CyberZ
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒150-6121 東京都渋谷区渋谷2丁目24番12号 渋谷スクランブルスクエア 23階 北緯35度39分29.8秒 東経139度41分55.秒 / 北緯35.658278度 東経139.69861度座標: 北緯35度39分29.8秒 東経139度41分55.秒 / 北緯35.658278度 東経139.69861度 |
設立 | 2009年4月1日 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 2011001060187 |
事業内容 |
インターネットメディア事業 インターネット広告代理事業 |
代表者 | 山内隆裕(代表取締役社長CEO) |
資本金 | 4,000万円 |
純利益 |
2億4300万円 (2023年9月期)[1] |
総資産 |
46億1600万円 (2023年9月期)[1] |
決算期 | 9月30日 |
主要株主 | 株式会社サイバーエージェント 100% |
主要子会社 | 子会社・関連会社の項目を参照 |
外部リンク | https://cyber-z.co.jp/ |
株式会社CyberZ(サイバーゼット[2]、英: CyberZ, Inc.)は、スマートフォンのインターネット広告代理店事業を主とする企業である。本社は東京都渋谷区に所在。サイバーエージェントの100%出資子会社。代表取締役は山内隆裕。
概要
[編集]スマートフォン向け広告事業の「F.O.X」や、プレイ動画共有サービス「OPENREC.tv」などを主な事業としている。SUPERLIVE by OPENRECは、サブスクリプションモデル(月額課金制)、Pay Per Viewモデル(有料チャンネル)、エール(投げ銭)等が対応している。特徴は、フルHDの高画質&超低遅延(最速0.810秒)で、解像度1920x1080p & 最大フレームレート60fpsの配信ができる。月間利用者数は300万人、会員数も400万人を越え、将来的には1000万人を目指している。MAU400万人(2021年6月時点)が利用する国内最大級のライブ配信プラットフォームとしている。
インターネットテレビ局AbemaTVのAbemaウルトラゲームスチャンネルが2018年1月22日に立ち上がったことにより同チャンネルの番組制作も開始[3]。OPENRECの一部番組、主催イベント「RAGE」の過去配信も提供している。
株式会社サイバーエージェントが提供する、ライブ配信プラットフォーム「FRESH LIVE(無料配信チャンネル)」とサービスを統合した。
配信スタジオ
[編集]2015年4月、社内にゲーム実況専用スタジオ・OPENREC STUDIOを設営[4]。当初はテーマ別個人用3スタジオとソファを備えたメインスタジオ、1つのコントロールルームを設置し、OPENRECのライブ配信に対応。約1,200平米、天井高5mの広さを有している。
2016年11月に最大12名の対戦が可能な競技用ブース、実況・解説専用ブース、発表会エリアをあらたに設置[5]。
2018年2月にウルトラゲームスチャンネル開始に合わせスタジオをリニューアル。スタジオごとに副調整室が設けられ[6]、最大7番組の同時配信が可能でNewTek社のマルチチャンネル HD/SD映像リプレイ・スロー再生システム、3PLAYを設置。
2020年6月、新サービス「SUPERLIVE by OPENREC」リリースに伴い一部スタジオを改装、音楽ライブ専用機材を追加。
制作メディア
[編集]RAGE
[編集]エイベックス・エンタテインメント株式会社と共同開催するeスポーツ大会。中継番組も製作。大会視聴数は700万を越えている。
OPENREC.tv
[編集]ライブ動画プラットフォーム。2014年9月スマホゲームに特化したプレイ動画共有サービス「OPENREC」として開始[7]。2015年9月東京ゲームショウ2015の「OPENREC by CyberZ」ブースからライブ配信を開始[8]。2017年から配信者への広告収益分配機能、有料アイテムによるエール機能(投げ銭システム)を実装。
2019年1月、サイバーエージェントが運営している「FRESH LIVE(無料版)」を統合[9]。FRESH LIVEの実質的な後継サービスとして、ゲーム配信に捉われないライブ動画プラットフォームとなる。
2022年12月28日、事業継承された新会社「株式会社OPENREC」を設立し、運営を移管。
SUPERLIVE by OPENREC
[編集]2020年6月、アーティストのライブ活動をサポートする機能としてリリース。OPENRECの各種機能のほか、ペイパービュー機能が使用可能。
ウルトラゲームス
[編集]2018年1月21日、AbemaTVの新チャンネルとして開設[10]。チャンネルのプロデュース、ほぼすべての番組制作を担った[3]。この時点での他社制作ゲーム番組の多くが商品販促プロモーションによる番組だったこと。このため買い付けて配信という形式が困難であり、制作体制を整えるため、当初2017年10月開設予定だった開局日も大きくずれ込んだという[3]。前述したRAVE過去大会の実況中継番組、OPENRECオリジナル番組の一部も配信した。2019年3月31日、AbemaSPECIALチャンネルとの統合により終了[11]。
おもな制作番組
[編集]- Abema Game 9 アゲナイッ!
