コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

エドワード・ノエル (初代ウェントワース子爵)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
トマス・ハドソンによる肖像画

初代ウェントワース子爵エドワード・ノエル英語: Edward Noel, 1st Viscount Wentworth1715年8月30日1774年10月31日)は、イギリスの貴族。

生涯

[編集]

第5代準男爵サー・クロベリー・ノエルとエリザベス・ローニー(Elizabeth Rowney、トマス・ローニーの娘)の息子として、1715年8月30日に生まれ、9月11日にカークビー・マロリー英語版で洗礼を受けた[1]

1733年7月30日に父が死去すると[2]準男爵英語版位を継承した[1]

1733年7月23日にオックスフォード大学ニュー・カレッジ英語版に入学、1736年7月19日にM.A.の学位を、1744年8月23日にD.C.L.英語版の学位を修得した[3]

1745年7月18日に祖父ジョン(1668年 – 1697年)の母マーガレット(1671年没)の兄弟ジョン英語版(1640年頃 – 1693年)の娘にあたる第8代ウェントワース女男爵マーサ・ジョンソンが死去すると、ウェントワース男爵の爵位を継承した[2]。1762年5月5日にはグレートブリテン貴族であるレスターシャーにおけるウェルズバラのウェントワース子爵に叙された[1]

1774年10月31日にカークビー・マロリーで死去、11月8日に同地で埋葬された[1]。息子トマスが爵位を継承した[1]

家族

[編集]

1744年7月20日、ジュディス・ラム(Judith Lamb、1725年1月10日 – 1761年12月3日、ウィリアム・ラムの娘)と結婚、1男3女をもうけた[2]

出典

[編集]
  1. ^ a b c d e Cokayne, George Edward, ed. (1898). Complete peerage of England, Scotland, Ireland, Great Britain and the United Kingdom, extant, extinct or dormant (U to Z, appendix, corrigenda, occurrences after 1 January 1898, and general index to notes, &c.) (英語). Vol. 8 (1st ed.). London: George Bell & Sons. pp. 99–100.
  2. ^ a b c "Wentworth, Baron (E, 1529)". Cracroft's Peerage (英語). 22 June 2016. 2019年10月19日閲覧
  3. ^ Foster, Joseph, ed. (1891). Alumni Oxonienses 1715-1886 (英語). Vol. 3. Oxford: University of Oxford. p. 1025.
グレートブリテンの爵位
爵位創設 ウェントワース子爵
1762年 – 1774年
次代
トマス・ノエル
イングランドの爵位
先代
マーサ・ジョンソン
ウェントワース男爵
1745年 – 1774年
次代
トマス・ノエル
イングランドの準男爵
先代
クロベリー・ノエル
(カークビー・マレリーの)準男爵英語版
1733年 – 1774年
次代
トマス・ノエル