エグスプロージョン
エグスプロージョン | |
---|---|
出身地 | 日本 |
ジャンル | ダンサー |
活動期間 | 2002年[1] - |
事務所 | 吉本興業[2] |
共同作業者 |
ひとりでできるもん [注釈 1] |
公式サイト | 外部リンク参照 |
メンバー |
まちゃあき(リーダー)[2][6][8] おばらよしお[2][6] |
旧メンバー |
ひとりでできるもん[3] 昇一[9] スヌーピーJ[10] |
エグスプロージョン | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
YouTube | ||||||||
チャンネル | ||||||||
活動期間 | 2013年 - | |||||||
ジャンル | エンターテイメント | |||||||
登録者数 | 55万人 | |||||||
総再生回数 | 307,634,929回 | |||||||
| ||||||||
チャンネル登録者数・総再生回数は 2024年1月19日時点。 |
エグスプロージョン(EGU-SPLOSION)は、日本のダンサー(ダンスユニット)、振付師[11][注釈 2]。吉本興業所属[2][14]。よしもとの子会社であるShowtitleにも所属している。また、メンバー全員がアイドルグループ吉本坂46のメンバーでもある。また、有名な歌としては本能寺の変や千利休などが挙げられる。
メンバー
[編集]- エグスプロージョンを結成した初代リーダーより二代目を引き継ぎ、以後現在までリーダーを務めている。元々は俳優志望で上京するが、東京でストリートダンスに出会いダンサーとなる。BOØWY、特に氷室京介 の大ファン。弾き語りをしていた経験を活かしてエグスプロージョンの楽曲制作も担当しており、そのジャンルはお笑い要素のあるリズムネタからEDMパーティーチューンなど幅広い。また森山直太朗やNMB48の振付を行うなど、エンターテイメントにおいてクリエイティブな一面を持つ。歴史、特に戦国武将に詳しい他、お笑いの大ファン。その現場になるとダンサーというよりは芸人に近いポテンシャルも併せ持つが、とにかくセリフを噛みやすい。吉本坂46では一期生として所属、チームREDのリーダーも務めている。後述の通り、おばらよしおやファンより「殿」と呼ばれ強いリーダーシップを示す反面、アロマやスイーツを好み、時折女性のような一面も見せる。
- ルックスも良く高身長の二枚目。派手なヘアースタイルやファッションなどで一見粗野な人物に見られがちだが、物腰も柔らかく言葉遣いも丁寧。常にリーダーであるまちゃあきを立て「殿」と呼称し、自身は「一兵卒」と遜るほど。その生真面目な人柄から幅広い年齢層に慕われる性格でもある反面、しばしばまちゃあきより「固い」などと指摘される事もある。まちゃあきへのツッコミ役でもある。日々のファッションをSNS に投稿したり、自身でアクセサリーブランドをプロデュースしたり、自宅にカクテル用リキュールのコレクションを持っていたりと、まちゃあきとはまた違う分野でのセンスを持つ。スチャダラパーと、モンスターハンターシリーズとドラゴンクエストシリーズの大ファン。特にモンスターハンターにおけるシリーズ累計プレイ時間は3,000時間を超える。現在吉本坂46では二期生としても活動している。
脱退メンバー
[編集]脱退順
- 高校時代よりスヌーピーJとダンスチーム「スペースインベーダーザクロ」を結成していた。一時はスヌーピーJとともに加入するも、当時就職していた仕事が多忙をきわめ、昇一と入れ替わるような形で脱退、その後ソロダンサーとして一躍有名になる。これによりその後まちゃあきとの確執が生まれた。現在は後述の一件でまちゃあきとも和解、エグスプロージョンと3人で「EDISON」としても活動、毎年全国ライブツアーやファンクラブでのイベントなどを敢行している。
- 2003年エグスプロージョンに最後に加入したメンバー。チーム結成10周年を記念した、エグスプロージョン初の全国ツアー敢行1ヶ月前の2012年6月に、体調不良により期間未定で活動休止。この時まちゃあきが当時まだ確執の残るひとりでできるもんに急遽助っ人を依頼、ツアーは無事完走し、まちゃあきとも和解する。しかし昇一は快方に向かわず、そのまま同年12月に脱退。
- 高校時代よりひとりでできるもんとダンスチーム「スペースインベーダーザクロ」を結成していたがその後チームは解散、ライバル視されていたエグスプロージョンに誘われて、ひとりでできるもんとともに加入。2014年12月に脱退。現在は昇一と「スペースインベーダーザクロ」を再結成。
グループ名について
[編集]「エグい」と「エクスプロージョン」を掛け合わせた、「爆発的にエグい」を意味する造語[1][8]。
概要
[編集]ダンサー及びタレントとしての経歴
