ウィリアム・スクール
基本情報 | |
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本名 |
ウィリアム・スクール・イェロ (William Scull Yero) |
通称 | El Indomable (不屈) |
階級 | スーパーミドル級 |
身長 | 182cm |
国籍 | キューバ |
誕生日 | 1992年6月6日(32歳) |
出身地 | マタンサス |
スタイル | オーソドックス |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 23 |
勝ち | 23 |
KO勝ち | 9 |
敗け | 0 |
ウィリアム・スクール(William Scull、1992年6月6日 - )は、キューバのプロボクサー。マタンサス出身。現IBF世界スーパーミドル級王者。
来歴
[編集]アルゼンチン拠点時
[編集]2016年11月11日、プロデビュー戦を行い1回KO勝ち。
2019年7月20日、フスティニアノ・ポセのコンプレホ・デポルティボ・テニエンテ・オリゴーネでセバスチャン・ホラシオ・パペスキと南米大陸スーパーミドル級王座決定戦を行い、6回2分50秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した。
アルゴ・スポーツに移籍
[編集]2021年2月27日、シャルロッテンブルクのアルゴ・スポーツの本部兼ボクシング競技場であるアルゴ・スポーツパークでヒノ・カンターズとIBOインターナショナルスーパーミドル級王座決定戦を行い、12回3-0の判定勝ちを収め王座獲得に成功した[1]。
2021年11月26日、シャルロッテンブルクのアルゴ・スポーツパークでデネブ・ディアスとIBFラテンアメリカスーパーミドル級王座決定戦を行い、2回1分12秒KO勝ちを収め王座獲得に成功した[2]。
2022年7月2日、エルディングのシュタットベルケ・アリーナでエフゲニー・シュベデンコとIBF世界スーパーミドル級挑戦者決定戦を行い、12回3-0の判定勝ちを収めサウル・アルバレスへの挑戦権を獲得した[3]。
2024年5月4日、ラスベガスのT-モバイル・アリーナにてサウル・アルバレス 対 ハイメ・ムンギア戦の前座でショーン・ヘンフィルと対戦し、8回3-0の判定勝ちを収めた[4]。
2024年7月26日、IBF世界スーパーミドル級王者サウル・アルバレスとエドガー・ベルランガの試合が内定したことで、IBFはIBF世界スーパーミドル級1位のスクールとの指名試合にアルバレスが応じないと判断し、アルバレスのIBF世界スーパーミドル級王座を剥奪した[5][6]。これに伴い、IBFはスクールとIBF世界スーパーミドル級2位のウラジミール・シシュキンにIBF世界スーパーミドル級王座決定戦を行うよう指令した[7]。
2024年10月19日、ベルリン郊外ファルケンセのシュタンツァーレでIBF世界スーパーミドル級2位のウラジミール・シシュキンとIBF世界スーパーミドル級王座決定戦を行い、12回3-0(116-113、116-112、115-113)の判定勝ちを収め王座獲得に成功した[8]。
戦績
[編集]- プロボクシング:23戦 23勝(9KO)無敗
戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
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1 | 2016年11月11日 | ☆ | 1R 2:58 | KO | ガストン・ダリオ・アバロス | アルゼンチン | プロデビュー戦 |
2 | 2017年1月28日 | ☆ | 4R | KO | ビクトル・ウーゴ・エクスネル | アルゼンチン | |
3 | 2017年2月18日 | ☆ | 6R | 判定3-0 | グスタボ・レネ・ベニテス | パラグアイ | |
4 | 2017年4月8日 | ☆ | 6R | 判定3-0 | カルロス・ダンテ・モヤノ | アルゼンチン | |
5 | 2017年7月1日 | ☆ | 6R | 判定3-0 | エミリアーノ・ヘルマン・ビバス | アルゼンチン | |
6 | 2017年12月22日 | ☆ | 8R | 判定3-0 | クリスチャン・ファビアン・リオス | アルゼンチン | |
7 | 2018年2月3日 | ☆ | 4R | TKO | ミゲル・エドゥアルド・ゴロシト | アルゼンチン | |
