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ウリジン二リン酸アピオース

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ウリジン二リン酸アピオース
略称 UDP-Api
識別情報
CAS登録番号 20230-91-5
PubChem 439536
KEGG C01623
特性
化学式 C14H22N2O16P2
モル質量 536.28
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

ウリジン二リン酸アピオース(ウリジンにリンさんアピオース)またはUDP-アピオース(ユーディーピー-アピオース、:UDP-apiose)は、ウリジン二リン酸(UDP)にアピオースという単糖が結合した化合物である。糖ヌクレオチドの一種。糖転移酵素基質として使用される。

植物内での生合成

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UDP-アピオースは、UDP-アピオース/UDP-キシロース合成酵素(AXS)によってUDP-グルクロン酸からUDP-キシロースと同時に生合成される[1][2]

性質

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不安定な化合物であり、半減期は25℃, pH8.0条件下では97分、40℃, pH3.0条件下では4.7分である[3]。アピオース2位の水酸基リン酸基に求核攻撃し、ウリジン一リン酸(UMP)とアピオシル1,2-環状リン酸に分解する。2019年にUDP-アピオースの安定化・調製法が確立された[4]

関連項目

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脚注

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