[編集]2002年の夏、都内の同じダンススクールに通う者達の中で特に実力があったメンバーを、初代リーダーが呼び集めて結成される。その後初代リーダーを含めたメンバーの入れ替わりが何度かある中で、ダンス番組スーパーチャンプル(中京テレビ)に出演。一般的にもよく知られた楽曲をまちゃあきがリミックスした音楽で、あらゆるジャンルをミックスしたダンスを披露、さらにはそのヴィジュアルも相まって人気を博し、幾度の同番組出演を経て人気ランキング3ヶ月間連続1位を獲得、ランキングの初代殿堂入りダンスチームとなる。その後スーパーチャンプルと吉本興業のコラボレーション企画の舞台に出演した事がきっかけとなり、2010年によしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属。しかしその後さらにメンバーの脱退があり、2015年より現在、まちゃあきとおばらよしおの2人になっている。尚、この2人はチーム結成時から在籍しているメンバーでもある。
元々のダンスチームとしての活動として、自身のステージ、コレオグラファーやバックダンサー、ダンス審査員などのダンサーとしての活動以外にも、各種メディアへの出演(後述)、オリジナル楽曲のリリース、動画投稿サイトYouTubeでの動画制作(後述)、舞台やコントへの出演や演出、司会、[15]トークライブイベントの主催、ユニットのプロデュースなど、ダンサーの枠にとらわれないあらゆる活動を行っている[8]。中でも現在の主な活動のひとつとして、ひとりでできるもんとのライブユニット「EDISON」としてアーティスト活動がある[16][注釈 1]。EDISONとしては、エグスプロージョン結成10周年を記念した2012年に全国ツアーを初めて実施、以来毎年、夏と冬に全国ツアーを敢行しており、2016年には自身の夢のひとつだったと語る全国各地の大型ライブハウスZeppでのワンマンライブツアーも成功させた。
YouTubeでの活動
[編集]YouTube上に公開した動画「踊る授業シリーズ」がヒットし、中でも2015年3月に公開された「本能寺の変」[8]は2016年6月4日時点で約4800万回再生されている[17]。2015年6月10日にスッキリ(日本テレビ)に出演[18]。第2作「ペリー来航」(2015年5月)、第3作「島原の乱」(2015年6月)、ひとりでできるもんとの第4作「関ケ原の戦い」(2015年6月)、第5作「小野妹子-遣隋使-」(2015年10月)が公開。「本能寺の変」が2015年のYouTube再生回数の年間ランキング(日本国内部門)で1位を獲得、その他4作もTOP10入り[注釈 3]している[19][20]。その後も定期的に新作を配信しており、「千利休」(2016年5月)などがある。
まちゃあき、おばらよしお共に歴史好きだが、まちゃあきは特に戦国時代や武将に詳しく織田信長を尊敬していると語っており、歴史に興味のない人にも分かりやすく伝えることで、興味を持ってもらうきっかけを作りたいとして同シリーズを考案したという[8]。おばらよしおは歴史においては戦国時代は特に得意分野ではなく、源平合戦や奥州藤原氏、太平洋戦争などに詳しい。特に太平洋戦争については現在も勉強を続け、毎年夏には未鑑賞の太平洋戦争関連の映画を鑑賞している。
また「踊る授業シリーズ」の派生動画として企業やメーカーとの動画も多数制作され、その中には総務省とのコラボレーションで選挙権年齢の18歳引き下げを広報する「選挙権の変」なども制作されている[21][22]。
その後も「踊る授業シリーズ」を軸に様々な動画がリリースされ続けており、エグスプロージョンチャンネルの現在(2020年12月時点)までのチャンネル総再生回数は、2億5,000万回を超える。
主な年表
[編集]2016年11月30日、アルバム「CD/E」でCDデビュー[23]。以降毎年の全国ツアーにおいてアルバムCDのリリースがある。
2017年12月、おばらよしおが神奈川県内の自宅で交際中の女性と口論の末、頭部を叩き軽傷を負わせた疑いで、2018年4月、傷害容疑で神奈川県警に書類送検されたが[24]、2018年8月15日付けで不起訴処分となった[25]。
2018年8月20日、まちゃあきが約6000人の中から6次審査まである吉本坂46の最終オーディションに合格し、メンバー(1期生)に選ばれる。[26]
2019年12月27日、おばらよしおが、吉本坂46の2期生メンバーオーディションに合格。
2020年11月11日、CD+Blu-rayディスク+ブックレット「踊る授業シリーズ 虎の巻」発売。
2022年8月26日、エグスプロージョン結成20周年を記念した20th AnniversaryLIVE TOUR 2022「COCKTAILS」を敢行。[27]
出演
