ウシサワラ
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ウシサワラ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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分類 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
Scomberomorus sinensis (Lacepède,1800) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
Chinese macherel[1], Chinese seerfish [2] |
ウシサワラ(牛鰆[1]、英: Chinese macherel, Chinese seerfish、学名:Scomberomorus sinensis)は、スズキ目サバ科サワラ属の硬骨魚。別名:オキサワラ。地方名:オオサワラ(東京・和歌山・高知・九州)、クモサチ・ハザワラ(神奈川)、ホテイサワラ(秋田)、ヤナギサワラ(富山)、ヤマイヌ(福岡)、イヌサワラ(長崎)[3]。
分布
[編集]中国、朝鮮、インドシナ半島[2]。日本国内では秋田以南および千葉以南[3]。沿岸(サワラよりも沖合に生息[3])や河口域に分布するが、メコン川では河口から300キロ上流まで遡上したことがある[2]。
形態
[編集]全長2メートル、体重80キロに達する。
体は側扁し、頭部の背縁は眼の上方で著しくくぼむ。吻は長く、尖る。体側上部に不明瞭な大型の斑紋が2列並ぶ[3]。
側線は単一。第一背鰭後方部下方で急に下降する。また、第一鰓弓の鰓耙が12-15であることにより他のサワラ属と区別できる[2]。
背鰭15-17棘条15-17軟条、6-8個の離鰭あり。胸鰭21-23軟条。腹鰭1棘条5軟条。臀鰭16-19軟条、6-7個の離鰭あり[4]。
人との関わり
[編集]食用。ただし日本近海では漁獲量は少ない。輸入したものが粕漬などに利用される。味はサワラに劣る[5]。
参考文献
[編集]- 『日本大百科全書』 3巻、小学館、1985年4月20日。ISBN 4-09-526003-3。
- 蒲原稔治、岡村収『原色日本海水魚類図鑑(Ⅱ)』保育社、1985年7月31日。ISBN 4-586-30073-6。
- 『魚の事典』能勢幸雄(監修)、東京堂出版、1989年1月30日。ISBN 4-490-10245-3。
- 中坊徹次『日本産魚類検索―全種の同定―』東海大学出版会、1993年10月12日。ISBN 4-486-01250-X。
- 『図説 魚と貝の大事典』望月賢二(監修)、柏書房、1997年5月20日。ISBN 4-7601-1442-4。