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ウルゲンチ・トロリーバス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ウルゲンチ・トロリーバス
主力車両のシュコダ24Tr(2016年撮影)
主力車両のシュコダ24Tr2016年撮影)
基本情報
ウズベキスタンの旗ウズベキスタン
ホラズム州
所在地 ウルゲンチヒヴァ
種類 トロリーバス
開業 1997年[1][2]
運営者 ホラズム・トロリーバス管理公社[2]
路線諸元
電化区間 全区間
路線図
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ウルゲンチ・トロリーバスウズベク語: Urganch trolleybuslariロシア語: Ургенчский троллейбус)は、ウズベキスタンの都市であるウルゲンチヒヴァを結ぶトロリーバス2022年現在ウズベキスタンに存在する唯一のトロリーバス路線で、国営企業であるホラズム・トロリーバス管理公社(Хорезмское троллейбусное управление)によって運営されている[1][2][3]

概要

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1997年10月27日に開通したトロリーバス路線。2000年代以降、ウズベキスタンでは国の方針により各都市のトロリーバスが廃止に追い込まれたが、ウルゲンチ・トロリーバスに関しては廃止を逃れ2022年現在も営業運転を続けている。ただしウルゲンチ国際空港へ向かう支線については2002年に撤去されたため、同年以降はウルゲンチとヒヴァを結ぶ都市間系統のみ運行を続けているが、一方でウルゲンチ市内に環状線を建設する計画も存在する。2015年時点の運賃は200スムである[1][2][4][5]

車両についてはシュコダ製の車両が使用されており、開業時に導入されたのはシュコダ14Trシュコダ14TrMチェコ語版であった。その後、2013年にホラズム・トロリーバス管理公社はシュコダ・トランスポーテーションにノンステップトロリーバスシュコダ24Tr9両分の発注を行い、2022年現在は同形式を用いた営業運転が行われている[1][2][6]

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ a b c d Константин Климов (2015年2月). “Контактная сеть узбекской степи”. Грузовик Пресс. 2022年1月27日閲覧。
  2. ^ a b c d e В Хорезм поставят новые троллейбусы”. Газета.uz (2012年11月5日). 2022年1月27日閲覧。
  3. ^ Константин Климов (2010年9月). “Узбекский приговор троллейбусам”. Грузовик Пресс. 2022年1月27日閲覧。
  4. ^ Trolleybus city: Urgentsch”. Trolleymotion. 2020年6月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月27日閲覧。
  5. ^ Peter haseldine. “Trolleynews”. Trolleybus Magazine No.272 (National Trolleybus Association): 46. ISSN 0266-7452. 
  6. ^ Vehicle Statistics Urgench, Trolleybus”. Urban Electric Transit. 2022年1月27日閲覧。