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エクリプス (映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
エクリプス
Verónica
監督 パコ・プラサ
脚本 フェルナンド・ナバーロ
パコ・プラサ
製作 エンリケ・ロペス・ラビニュ
製作総指揮 マリア・アングロ
エンリケ・ロペス・ラビニュ
マル・イリュンダイン
出演者 サンドラ・エスカセナ
音楽 チュッキー・ナマネラ
撮影 パブロ・ロッソ
編集 マルティ・ロカ
配給 日本の旗 「エクリプス」上映委員会
公開 スペインの旗 2017年8月25日
日本の旗 2017年11月4日
上映時間 106分
製作国 スペインの旗 スペイン
言語 スペイン語
興行収入 スペインの旗 3,525,648€[1]
次作 ブラックサン英語版
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エクリプス』(原題:Verónica)は、2017年制作のスペインホラー映画

降霊術で恐ろしい存在を呼び覚ましてしまった少女を襲う恐怖を描く。1991年にマドリードで実際に起きた事件を基にしているといわれている[2][3][4]

あらすじ

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マドリードに住む15歳の少女ベロニカは早くに父親を亡くし、今は母親、2人の妹ルシアとイレーネ、幼い弟アントニートと暮らしている。

ある日、日食が起こる。亡き父の霊と会話したかったベロニカは同級生たちと地下室にこもり、降霊術を行って父親の霊を呼び出そうとする。

しかし、上空で月と太陽が重なった瞬間、使っていたウィジャボードが割れ、ベロニカは気を失ってしまう。その日を境に、ベロニカの周囲で不可解な現象が次々と起こり始める。

キャスト

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プレミアに出席したスタッフとキャスト
主演のサンドラ・エスカセナ

※括弧内は日本語吹替。

  • ベロニカ:サンドラ・エスカセナ
  • ルシア:ブルナ・ゴンサレス(望田ひまり
  • イレーネ:クラウディア・プラセル
  • アントニート:イバン・チャベロ
  • アナ:アナ・トレント
  • ロサ:Ángela Fabián(押川チカ
  • ダイアナ:Carla Campra
  • 医師:ソニア・アルマルチャ
  • ホセファ:マル・バルディビエルソ
  • 盲目のシスター:コンスエロ・トルヒーヨ
  • 教師:レティシア・ドレラ

受賞

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第32回ゴヤ賞
部門 対象者 結果
作品賞 ノミネート
監督賞 パコ・プラサ ノミネート
新人女優賞 サンドラ・エスカセナ ノミネート
脚本賞 フェルナンド・ナバーロ
パコ・プラサ
ノミネート
作曲賞 チュッキー・ナマネラ ノミネート
音響賞 Aitor Berenguer
Gabriel Gutiérrez
Nicolás de Poulpiquet
受賞
特殊効果賞 Raúl Romanillos
David Heras
ノミネート

トリビア

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  • 40分過ぎのシーンで「1991年6月13日金曜日」というテロップが出るが、実際にはその日は木曜日である。1991年に「13日の金曜日」は2回あったが、9月と12月である。
  • 1991年には実際に日食が観測されたが、6月ではなく7月である(1991年7月11日の日食参照)。また、日食が見えたのはハワイや中南米を中心とした地域であり、マドリードでは見えなかった。
  • ベロニカがウォークマンで聴いている曲は、スペインのロックバンド「エロエス・デル・シレンシオ(Héroes del Silencio)」の『Hechizo』で、エンディング曲にもなっている。ベロニカの部屋にもバンドのポスターが貼られ、ベロニカが着ているTシャツもバンドのロゴ入りシャツである[5]

前日譚

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前日譚となる映画『ブラックサン英語版』が製作され、2023年10月にNetflixで公開された[6][7]

脚注

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外部リンク

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