エミリー・ハリエット・ペロー
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エミリー・ハリエット・ペロー(Emily Harriet Pelloe、1878年5月3日 – 1941年4月15日)は、オーストラリアの植物画家、西オーストラリアの花に関する書籍の著者である。
略歴
[編集]ビクトリア州のセント・キルダで生まれた後、西オーストラリア州のパースに移った。結婚前の姓はシムズで乗馬が趣味であったが、1902年に銀行家のテオドール・ペローと結婚した後、植物学を学んだ。1920年に新聞 "The West Australian"に'Ixia',のペンネームでコラムを執筆し、地域婦人協会や作家クラブなどに参加した。
植物学者のチャールズ・オースティン・ガードナーと共同で、西オーストラリア州観光局の冊子を製作した。主著は。1921年の『西オーストラリアの野生の花』("Wildflowers of Western Australia")と1830年の『西オーストラリアのラン』("West Australian Orchids")でアマチュア植物学者や愛好家に受け入れやすい記述が行われた。健康を害して仕事をやめ、1941年に乗馬中に没した。翌年、ペローの作品は、夫から西オーストラリア大学に寄贈された。
参考文献
[編集]- Noël Stewart (2006年). “Pelloe, Emily Harriet (1877 - 1941)”. Australian Dictionary of Biography. Australian National University. 2015年1月12日閲覧。 “Print: Noël Stewart, , Australian Dictionary of Biography, Volume 11, 1988, pp 194-195.”