イー (フィンランド)
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イー Ii / Ijo | |||
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カントリーサイン | |||
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位置 | |||
イーの位置 | |||
座標 : 北緯65度19分00秒 東経25度22分20秒 / 北緯65.31667度 東経25.37222度 | |||
行政 | |||
国 | フィンランド | ||
県 | 北ポフヤンマー県 | ||
郡 | オウルンカーリ郡 | ||
町 | イー | ||
地理 | |||
面積 | |||
町域 | 2872.44 km2 | ||
陸上 | 1552.54 km2 | ||
水面 | 1256.69 km2 | ||
人口 | |||
人口 | (2021年12月31日現在) | ||
町域 | 9912人 | ||
人口密度 | 6.38人/km2 | ||
その他 | |||
等時帯 | EST (UTC+2) | ||
夏時間 | EDT (UTC+3) | ||
公式ウェブサイト : https://www.ii.fi |
イー(フィンランド語: Ii、スウェーデン語: Ijo) は、フィンランド北ポフヤンマー県に位置する地方自治体である。オウルンカーリ郡に属する。
フィンランドの中では夏期の別荘地として知られている。また、フィンランドで最も短い地名であり、世界中でも短い地名のひとつに数えられる。イリ=イー、シモ、ハウキプダス、プダスヤルヴィ、ラヌアの各自治体と隣接している。 2007年にクイヴァニエミを吸収合併した。
地名の由来
[編集]サーミ語で「夜舟」を意味する、フィンランド語で「夜」を表す「Yö」がなまったものであるなど多数の説が存在する。[1]
歴史
[編集]イーには1300年代からすでに活発な市場町が形成されていたという。1400年代から1860年代のイーは、周辺の市町村を含めた大イーの中心部であった。1300年代には教会が建設され、1442年には教区が設立された。[1]
フィンランドで3番目に早く設立され、1783年から1885年にかけて稼動し、スカンジナビア最大級の生産高を上げていたニュビュン・ガラス工場がオルハヴァ地区に現存する。
地区
[編集]アラランタ、アセマンキュラ、ハルットゥラ、イーンハミナ、イッリンサーリ、ヨキキュラ、コニ、クイヴァニエミ、ライタカリ、ルオラ゠アーヴァ、メリライセンペラ、ミュッリュカンガス、ニュビュ、オイヤルヴィ、オヤキュラ(エテラ゠イーナ)、オルハヴァ、パーソンペラ、ポホヨイス゠イー、ソロセンペラ、ヴァトゥンキ、ヴオルノス、ヴァリ゠オルハヴァ、ユリ゠オルハヴァ、ユリランタ、パハカコスキ(包領)
イベント
[編集]- 「IIK!! ―ホラー映画祭」が毎年、ハロウィーン前後(10月末から11月初め)に行われる。2002年から開催されており、期間中は古い長編ホラー映画 (無声映画も含む)の上映や、短編ホラー映画のコンペが行われる。毎年1100人前後の熱狂的なホラーファンが集う。ちなみに「IIK!!」とはフィンランド語の擬音で「ギャーッ!!」の意味。
- 2006年からは「Ii-tunes」という音楽祭も開催されている。
- 2017年8月に放送された日本テレビ系列の番組「世界の果てまで イッテQ!」内の企画で宮川大輔がこの地で行われている材木祭(丸太の上に乗って激流を漕ぐ祭り)に参加した[2]。
同名地名
[編集]日本にも同じアルファベット綴りの飯井(いい)地区、飯井駅が山口県萩市に存在する。
参照文献
[編集]- ^ a b Hyyryläinen, Toivo (2006): Kahden kirjaimen pitäjä, Iin perinnekirja. Saarijärven Offset
- ^ お祭り男・宮川大輔、フィンランド伝統の激流下りで転倒…「生きてた」, スポーツ報知, 閲覧日:2017/08/22