エプケ王国
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エプケ王国 (Epké、またはエペ Epe、アペ Ape) は、ポポ(フラ)を出自とする17世紀に存在したアフリカの国であり、アラダ王国の属国であったが、ラグーンに守られていたため著しく独立性を保ち、ダホメ王国との貿易に利用されていた。エプケ王国はコトヌーの東に位置していた。エプケ王国の祭祀の中心はジェファであった。
1661年のポルトガルとオランダの条約により、ポルトガルの黄金海岸東方に位置するエプケ港とアジュダ港(ウィダー)の2港を使用することを許可し、その際には、貨物の1/10の価値を持つものをオランダ東インド会社総督に納め、エルミナ港に寄港することが条件とされていた。18世紀になると、エプケはバダグリ(1743年)、ポルト・ノヴォ(1758年)、オリム(ラゴス)の海軍泊地に取って代わられた。
参考文献
[編集]- Person Yves. Chronologie du royaume gun de Hogbonu (Porto-Novo) a: Cahiers d'études africaines, vol. 15, n°58,1975. pp. 217-238.