ウィリアム・レッグ (第10代ダートマス伯爵)
閣下 第10代ダートマス伯爵 ウィリアム・レッグ FCA | |
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イギリス独立党副委員長 | |
任期 2016年2月24日 – 2018年1月22日 奉仕者: ダイアン・ジェームズ (2016) スザンヌ・エヴァンス (2016–2017) | |
指導者 | ナイジェル・ファラージ ダイアン・ジェームズ ポール・ナットル スティーブ・クロウサー (代理人) ヘンリー・ボルトン |
前任者 | ニール・ハミルトン |
後任者 | マーゴット・パーカー |
UKIP国際貿易代弁人 | |
任期 2016年2月24日 – 2018年1月22日 | |
前任者 | ロジャー・ナップマン |
後任者 | 空席 |
欧州議会議員(サウス・ウエスト・イングランド選出) | |
任期 2019年7月14日 – 2019年7月1日 | |
前任者 | ロジャー・ナップマン |
後任者 | ジェームス・グランシー |
貴族院議員 世俗貴族 | |
任期 1997年12月14日 – 1999年11月11日 世襲貴族 | |
前任者 | ジェラルド・レッグ |
後任者 | 貴族院法施行に伴って議席削除 |
個人情報 | |
生誕 | 1949年9月23日(75歳) イングランド、ロンドン、ウェストミンスター |
政党 | (イギリス独立党→) 無所属 |
協力政党 | 保守党 (2007年まで) |
配偶者 | フィオナ・キャンベル(結婚 2009年) |
子供 | 1人 |
母 | レイン・マッコーコーデル(レイン・スペンサー) |
父 | ジェラルド・レッグ |
教育 | イートン校 |
出身校 | クライスト・チャーチ(オックスフォード大学) ハーバード・ビジネス・スクール |
公式サイト | williamdartmouth |
第10代ダートマス伯爵ウィリアム・レッグFCA(英: William Legge, 10th Earl of Dartmouth、1949年9月23日[1] - )は、イギリスの政治家、世襲貴族。1962年から1997年にかけて儀礼称号としてルイシャム子爵を称した。ウィリアム・ダートマス(William Dartmouth)としても知られる。
2009年欧州議会議員選挙でサウス・ウエスト・イングランド選挙区から選出。2019年まで欧州議会議員を務める。イギリス独立党所属の議員として、2010年から2018年まで貿易担当の国家代弁者(ナショナル・スポークスマン)を務めた。 2018年、党首のジェラルド・バッテンへの不満を理由としてUKIPを離党した[2]。
経歴
[編集]第9代ダートマス伯爵の長男として生まれる[1][3]。母はレイン・マッコーコデールであり、ロマン派の小説家バーバラ・カートランドの娘にあたる。母レインが第8代スペンサー伯爵と再婚したため、ウィリアムはダイアナ妃(ウェールズ公妃ダイアナ)の義理の兄弟の間柄となった。
イートン校を経て、オックスフォード大学のクライスト・チャーチに進学[3]。同大在学中には保守派の学生団体のオックスフォード大学保守協会、ディベート団体のオックスフォード・ユニオンの役員に選出された[4]。同大卒業後はハーバード・ビジネス・スクールで学び、経営管理学修士(MBA)を取得している[5]。
1974年に勅許会計士(FCA)に登録された[1]。1997年に父の死去に伴って爵位を継承した[1][3]。
政治活動
[編集]2018年9月、新党首のジェラルド・バッテンへの懸念、特に攻撃的な同性愛嫌悪と反イスラム的な巧言を理由としてイギリス独立党を離党した[2]。ダートマス伯爵はバッテンが率いるUKIPの極右性向、極右団体や「奇妙な人々」の支持を非難した。伯爵は他の政党には参加しないと確約した上で離党した。2019年までの選挙期間の残りの期間、イングランド南西部・ジブラルタル地域の代表として無所属で欧州議会議員を務めた[6]。
家族
[編集]2009年6月、メルボルン出身の元モデル、フィオナ・キャンベル(Fiona Campbell)と結婚した[7]。フィオナの最初の夫のマット・ハンベリー(Matt Handbury)は、ルパート・マードックの甥に当たる。二人はその後離婚した。
ダートマスには、英国映画テレビ芸術アカデミー賞を受賞したテレビ製作者のクレア・カヴァナーとの間に生まれた息子、ジェラルド・グレン・カヴァナー=レッグ(Gerald Glen Kavanagh-Legge、2005年 - )がいる。
なお、ダートマス伯爵の推定相続人は第10代伯爵の弟で作家のルパート・レッグ閣下[1]。
脚注
[編集]註釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e “Dartmouth, Earl of (GB, 1711)”. www.cracroftspeerage.co.uk. 2021年1月11日閲覧。
- ^ a b “UKIP leader Nigel Farage drops Hamilton as deputy chair” (英語). BBC News. (2016年2月24日) 2021年1月11日閲覧。
- ^ a b c Mosley, Charles, ed (2003). Burke's Peerage, Baronetage & Knighthood. 1 (107 ed.). Burke's Peerage & Gentry. p. 1036. ISBN 0-9711966-2-1
- ^ “www.oxfordmail.co.uk”. oxfordmail.co.uk. 11 January 2021閲覧。
- ^ Davison, Emma (10 November 2009). “Our House: Inside the home of Huddersfield’s aristocracy”. huddersfieldexaminer. 11 January 2021閲覧。
- ^ “MEP Lord Dartmouth quits UKIP saying party is 'widely perceived as both homophobic and anti-Islamic'” (英語). Sky News. 2021年1月11日閲覧。
- ^ Hornery, Andrew (2013年1月14日). “Good line for bodice ripper” (英語). The Sydney Morning Herald. 2021年1月11日閲覧。
外部リンク
[編集]- Hansard 1803–2005: contributions in Parliament by the Earl of Dartmouth
- pedigree of William Legge, 10th Earl of Dartmouth
- Debrett's People of Today
- European Parliament profile
- Lord Dartmouth's website
- http://www.ukipmeps.org/
グレートブリテンの爵位 | ||
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先代 ジェラルド・レッグ (第9代ダートマス伯爵) |
ダートマス伯爵 1997– |
次代 受爵中 爵位の推定相続人 ルパート・レッグ閣下 |