[編集]下記はあくまでも一部であり、下記記載以外に、スーパーチャンプル(中京テレビ)やスター⭐︎ドラフト会議(日本テレビ)、流派-R(テレビ東京)などのエンターテイメントパフォーマンス番組をはじめ、めちゃ×2イケてるッ! (フジテレビ) 、世界まる見え!テレビ特捜部 (日本テレビ)などのバラエティー番組、テストの花道(NHK Eテレ)、Rの法則 (NHK Eテレ)などの教育番組、スッキリ(日本テレビ)やZIP!(日本テレビ)などの情報番組、さらには本能Z(CBCテレビ)などの地方ローカル番組まで、地上波での出演番組のジャンルは、ダンサーとしては珍しく多岐に渡る。
ラジオ番組については、過去にFM NACK5でエグスプロージョンとしてレギュラーパーソナリティを務めていた。その他にも様々な番組にゲストとして出演しているため、ここでは割愛する。
また映像作品としては、宇多田ヒカル、EXILE、聖飢魔II、相川七瀬などの著名なアーティストのPV等への出演も多数あり、このうち幾つかの作品においては振付も担当している。
出演メディアの一部
[編集]- エンタの神様(日本テレビ)
- 2015年7月19日「本能寺の変」
- 2015年9月19日「ペリー来航」
- 2015年12月26日「本能寺の変×ラッスンゴレライ」※8.6秒バズーカーとのコラボで披露。
- 2016年3月26日「小野妹子」
- 2016年5月21日「関ヶ原の戦い」
- 2016年10月1日「島原の乱」
- 2016年12月24日「ペリー来航」
- 2017年8月30日「西郷隆盛」
- 2017年12月29日「生類憐みの令」
- おはスタ645(テレビ東京、2015年7月27日 - 8月21日)
- ダウンタウンなう(フジテレビ、2015年7月31日)
- 爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル(フジテレビ、2015年10月23日)
- とんねるずのみなさんのおかげでした(フジテレビ、2015年11月26日)
- ナカイの窓(日本テレビ、2016年5月11日)
- ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!(日本テレビ)
- ダウンタウンのガキの使い 大晦日年越しSP 絶対に笑ってはいけない科学博士(2016年12月31日)
- ダウンタウンのガキの使い!絶対に笑ってはいけない科学博士!一挙大公開SP!!(2017年1月3日)
- みんなDEどーもくん!(2017年4月9日 - 2018年3月11日、NHK BSプレミアム)
- しまじろうのわお!(2017年4月、テレビせとうち) - ダンスのコーナー
ディスコグラフィ
[編集]アルバム
[編集]- CD/E(2016年11月30日、よしもとアール・アンド・シー)[23]
- Q<Type-A(DVD付)>、 Q<Type-B> (2017年7月12日)
- UNO (2019年11月27日)
- 踊る授業シリーズ 虎の巻(2020年11月11日)
- ベストプロージョン FAN's BEST、ベストプロージョン M's BEST、 ベストプロージョン Y's BEST (2022年8月24日)
ミニアルバム
[編集]- Q(2017年7月12日、よしもとアール・アンド・シー)[28]
DVD
[編集]- EGU-SPLOSIONのまぶりきん!(2008年)
- EGU-SPLOSION HITORIDE-DEKIRUMON NUMBER-1(2014年)
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ a b ごく初期のメンバー[3]。2012年の昇一病気時にツアーに助っ人として参加[4][5]。それ以降も共同でツアーを行い、「EDISON」として活動している[6][7]。
- ^ 吉本興業所属であるが、お笑いコンビではない[12]。しかしお笑い芸人と同列でライブに出演するなど、事務所からは実質的に芸人扱いされている。2015年7月に事務所の要望で初漫才を行っている[13]。
- ^ 1位『本能寺の変』、3位『ペリー来航』、4位『関ヶ原の戦い』、5位『島原の乱』、8位『【ラッスンゴレライ】8.6秒バズーカー VS エグスプロージョン 「お弁当」ダンスEDIT 【踊ってみたんすけれども】』[19][20]。
出典
[編集]- ^ a b インタビュー★「本能寺の変」で話題のエグスプロージョンに『どうして〜』なこと聞いてみた!!! - DANSTREET 2015年7月17日
- ^ a b c d 吉本興業株式会社 アーティストプロフィール | エグスプロージョン
- ^ a b まちゃあき[のほめごろし-SHO-1編- - テレビドガッチ
- ^ エグスプロージョン一同よりファンの皆様へご報告があります。 - Yahooブログ 2012年6月4日
- ^ ご報告 - 仮面を取ったら一般人ブログ 2012年6月4日
