エミリー・ザ・クリミナル
このページ名「エミリー・ザ・クリミナル」は暫定的なものです。(2022年12月) |
エミリー・ザ・クリミナル(日本語タイトル未定) | |
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Emily the Criminal | |
監督 | ジョン・パットン・フォード |
脚本 | ジョン・パットン・フォード |
製作 |
タイラー・デヴィッドソン オーブリー・プラザ ドリュー・サイクス |
製作総指揮 |
デクスター・ブラフ マイク・ディル ケヴィン・フラニガン ケント・クベナ ローウェル・シャピロ アンガス・ウォール |
出演者 |
オーブリー・プラザ テオ・ロッシ メガリン・エキカンウォーク ジーナ・ガーション |
音楽 | ネイサン・ハルパーン |
撮影 | ジェフ・ビアマン |
編集 | ハリソン・アトキンス |
製作会社 | ロー・スパーク・フィルムズ |
配給 | ヴァーティカル・エンターテインメント,ロードサイド・アトラクションズ |
公開 | 2022年8月12日 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
興行収入 | $2,156,296[1] |
『エミリー・ザ・クリミナル』(原題:Emily the Criminal)は2022年に公開されたアメリカ合衆国の犯罪映画である。監督はジョン・パットン・フォード、主演はオーブリー・プラザが務めた。本作はフォードの長編映画監督デビュー作でもある。
概略
[編集]ロサンゼルス。エミリーは学生ローンの返済に追われており、個人事業主の配達員として街を駆け回る日々を送っていた。しかし、前科があるために、給料の良い仕事に就きたくても面接にすらたどり着けない状態にあった。エミリーは芸術家になることを夢見ていたが、その実現のためにも多くのお金が必要だった。
そんなある日、エミリーは同業者から時給200ドルの美味しい仕事があると持ち掛けられた。その仕事とはクレジットカード詐欺のことであった。悪いことだと知りつつも、彼女の目には、詐欺こそがまとまった金を得る唯一の道であると映った。主犯格の男(ヨーセフ)の魅力に惹かれたこともあり、エミリーは危ない橋を一気に渡っていく。
キャスト
[編集]- エミリー・ベネット:オーブリー・プラザ
- ヨーセフ:テオ・ロッシ
- リズ:メガリン・エキカンウォーク
- アリス:ジーナ・ガーション
- カリル:ジョナサン・アヴィドリ
- ハヴィエル:ベルナルド・バディーヨ
- オフィスのマネージャー:ジョン・ビリングスリー
- ブレント:ブレンドン・スクレナー
製作・音楽
[編集]2021年夏、本作の主要撮影がロサンゼルスとメキシコで行われた[2]。同年8月18日、オーブリー・プラザ、メガリン・エキカンウォーク、ジーナ・ガーションが本作に出演することになったと報じられた[3]。23日、テオ・ロッシがキャスト入りした[4]。2022年1月17日、ネイサン・ハルパーンが本作で使用される楽曲を手掛けるとの報道があった[5]。
なお、フォード監督自身も多額の学生ローンを抱えた状態で暮らしていたことがあり、そのときの経験が本作に反映されている。ただし、監督の借金の額は本作の主人公のそれよりもずっと大きいものだったという[6]。
公開・マーケティング・興行収入
[編集]2022年1月24日、本作はサンダンス映画祭でプレミア上映された[7]。2月2日、ヴァーティカル・エンターテインメントとロードサイド・アトラクションズが本作の全米配給権を獲得したと報じられた[8]。7月6日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[9]。8月12日、本作は全米470館で封切られ、公開初週末に66万9161ドルを稼ぎ出し、週末興行収入ランキング初登場16位となった[10]。
評価
[編集]本作は批評家から高く評価されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには182件のレビューがあり、批評家支持率は94%、平均点は10点満点で7.6点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「『エミリー・ザ・クリミナル』は緊迫感のあるスリラー映画であり、そこには的確な社会批評も含まれている。主演のオーブリー・プラザも素晴らしい演技で場をさらっている。」となっている[11]。また、Metacriticには37件のレビューがあり、加重平均値は75/100となっている[12]
出典
[編集]- ^ “Emily the Criminal (2022)”. The Numbers. 2022年12月11日閲覧。
- ^ “Aubrey Plaza On Doing ‘The White Lotus’ And ‘Little Demon’ Before Joining ‘Megalopolis’: “I’ve Been Busy For 10 Years””. Deadline.com (2022年11月30日). 2022年12月11日閲覧。
- ^ “Aubrey Plaza To Star in Low Spark Films’ ‘Emily The Criminal’, Will Also Produce”. Deadline.com (2021年8月18日). 2022年12月11日閲覧。
- ^ “Theo Rossi To Star Opposite Aubrey Plaza In ‘Emily The Criminal’”. Deadline.com (2021年8月23日). 2022年12月11日閲覧。
- ^ “Nathan Halpern Scoring John Patton Ford’s ‘Emily the Criminal’”. Film Music Reporter (202-01-17). 2022年12月11日閲覧。
- ^ “Aubrey Plaza, John Patton Ford on action-packed ‘Emily The Criminal’”. KCRW (2022年9月16日). 2022年12月15日閲覧。
- ^ “Sundance 2022: Hybrid Festival Sees Princess Diana, Michael Kenneth Williams, Dakota Johnson, Bill Cosby, NYC Rock’n’Roll & Regina Hall Fill Lineup”. Deadline.com (2021年12月9日). 2022年12月15日閲覧。
- ^ “‘Emily The Criminal’: Roadside Attractions & Vertical Entertainment Win Rights To Aubrey Plaza Thriller – Sundance”. Deadline.com (2022年2月2日). 2022年12月15日閲覧。
- ^ “Emily The Criminal Official Trailer In Theaters August 12”. YouTube (2022年7月6日). 2022年12月15日閲覧。
- ^ “Domestic 2022 Weekend 32/August 12-14, 2022”. Box Office Mojo. 2022年12月15日閲覧。
- ^ “Emily the Criminal”. Rotten Tomatoes. 2022年12月15日閲覧。
- ^ “Emily the Criminal (2022)”. Metacritic. 2022年12月15日閲覧。