8 | 2018年5月19日 | ☆ | 6R | 判定3-0 | マルティン・フィデル・リオス | アルゼンチン | |
9 | 2018年8月25日 | ☆ | 5R | KO | ホセ・ルイス・ヤナ | アルゼンチン | |
10 | 2018年11月10日 | ☆ | 2R 0:23 | KO | イワン・サキッチ | ボスニア・ヘルツェゴビナ | |
11 | 2019年3月15日 | ☆ | 8R | 判定3-0 | バシリオ・シルバ | ドミニカ共和国 | |
12 | 2019年6月15日 | ☆ | 8R | 判定3-0 | ロマン・シュカルパ | ウクライナ | |
13 | 2019年7月20日 | ☆ | 6R 2:50 | TKO | セバスチャン・ホラシオ・パペスキ | アルゼンチン | 南米大陸スーパーミドル級王座決定戦 |
14 | 2019年9月21日 | ☆ | 8R | 判定3-0 | シアリェイ・ハミツキー | ベラルーシ | |
15 | 2020年8月28日 | ☆ | 4R 1:15 | TKO | マティアス・エクルンド | フィンランド | |
16 | 2021年2月27日 | ☆ | 12R | 判定3-0 | ヒノ・カンターズ | オランダ | IBOインターナショナルスーパーミドル級王座決定戦 |
17 | 2021年5月28日 | ☆ | 2R 0:42 | KO | ドラガン・レペイ | イタリア | IBOインターナショナル防衛1 |
18 | 2021年11月26日 | ☆ | 2R 1:12 | KO | デネブ・ディアス | コロンビア | IBFラテンアメリカスーパーミドル級王座決定戦 |
19 | 2022年7月2日 | ☆ | 12R | 判定3-0 | エフゲニー・シュベデンコ | ロシア | IBF世界スーパーミドル級挑戦者決定戦 |
20 | 2022年11月12日 | ☆ | 8R | 判定3-0 | アベル・ニコラス・アドリエル | アルゼンチン | |
21 | 2023年10月7日 | ☆ | 6R | 判定3-0 | クリスチャン・ファビアン・リオス | アルゼンチン | |
22 | 2024年5月4日 | ☆ | 8R | 判定3-0 | ショーン・ヘンフィル | アメリカ合衆国 | |
23 | 2024年10月19日 | ☆ | 12R | 判定3-0 | ウラジミール・シシュキン | ロシア | IBF世界スーパーミドル級王座決定戦 |
テンプレート |
獲得タイトル
[編集]脚注
[編集]- ^ William Scull vs. Gino Kanters, AGON Fight Night | Boxing Bout TAPOLOGY
- ^ William Scull vs. Deneb Diaz, AGON BoxGala | Boxing Bout TAPOLOGY
- ^ William Scull Boxes Past Evgeny Shvedenko in IBF Eliminator, Jack Culcay Wins Boxing Scene 2022年7月3日
- ^ William Scull vs. Sean Hemphill TAPOLOGY
- ^ “Canelo Alvarez stripped of IBF title after agreeing to fight Edgar Berlanga”. Boxing Scene.com (2024年7月26日). 2024年8月14日閲覧。
- ^ カネロはベルランガと防衛戦決定 9.14ラスベガス IBF王座はく奪される Boxing News(ボクシングニュース)2024年7月27日
- ^ WILLIAM SCULL-VLADIMIR SHISHKIN 168-POUND TITLE FIGHT ORDERED BY IBF リングマガジン 2024年8月5日
- ^ Scull wins IBF super middleweight title Fightnews.com 2024年10月19日
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- ウィリアム・スクール (@scullwilliam) - Instagram
- ウィリアム・スクールの戦績 - BoxRec
空位 前タイトル保持者 サウル・アルバレス |
IBF世界スーパーミドル級王者 2024年10月19日 - 現在 |
次王者 N/A |