コウヒロナガクビガメ
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(エキスパンサナガクビガメから転送)
コウヒロナガクビガメ | ||||||||||||||||||||||||||||||
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コウヒロナガクビガメ Macrochelodina expansa
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分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Macrochelodina expansa (Gray, 1856) | ||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
コウヒロナガクビガメ | ||||||||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Broad-shelled turtle |
コウヒロナガクビガメ(甲広長首亀、Macrochelodina expansa)は、ヘビクビガメ科オオナガクビガメ属(ナガクビガメ属とする説もあり)に分類されるカメ。別名エキスパンサナガクビガメ。
分布
[編集]オーストラリア(クイーンズランド州南部、ニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、南オーストラリア州東部)固有種
形態
[編集]最大甲長48cmとヘビクビガメ最大種。種小名expansaは「広がった」の意で、末広がりになった背甲が由来だと思われ、和名や英名と同義。背甲は幼体では円形に近い卵形。椎甲板は幼体では滑らかだが、成長につれ筋状の盛り上がり(キール)が発達し、前から見ると三角形に近くなる。腹甲は逆に細長い。
頭部は扁平かつ大型で、頸部は長くて太い。四肢には水掻きが発達している。
生態
[編集]河川や池沼に生息する。主に水中で暮らし、産卵以外ではあまり陸に上がらない。
食性は動物食で、魚類、両生類、昆虫類、甲殻類、貝類等を食べる。
繁殖形態は卵生。
人間との関係
[編集]ペットとして飼育されることもあり、日本にも輸入されている。オーストラリアでは野生動物の輸出を禁止しているので、過去に輸出され繁殖した個体のみが流通する。そのため日本への輸入は稀で価格は極めて高価だが、欧米での飼育下繁殖例の増加に伴い流通量は増えている。丈夫で飼育そのものは難しくないようだが、大型種の上に成長が早く活動も活発なため、飼育にあたっては特大サイズの水槽が必要になる。
参考文献
[編集]- 柴田弘紀 「ナガクビガメ総覧」『エクストラ・クリーパー』No.1、誠文堂新光社、2006年、32-35頁。