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エイント・トゥ・プラウド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Ain't Too Proud
エイント・トゥ・プラウド
The Life and Times of The Temptations
作曲 テンプテーションズ
作詞 テンプテーションズ
脚本 ドミニク・モリソー
原作 テンプテーションズの経歴および音楽
初演 2017年8月31日
上演 2019 ブロードウェイ
2021 全米ツアー
ウェブサイト https://www.ainttooproudmusical.com/
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エイント・トゥ・プラウド』(原題: Ain’t Too Proud: The Life and Times of The Temptations)は、テンプテーションズの音楽や歌詞を基にしたドミニク・モリソーの脚本による2018年のジュークボックス・ミュージカル。テンプテーションズのストーリーを基にし、複数のローカル・プロダクションで上演されてから2019年3月にインペリアル・シアターにてブロードウェイ公演が開幕した。

プロダクション

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バークレー・レパートリー (2017年)

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2017年8月31日、カリフォルニア州バークレーのバークレー・レパートリー・シアターで初演され、9月14日にプレスに公開され[1]、11月5日までの限定で上演された。デス・マカナフが演出、セルジオ・トゥルジロが振付、ロバート・ブリルが装置デザイン、ポール・タゼウェルが衣装デザイン、ハウェル・ビンクリーが照明デザイン、スティーヴ・キャニオン・ケネディが音響デザイン、ピーター・ニグリニがプロジェクション・デザインを担当した。当初10月8日までの上演予定であったが、10月22日までに延長され、最終的に11月5日までに延長された。バークレー・レパートリー・シアター史上最高興行収入となった。

ワシントンD.C. (2018年)

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バークレー・レパートリー・シアター公演の後、2018年6月19日から7月22日までワシントンD.C.にあるジョン・F・ケネディ・センターで上演された[2][3]

ロサンゼルス (2018年)

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ケネディ・センター公演の後、2018年8月21日から9月30日までカリフォルニア州ロサンゼルスにあるアーマンソン・シアターで上演された[4]

トロント (2018年)

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アーマンソン・シアター公演の後、2018年10月11日から11月17日までオンタリオ州トロントにあるプリンセス・オブ・ウェールズ・シアターで上演された[5]

ブロードウェイ (2019年)

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インベリアル・シアター

2019年、ブロードウェイにあるインペリアル・シアターにて、2月28日にプレビュー公演開幕、3月21日に本公演が開幕した[6][7]。2020年3月12日、新型コロナウイルス感染症の世界的流行により上演中止となった。5月10日、10月16日にガラコンサートとしてブロードウェイに復帰することが発表された[8]。2022年1月16日に閉幕することとなった[9]

全米ツアー (2021年)

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2019年5月31日、2020年7月にロードアイランド州プロヴィデンスにあるプロヴィデンス・パフォーミング・アーツ・センターにて全米ツアー公演が開幕することが発表された。しかし新型コロナウイルス感染症の世界的流行により延期となった。2021年12月7日、ノースカロライナ州ダーラムにあるダーラム・パフォーミング・アーツ・センターにて全米ツアー公演が開幕した[10]

ウェスト・エンド (2023年)

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2023年3月31日、プリンス・エドワード・シアターにてウェスト・エンド公演が開幕する予定である[11]

登場人物および出演者

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登場人物 バークレー
(2017年) [12]
ワシントン
(2018年)
ロサンゼルス
(2018年)[13]
トロント
(2018年)[14]
ブロードウェイ
(2019年)
全米ツアー
(2021年)[15]
オーティス・ウィリアムズ デリク・バスキン マーカス・ポール・ジェイムズ
メルヴィン・フランクリン ジャレッド・ジョセフ ジャワン・M・ジャクソン ハレル・ホームズ・ジュニア
エディ・ケンドリックス ジェレミー・ポープ ジャレン・ハリス
ポール・ウィリアムズ ジェイムス・ハークネス ジェイムス・T・レーン
デヴィッド・ラフィン エフレイム・サイクス イライジャ・アーマッド・ルイス
アル・ブライアント ジャーヴィス・B・マニング・ジュニア ブレット・マイケル・ロックリー
タミー・テレル ナシア・トーマス シェイラ・ブリル・G
ジョニー・メイ・マシューズ テイラー・シモーン・ジャクソン トレイシー・エレイン・リー
ベリー・ゴーディ ジャヒ・キアス マイケル・アンドリュース
スモーキー・ロビンソン クリスチャン・トンプソン ローレンス・ダンドリッジ
ダイアナ・ロス キャンディス・マリー・ウッズ デリアンドラ・タッカー
ジョセフィン・マイルズ ラシドラ・スコット ナジャ・ヘッツバーガー
シェリー・バーガー ジェレミー・コウエン ジョシュア・モーガン リード・キャンベル
デニス・エドワーズ キャリアフ・セント・オービン ハリス・マシュー
リチャード・ストリート E・クレイトン・コーネリアス デヴィン・ホロウェイ
ラモント ショーン・ボウアーズ グレゴリー・カール・バンクス・ジュニア

使用楽曲

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オリジナル・バークレー・レパートリー・プロダクション

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オリジナル・ブロードウェイ・プロダクション

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レコーディング

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2019年1月19日から22日、ニュージャージー州モンクレアにあるサウンド・オン・サウンド・スタジオにてオリジナル・ブロードウェイ・キャスト・レコーディングがレコーディングされ、3月22日にデジタル配信され、4月19日にCDがリリースされ、6月7日に2枚組LPがリリースされた[16]

