ウィア・サクラ
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ウィア・サクラ(ラテン語: Via Sacra、聖なる道の意)は、古代ローマ市の大通りで、カンピドリオの丘の頂上からフォロ・ロマーノの宗教上重要な場所を通り、コロッセオまで続いた道である。
伝統的に、凱旋式のルートとされていた。
紀元前5世紀には、ウィア・サクラは雨からの保護のための上部構造を持っていた。その後に舗装がなされ、ネロの治世には通り沿いにコロンナが建設された。
ウィア・サクラはローマの歴史上、厳粛な宗教祭事や凱旋式、日常的な雑事のためにバシリカヘ向う群集など、多くの事柄の現場となった。多くの娼婦が客引きに並んだ場所でもある。
出典
[編集]- L. Richardson, jr. A New Topographical Dictionary of Ancient Rome: Sacra Via