ウィニング・パス
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ウィニング・パスは2004年日本で公開された映画作品。松山ケンイチの映画初主演作品。
あらすじ
[編集]高校生の健太はある晩、バイクを走らせていて事故を起こしてしまう。一命はとりとめたものの、脊髄損傷のため半身不随になってしまう。自分の状況が受け入れられず、親友や恋人も拒絶。死まで考える健太。しかし家族の愛情や友人に支えられ、やがて健太は退院し社会復帰を果たすが、そこにも問題がヤマ積みだった。そんな中、入院中に出会った男性に車椅子バスケットボールのチームに誘われる。健太は次第にその魅力に取りつかれ猛練習を始めるのだった。
実在のモデル
[編集]主人公の小林健太のモデルとなったのは、車椅子バスケットボール選手の神村浩平氏。神村氏は主人公の健太と同様に、高校生の時にバイク事故で脊髄損傷により車椅子生活となった。その後東京都内の車椅子バスケットボールチーム「ノーエクスキューズ」に所属、アメリカへの車椅子バスケ留学を経て、現在は社会起業家として活動している。
キャスト
[編集]- 松山ケンイチ (小林健太)
- 堀北真希(小林舞/主人公の妹)
- 角替和枝(小林智子/主人公の母親)
- 矢崎滋(小林正/主人公の父親)
- 佐藤めぐみ (太田香織/主人公の恋人)
- 若葉要 ワカバカナメ(松谷の妻)
- 三浦誠己 (佐藤誠/車イスバスケットボールチームメンバー)
- 夏原遼(白石裕一/主人公のリハビリ担当医師)
- ベンガル(坂田一郎/主人公の友人)
- 寺島進(バスケ部監督)
- 石井めぐみ (水越真由美/主人公が通う学校の担任教師)
- 柄本明(うどん屋店主)
- 加藤剛(林医師/主人公の担当医師)
主なスタッフ
[編集]- 監督:中田新一
- エグゼクティブ・プロデューサー:中橋真紀人
- プロデューサー:佐々木文夫、中田新一
- 音楽:千住明
- 主題歌:高橋洋子「僕はひとりじゃない」(作詞:鮎川めぐみ、作編曲:千住明)
- 脚本:矢城潤一、原田哲平
- 製作:「ウィニング・パス」製作委員会(イメージ・サテライト、サクセスロード)
- 配給:九州シネママルチ
ロケ地
[編集]- 九州労災病院
- 社会福祉法人 太陽の家
- 福岡県立戸畑高等学校
- 医療法人社団 豊和会 豊前病院