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ウィリアム・マリンズ (第2代ヴェントリー男爵)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

第2代ヴェントリー男爵ウィリアム・タウンゼンド・マリンズ英語: William Townshend Mullins, 2nd Baron Ventry1761年9月25日1827年10月5日)は、アイルランド王国出身の政治家、貴族。1800年2月から8月までアイルランド庶民院議員を務めた[1]

生涯

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初代ヴェントリー男爵トマス・マリンズとエリザベス・ガン(Elizabeth Gunn、1823年1月16日没、タウンゼンド・ガンの娘)の息子として、1761年9月25日に生まれた[2]

1800年2月から8月までディングル選挙区英語版の代表としてアイルランド庶民院議員を務めた[1]

1824年1月11日に父が死去すると、ヴェントリー男爵位を継承した[2]

1827年10月5日にブローニュ=シュル=メール近郊のシャトー・ド・ラ・コッシュリー(Chateau de la Cocherie)で死去、弟タウンゼンドの息子トマス・タウンゼンド・アレンバーグ英語版が爵位を継承した[2]

家族

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1784年7月12日、サラ・アン・ファルキナー(Sarah Anne Falkiner、1788年11月没、初代準男爵サー・リグス・ファルキナー英語版の娘)と結婚[2]、2女をもうけた[3][4]

  • アンナ(1840年までに没) - 1811年2月9日、リチャード・オーペン・タウンゼンド(Richard Orpen Townsend、リチャード・オーペン・タウンゼンドの息子)と結婚
  • エリザベス(1820年没) - 1810年12月17日、ニコラス・デ・ラ・シェロイス・クロンメリン(Nicholas de la Cherois Crommelin)と結婚、子供あり

1790年5月12日にフランシス・エリザベス・セージ(Frances Elizabeth Sage、アイザック・セージの娘)と再婚したが、1796年3月の議会立法を経て離婚した[2][3][4]

1797年9月10日、クララ・ジョーンズ(Clara Jones、1837年1月17日没、ベンジャミン・ジョーンズの娘)と再婚[2]、1男をもうけた[3][4]

  • トマス(1798年8月21日 – 1817年5月31日) - 生涯未婚

出典

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  1. ^ a b "Biographies of Members of the Irish Parliament 1692-1800". Ulster Historical Foundation (英語). 2020年12月18日閲覧
  2. ^ a b c d e f Cokayne, George Edward, ed. (1898). Complete peerage of England, Scotland, Ireland, Great Britain and the United Kingdom, extant, extinct or dormant (U to Z, appendix, corrigenda, occurrences after 1 January 1898, and general index to notes, &c.) (英語). Vol. 8 (1st ed.). London: George Bell & Sons. p. 23.
  3. ^ a b c Collen, George William, ed. (1840). Debrett's Peerage of Great Britain and Ireland (英語). London: William Pickering. pp. 739–740.
  4. ^ a b c "Ventry, Baron (I, 1800)". Cracroft's Peerage (英語). 16 February 2012. 2020年12月18日閲覧
アイルランド議会
先代
ロッジ・エヴァンス・モレス
ウィリアム・トマス・モンセル
庶民院議員(ディングル選挙区英語版選出)
1800年
同職:ロッジ・エヴァンス・モレス
選挙区廃止
アイルランドの爵位
先代
トマス・マリンズ
ヴェントリー男爵
1824年 – 1827年
次代
トマス・マリンズ英語版