- ウルトラゲームステーションズ
- 加藤純一の世界で一番ゲームを本気でやる男
- 賞金首
- ダチゲー
- デスゲーム
- P-Sports
- ポケ森もくもく木曜日
- 桃色ゲームチャンネル
グループ企業
[編集]CYBER E
[編集]2018年12月1日設立[12]。eスポーツイベントの企画運営。eスポーツを活用したブランディング、販売促進活動。
CyberV
[編集]2018年5月14日設立[13]。バーチャルキャラクターの製作、VRイベントの製作、VRシステムの企画・開発。2020年6月30日解散[14]。
eStream
[編集]2017年8月9日設立。オリジナルグッズ(フィギュア等)の開発販売。eスポーツ選手のタレントマネジメント事業。
PLAYHERA JAPAN
[編集]2019年11月設立。eスポーツコミュニティ&大会プラットフォーム「PLAYHERA」の企画・運営。
出典
[編集]- ^ a b 株式会社CyberZ 第15期決算公告
- ^ “アドネットワークのトップシェアを誇る『CyberZ』がアドテック東京に出展 / 海外でも評価される強みとは”. ロケットニュース24 (2012年10月31日). 2018年1月19日閲覧。
- ^ a b c “ほぼオリジナル番組で編成--AbemaTV新チャンネル「ウルトラゲームス」の狙い”. CNET Japan (2018年10月28日). 2018年1月19日閲覧。
- ^ “CyberZ、国内初ゲーム実況専用の「OPENREC STUDIO」を開設”. PR TIMES. 2021年12月17日閲覧。
- ^ “CyberZ、OPENREC STUDIOをリニューアル、ゲーム対戦メインのe-Sports動画配信を強化 ~最大12名の対戦が可能な競技用ブース、実況・解説ブースをあらたに設置”. CyberZ|スマートフォン広告マーケティング事業 (2016年11月11日). 2018年3月9日閲覧。
- ^ “e-Sportsスタジオ「OPENREC STUDIO」がリニューアルオープン”. 4Gamer.net (2018年2月16日). 2018年3月9日閲覧。
- ^ “CyberZ、スマホゲームプレイ動画共有サービス「OPENREC」を提供開始。国内初となるゲーム動画視聴ユーザーのDL数やLTV計測なども実現 | gamebiz”. gamebiz【ゲームビズ】. 2021年12月17日閲覧。
- ^ “iOS/Android「フィンガーナイツ」が東京ゲームショウ2015の「OPENREC by CyberZ」ブースにてプレイアブル出展|ゲーム情報サイト Gamer”. www.gamer.ne.jp. 2021年12月17日閲覧。
- ^ 株式会社インプレス (2019年1月24日). “ゲーム動画配信「OPENREC.tv」強化へ。FRESH LIVE無料版と統合”. AV Watch. 2020年6月18日閲覧。
- ^ “AbemaTVがゲーム専用チャンネル「ウルトラゲームス」開設に向け、特別番組と新レギュラー番組を発表!”. Appliv Games (2018年1月11日). 2020年6月18日閲覧。
- ^ “【お知らせ】ゲーム専門チャンネル「ウルトラゲームス」の統合について”. ABEMAヘルプ. 2020年6月18日閲覧。
- ^ “eスポーツイベント制作・運営・企画|CyberE”. eスポーツイベント制作・運営・企画|CyberE. 2020年6月18日閲覧。
- ^ “CyberV|COMPANY”. CyberV. 2020年6月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月16日閲覧。
- ^ 官報 令和2年7月6日付 号外第140号47頁。
外部リンク
[編集]- CyberZ
- OPENREC.tv
- 主要関連会社 | 株式会社サイバーエージェント
- CyberZ (@CyberZ_official) - X(旧Twitter)
- CyberZ (CyberZ.inc) - Facebook
- CyberZ - YouTubeチャンネル