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エメリービル駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
エメリービル駅
エメリービル駅
Emeryville Amtrak station
所在地 5885 Horton Street Emeryville, CA 94608, U.S.A.
北緯37度50分26.45秒 西経122度17分32.92秒 / 北緯37.8406806度 西経122.2924778度 / 37.8406806; -122.2924778 (エメリービル駅)
所属事業者 アムトラック
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
1,641[1]人/日
-2013年-
開業年月日 1993年8月13日
乗入路線 4 路線
所属路線 カリフォルニア・ゼファー
キロ程 3901 km(シカゴ起点)
◄リッチモンド (8mi/13km)
所属路線 コースト・スターライト
キロ程 1453 km(シアトル起点)
◄マーティネズ (27mi/43km)
(5mi/8km) オークランド►
所属路線 キャピトル・コリドー
キロ程 192 km(オーバーン起点)
◄バークレー (2mi/3km)
(5mi/8km) オークランド►
所属路線 サン・ホアキン
キロ程 498 km(ベーカーズフィールド起点)
◄リッチモンド (8mi/13km)
(5mi/8km) オークランド►
備考 有人駅
発券機(Quik-Trak) - あり
手荷物扱い - あり
待合室 - あり
トイレ - あり
バリアフリー対応 - あり
ATM - あり
公衆電話 - あり
WiFi - なし
その他の設備 - コーヒースタンド、駐車場 (約150台分)、自転車保管室
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エメリービル駅 (英語: Emeryville Station)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州アラメダ郡エメリービル市ユニオン・パシフィック鉄道線路に設けられたアムトラックである。プラットホーム、駅舎、付属の駐車場はエメリービル市が所有している。

カリフォルニア・ゼファーの西側の終着始発駅であり、キャピトル・コリドーサン・ホアキンコースト・スターライトの停車駅である。この駅はサンフランシスコの玄関口になっていて、当駅とサンフランシスコ市内の間にはアムトラックの連絡バス((Amtrak Thruway Motorcoach))が列車の発着に合わせて運行されている。駅はベイブリッジの近くにあるため、サンフランシスコとの行き来には適した場所といえる。

歴史

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エメリービル駅はかつてオークランド市にあったオークランド16番通り駅 (Oakland 16th Street Station)の代わりとして開設された。16番通り駅は1912年サザン・パシフィック鉄道の駅として開業し、後にアムトラックが使用するようになったが、1989年ロマ・プリータ地震で駅舎が大きく損傷してしまった。そのため隣接する建物を駅舎に使用していたが、1993年に新たにそこから3キロメートル北のエメリービル市内にエメリービル駅が作られ、16番通り駅は翌1994年に廃止された[注 1]。それに伴ってカリフォルニア・ゼファーの営業距離は3キロメートル短くなった。なお、1995年には旧駅から5キロメートル南に新しいオークランド駅としてオークランド - ジャック・ロンドン・スクエア(Oakland - Jack London Square)駅が開業している[注 2]

乗り換え

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BART(ベイエリア高速鉄道)はエメリービル市内を通っていないが、エメリービル市が無料のバス、エメリー・ゴーラウンド(Emery Go-Round)を運行しており、これを利用すればエメリービル駅からBARTのマッカーサー駅(MacArthur Station)に行くことができる。[注 3]

接続バス

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線路東側 (駅舎正面側)
  • アムトラックの連絡バス - サンフランシスコ行[注 4]
  • エメリー・ゴーラウンド Hollis線[2] - BARTマッカーサー駅行 (無料、平日のみ運行)
線路西側

道路

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ベイブリッジにつながる州間高速道路80号線の出入り口が駅から数百メートルのところにある。

周辺

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エメリービル駅の正面入口はこの町の繁華街から見ると北の方角になり、かつ線路の反対側である。そのため駅舎周辺は人通りもあまりなく、旅行者が利用できるような店はごく少ない。多くの商業施設やホテルは駅のホームから跨線橋を渡ったところを通るシェルマウンド・ストリート沿いとその周辺に集中しており、徒歩あるいは無料のバス、エメリー・ゴーラウンドで行くことができる。この町の繁華街、ベイ・ストリート(Bay Street Emeryville)は跨線橋から南500メートルに位置している。

脚注

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  1. ^ Amtrak Fact Sheet, FY2013, State of California” (PDF). Amtrak (November 2013). 2014年6月10日閲覧。
  2. ^ Emery Go-Round Hollis Route Schedule and Map
  3. ^ Emery Go-Round Shellmound/Powell Route Schedule and Map

注釈

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  1. ^ 旧オークランド駅の駅舎は残っており、修復再利用の計画が進行中である。( http://www.16thstreetstation.com/ ) ただし被災、倒壊後にルートを変えて再建された州間高速道路880号線が線路と駅舎を分断しているため、今後駅として復活する可能性はない。
  2. ^ カリフォルニア・ゼファーはジャック・ロンドン・スクエア駅が開業して一度そこまで延長されたが、回送時に併用軌道があるエンバーカデロ通りを後ろ向きに運転(推進運転)しなければならず、手間がかかる上に危険なので、結局1997年に終着・始発駅はエメリービル駅に戻された。なお、駅と車両基地はシカゴ側から順番にエメリービル駅, (16番通り駅,) 車両基地, ジャック・ロンドン・スクエア駅と並んでいる。
  3. ^ エメリービル駅から北へ2駅のリッチモンド駅(Richmond Station)ではアムトラックとBARTのホームが並んでおり、直接乗り換えが可能である。しかし駅周辺の治安が悪い、無人駅である、手荷物扱いが無いなどのことからリッチモンド乗り換えはあまり積極的には紹介されていない。また、南へ2駅のキャピトル・コリドーのみが停車するオークランド・コロシアム駅(Oakland Coliseum Station)でもBARTへ乗り換えが可能である。
  4. ^ サンフランシスコ市内のバス停留所は数か所あり、どこを利用するかは乗車券購入時に選択する。 列車との接続は保証されている。
    カリフォルニア州法の規定のため、列車に乗らないバスのみの利用はできず、バスの乗車券は列車の乗車券と一緒に購入しなければならない。
  5. ^ ベイブリッジを渡るサンフランシスコ行はトランスベイ料金で4.20ドル、その他はローカル料金で2.10ドルである(2014年6月現在)。

外部リンク

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