ウェールズの山
ウェールズの山 | |
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The Englishman Who Went up a Hill but Came down a Mountain | |
監督 | クリストファー・マンガー |
脚本 | クリストファー・マンガー |
製作 | サラ・カーティス |
製作総指揮 |
サリー・ヒビン ロバート・ジョーンズ ボブ・ワインスタイン ハーヴェイ・ワインスタイン |
出演者 |
ヒュー・グラント タラ・フィッツジェラルド コルム・ミーニイ イアン・マクニース イアン・ハート ケネス・グリフィス |
音楽 | スティーヴン・エンデルマン |
撮影 | ヴァーノン・レイトン |
編集 | デヴィッド・マーティン |
製作会社 | ミラマックス=パララックス・ピクチャーズ |
配給 |
ミラマックス ブエナビスタ・インターナショナル・ジャパン |
公開 |
1995年8月4日 1996年5月11日 |
上映時間 | 99分 |
製作国 | イギリス |
言語 | 英語 |
興行収入 | $10,904,930[1] |
『ウェールズの山』(原題:The Englishman Who Went up a Hill but Came down a Mountain)は、1995年制作のイギリスの映画。
ウェールズの小さな村を舞台に、ある丘の測量をめぐる騒動をハートウォーミングなタッチで描く。原題はウェールズ南部に伝わる伝説「丘を上り、山から下りてきたイングランド人」から。第19回モスクワ国際映画祭エキュメニカル審査員賞受賞[2]。第48回カンヌ国際映画祭ある視点部門出品[3]。
あらすじ
[編集]1917年、ウェールズのとある小さな村にジョージ・ガラードとレジナルド・アンソンという2人のイングランド人がやってきた。彼らは軍から派遣された測量技師で、村人達が昔から誇りにしているフュノン・ガルウという“山”の高さを測量しに来たのだ。
村ではたちまち期待が高まるが、2人が測量した結果、フュノン・ガルウの高さは299メートルで、“山”と認められる高さ305メートルの基準を満たさず、“丘”に過ぎないことが分かり、村人達は落胆する。
だが村人達は、フュノン・ガルウの頂上に土を積み上げて高さ305メートルの基準を満たし、“山”と認めてもらおうと考え、村人全員が参加して土運びが始まる。その一方で、村人達は2人を町に引き留めるべく、彼らの車をわざとエンコさせたり、鉄道を操作して利用を妨げたり、果ては村の娘ベティに色仕掛けをさせたりと、様々な方法を使う。
2人はそんな村人達にお手上げとなるが、やがてアンソンは心動かされ、村人達の願いの実現に協力しようとする。さらに、この村に対する愛着とベティに対する恋愛感情も芽生え始める。
大雨による盛り土の流出など、幾多の困難を乗り越え、村人達とアンソンは作業を完成させるが、日は没し、測量は不可能となってしまう。アンソンはベティと共に頂上に残って一夜を明かし、翌朝、測量をやり直すことに。
そして翌朝、測量してみると、フュノン・ガルウの標高は306メートルとなっていた。村人達の努力が実り、フュノン・ガルウはついに“山”となったのだ。
下山したアンソンはこの事を村人達に報告すると共に、ベティとの婚約も発表するのだった。
キャスト
[編集]- レジナルド・アンソン:ヒュー・グラント(吹替:平田広明)
- ベティ:タラ・フィッツジェラルド(吹替:日野由利加)
- モーガン:コルム・ミーニイ(吹替:池田勝)
- ジョージ・ガラード:イアン・マクニース(吹替:小林修)
- ジョニー:イアン・ハート(吹替:檀臣幸)
- ジョーンズ牧師:ケネス・グリフィス(吹替:田村錦人)
- ロバート・パフ
脚注
[編集]- ^ The Englishman who Went up a Hill but Came down a Mountain at Box Office Mojo
- ^ “19th Moscow International Film Festival (1995)”. MIFF. 22 March 2013時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年3月16日閲覧。
- ^ “Festival de Cannes: The Englishman Who Went Up a Hill But Came Down a Mountain”. festival-cannes.com. 2009年9月7日閲覧。