受賞歴

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ブロードウェイ・プロダクション

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部門 ノミネート者 結果
2019 トニー賞[17][18] ミュージカル作品賞 ノミネート
ミュージカル主演男優賞 デリク・バスキン ノミネート
ミュージカル助演男優賞 ジェレミー・ポープ ノミネート
エフレイム・サイクス ノミネート
ミュージカル脚本賞 ドミニク・モリソー ノミネート
ミュージカル演出賞 デス・マカナフ ノミネート
振付賞 セルジオ・トゥルジロ 受賞
ミュージカル装置デザイン賞 ロバート・ブリル&ピーター・ニグリニ ノミネート
ミュージカル衣装デザイン賞 ポール・タゼウェル ノミネート
ミュージカル照明デザイン賞 ハウェル・ビンクリー ノミネート
ミュージカル音響デザイン賞 スティーヴ・キャニオン・ケネディ ノミネート
編曲賞 ハロルド・ウィーラー ノミネート
ドラマ・デスク・アワード ミュージカル脚本賞 ドミニク・モリソー ノミネート
アウター・クリティクス・サークル・アワード[19] 振付賞 セルジオ・トゥルジロ ノミネート
編曲賞 ハロルド・ウィーラー ノミネート
ミュージカル助演男優賞 エフレイム・サイクス ノミネート
ドラマ・リーグ・アワード[20] ミュージカル・プロダクション賞 ノミネート
パフォーマンス賞 ジェレミー・ポープ ノミネート
エフレイム・サイクス ノミネート
Broadway.com観客賞[21] 新人男優賞 エフレイム・サイクス 受賞
2020 グラミー賞 ミュージカル・シアター・アルバム賞 セント・オービン、デリク・バスキン、ジェイムス・ハークネス、ジャワン・M・ジャクソン、ジェレミー・ポープ、エフレイム・サイクス(プリンシパル・ソロイスト); スコット・M・リーセット(プロデューサー) ノミネート

脚注

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  1. ^ "Berkeley Rep Announces Full Casting and Creative Team for World Premiere of Ain't Too Proud—The Life and Times of The Temptations" (PDF) (Press release). Berkeley Repertory Theatre. 13 July 2017. 2020年2月2日閲覧
  2. ^ " 'Ain't Too Proud' Breaks Kennedy Center Box Office Record" broadwayworld.com, July 23, 2018
  3. ^ " 'Ain't Too Proud—The Life and Times of The Temptations' Kennedy Center" kennedy-center.org, accessed March 22, 2019
  4. ^ McNulty, Charles. "Review: 'Ain't Too Proud,' the Broadway-bound musical about the Temptations: Sensational music, scattershot storytelling" Los Angeles Times, August 26, 2018
  5. ^ Fricker, Karen. " 'Ain’t Too Proud' pays a busy, sometimes breathtaking tribute to the Temptations" The Star, October 17, 2018
  6. ^ Temptations Musical 'Ain't Too Proud' Sets Broadway Dates”. Deadline.com (October 2, 2018). 11 October 2018閲覧。
  7. ^ Hetrick, Adam; McPhee, Ryan. "Read the Reviews for Broadway’s 'Ain’t Too Proud – The Life and Times of the Temptations'" playbill, March 21, 2019
  8. ^ Clement, Olivia (May 12, 2020). “Check the Statuses of Broadway Shows During the Coronavirus Shutdown”. May 29, 2020閲覧。
  9. ^ Lang, Brent (2021年12月28日). “‘Ain’t Too Proud’ Becomes Latest Broadway Musical to Close as COVID Hits Theater Business Hard” (英語). Variety. December 28, 2021時点のオリジナルよりアーカイブ2022年1月17日閲覧。
  10. ^ Ain't Too Proud – Broadway Musical – Tour | IBDB”. www.ibdb.com. 2022年1月13日閲覧。
  11. ^ The Temptations musical Ain't Too Proud to run in the West End | WhatsOnStage” (英語). www.whatsonstage.com. 2022年9月23日閲覧。
  12. ^ "Ain't Too Proud Casting" berkeleyrep.org
  13. ^ Cast Announced for 'Ain't Too Proud' at Ahmanson”. Center Theatre Group (July 19, 2018). 11 October 2018閲覧。
  14. ^ Ain't Too Proud Programme”. Mirvish. 11 October 2018閲覧。
  15. ^ Ain't Too Proud – Broadway Musical – Tour | IBDB”. www.ibdb.com. 2022年1月13日閲覧。
  16. ^ Culwell-Block, Logan (February 28, 2019). “Ain't Too Proud, Broadway's New Temptations Musical, Will Release a Cast Album in March”. Playbill. June 9, 2019閲覧。
  17. ^ 2019 Tony Award Nominations Are Announced” (英語). Broadway.com. 2019年4月30日閲覧。
  18. ^ Check out the 2019 Tony Award Nominees!” (英語). todaytix.com (April 30, 2019). 2019年4月30日閲覧。
  19. ^ Lefkowitz, Andy (2019年4月23日). “Hadestown, Tootsie & Oklahoma! Lead 2019 Outer Critics Circle Award Nominations” (英語). Broadway.com. 2019年4月23日閲覧。
  20. ^ Lefkowitz, Andy (2019年4月17日). “Nominations Announced for 85th Annual Drama League Awards” (英語). Broadway.com. 2019年4月17日閲覧。
  21. ^ Evans, George (2019年4月19日). “'Be More Chill', 'Pretty Woman' Top Broadway's Audience Choice Awards” (英語). Broadway.com. 2019年5月19日閲覧。

外部リンク

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