルフォンソ11世にログローニョの特権(フエロ)を与えられて都市として認められた。かつては鉱業が重要な産業であり、付近には銅と鉛を産出する鉱山があった。現在もっとも重要な産業は工作機械産業であり、1913年以降に相次いで工作機械の工場が設立された。

地理

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ギプスコア県西部の内陸部、デバ川が形成する小盆地にあり、エルゴイバルから数キロの距離にはギプスコア県とビスカヤ県の県境がある。歴史的な市街地はデバ川の右岸に位置しているが、20世紀末には左岸にまで市街地が広がった。南西にはエイバルがあり、エイバルを除けばこの地域で最大の人口集積がみられる。北はメンダロと、東はアルコイティアと、南はベルガラソラルセ/プラセンシア・デ・ラス・アルマスと、西はエイバルやビスカヤ県エチェバリア英語版と接している。エルゴイバルがある小盆地は標高800-900mの山々に囲まれており、近隣の山にはイルクルツェタ山(895m)、アチョリン山(864m)、カラムア山(767m)、カラカテ山(742m)、モルカイコ山(520m)などがある。

政治

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エルゴイバルの自治体選挙結果
政党 2011 2007
得票率 議席数 得票率 議席数
バスク民族主義党 (EAJ-PNV) 39.29% 7 34.97% 7
ビルドゥ 35.23% 7 - -
バスク社会党 (PSE-EE) 12.28% 2 21.25% 4
国民党 (PP) 6.4% 1 8.67% 1
アララール 3.56% 0 - -
バスク統一左翼 (EB-B) 2.2% 0 - -
バスク連帯 (EA) - - 18.23% 3
バスク統一左翼/アララール (EB-B/A) - - 14.75% 2

交通

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ビスカヤ県の県都ビルバオギプスコア県の県都サン・セバスティアンを結ぶAP-8号線がエルゴイバルを通っている。AP-8号線はエルゴイバルからデバ川に沿って下り、デバサラウツなどビスケー湾岸の自治体を通ってサン・セバスティアン都市圏に至っている。反対側を見ると、エイバルドゥランゴアモレビエタ=エチャノガルダカオなどの内陸部の自治体を通ってビルバオ都市圏に至っている。またエルゴイバルの南にはAP-8号線とAP-1号線の合流地点がある。AP-1号線はベルガラアラサーテ/モンドラゴンなどを通ってアラバ県の県都ビトリア=ガステイスに至っている。エルゴイバルやエイバルは、ビルバオ、サン・セバスティアン、ビトリア=ガステイスというバスク3県の県都からほぼ等距離にある。

また、AP-1号線に沿って狭軌のバスク鉄道がビルバオとサン・セバスティアンを結んでおり、エルゴイバルにも駅がある。エルゴイバルから西に数キロほどの場所にあるビスカヤ県エルムアで運転系統が切り替わり、ビルバオ都市圏に向かう列車とサン・セバスティアン都市圏に向かう列車が交換する。

スポーツ

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1917年にはサッカークラブのCDエルゴイバルが設立された。アスレティック・ビルバオの歴代3位の出場記録を持つホセバ・エチェベリアはエルゴイバル出身である。

著名な人物

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脚注

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  1. ^ HISTORIAギプスコア県メンダロ公式サイト

公式サイト

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