- ^ a b c エグスプロージョン&ひとりでできるもん official website
- ^ 元祖エンタメダンサー2組のライブツアー!今年もやりますっ!!エグスプロージョン×ひとりでできるもん LIVE TOUR 2014 ポップコーン 開催! - よしもとニュースセンター 2014年6月12日
- ^ a b c d e リズムネタ「本能寺の変」で大人気の“エグスプロージョン”って何者? 本人たちを直撃してみた - getnews 2015年6月17日
- ^ エグスプロージョンより皆様へ - Yahooブログ 2012年12月16日
- ^ 【ファンの皆様へ大事なお知らせ】EGU-SPLOSION、メンバー1人が卒業。 - Dews 2014年10月28日
- ^ ダンサーも参入 リズムネタの新たな刺客、エグスプロージョンとは? - オリコン 2015年7月5日
- ^ “本能寺の変”のエグスプロージョン 実は「ダンサーなんです」 - スポーツニッポン 2015年6月17日
- ^ エグスプロージョン 生涯初の漫才披露 - デイリースポーツ 2015年7月12日
- ^ EGU-SPLOSIONより皆様へ報告があります - Yahooブログ 2010年9月16日
- ^ ダンスユニット・エグスプロージョンが芝居に挑戦! - よしもとニュースセンター 2012年1月31日
- ^ エグスプロージョン×ひとりでできるもん LIVE TOUR 2015 カメレオン - Dews 2015年6月5日
- ^ リズムネタ「エグスプロージョン」 子供人気の裏に“親ウケ”(2/2) - 日刊ゲンダイ 2015年7月30日
- ^ エグスプロージョン 歴史ネタダンス - デイリースポーツ 2015年7月1日
- ^ a b YouTube年間ランキング、エグスプロージョンが圧勝 MVはゲスが健闘 - オリコンスタイル 2015年12月10日
- ^ a b YouTube年間ランキング「本能寺の変」が1位 MVでは三代目が健闘もゲス極が制す - TOKYO POP LINE 2015年12月10日
- ^ 会見発言記事 高市総務大臣閣議後記者会見の概要 - 総務省 平成27年11月17日
- ^ “踊る授業”新作は選挙権の変、エグスプロージョン×総務省コラボ。 - ナリナリドットコム 2015年12月7日
- ^ a b “エグスプロージョン、11・30CDデビュー”. ORICON STYLE. (2016年10月26日)
- ^ “傷害容疑で書類送検「エグス」おばらよしおの相方・まちゃあきが謝罪「深く反省してほしい」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2018年5月3日) 2020年7月9日閲覧。
- ^ “エグスプロージョン・小原メンバーは不起訴処分 横浜地検”. SANSPO.COM (産経デジタル). (2018年8月15日) 2020年7月9日閲覧。
- ^ “吉本坂46正式メンバー46人発表 暫定センターはトレエン斎藤とスパイク小川 元NMB48も2人選出”. ORICON STYLE. (2018年8月20日)
- ^ “エグスプロージョン× ひとりでできるもん 20th Anniversary LIVE TOUR 2022 「COCKTAILS」開催決定! | エグスプロージョン&ひとりでできるもん official web site”. egu-dekirumon.jp. 2024年11月20日閲覧。
- ^ “第1子誕生のエグスプロージョン・まちゃあき、ダンスで子育て「電車のまねを…」”. ORICON STYLE. (2017年7月12日)
外部リンク
[編集]- エグスプロージョン - 吉本興業
- エグスプロージョン&ひとりでできるもん official website
- エグスプロージョン チャンネル - YouTubeチャンネル
- まちゃあき(エグスプロージョン) (@eguspmachaaki) - X(旧Twitter)
- おばらよしお(エグスプロージョン) (@obryso) - X(旧Twitter)
ブログ
- おばらよしおの冒険の書
- エグスプロージョン オフィシャルブログ - Yahoo!ブログ - ウェイバックマシン(2019年11月1日アーカイブ分)(旧・公式ブログ)
- おばらよしお(エグスプロージョン·吉本坂46) (@obarayoshio) - Instagram
- まちゃあき (@eguspmachaaki) - Instagram
その他
- まちゃ☆すぷろーじょん - ウェイバックマシン(2007年4月30日アーカイブ分) - スーパー裏チャンプル
- おばらっちのゲーム部屋 - YouTubeチャンネル
- まちゃあき - 吉本坂46