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イートワン・ムーア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
イートワン・モーア
E'Twaun Moore
パデュー大学時代のモーア (2008年)
引退
ポジション SG
基本情報
愛称 Smooge
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1989-02-25) 1989年2月25日(35歳)
出身地 インディアナ州の旗 インディアナ州イーストシカゴ
身長(現役時) 191cm (6 ft 3 in)
体重(現役時) 87kg (192 lb)
ウィングスパン(現役時) 198cm  (6 ft 6 in)
キャリア情報
高校 セントラル高等学校英語版
大学 パデュー大学 (2007-2011)
NBAドラフト 2011年 / 2巡目 / 全体55位[1]
プロ選手期間 2011年–現在
経歴
2011パラカネストロ・トレヴィーゾ
2011–2012ボストン・セルティックス
20122014オーランド・マジック
20142016シカゴ・ブルズ
20162020ニューオーリンズ・ペリカンズ
20202021フェニックス・サンズ
受賞歴
Stats ウィキデータを編集 Basketball-Reference.com
Stats ウィキデータを編集 NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten

イートワン・ドンテ・ムーアE'Twaun Donte Moore 1989年2月25日 - )は、アメリカ合衆国インディアナ州イーストシカゴ出身の元プロバスケットボール選手。ポジションは主にシューティングガード

経歴

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インディアナ州の高校時代の2007年に、同州の "Mr.バスケットボール" に選出されたモーアは、大学進学の際に、地元のインディアナ大学をはじめ、イリノイ大学アイオワ大学マイアミ大学テネシー大学バージニア工科大学といった有力校からのリクルートを受ける中、ムーアはパデュー大学に進学。同大学の主力選手として4年間在学した後、2011年のNBAドラフトボストン・セルティックスから55位で指名された[1]

モーアがNBA入りした2011-12シーズンは、NBAロックアウトが敢行されていたこともあり、ムーアはイタリアでプロデビューし、ロックアウト終了後にNBAデビュー。しかし、ルーキーシーズンはレイ・アレンエイブリー・ブラッドリーレイジョン・ロンドといった強力ガード陣から出場時間を奪うことが出来ず、38試合の出場に止まり、シーズン終了後にコートニー・リーサイン・アンド・トレードによるポートランド・トレイルブレイザーズヒューストン・ロケッツを交えた三角トレードで、大学時代のチームメイトのジャジュアン・ジョンソン英語版と共にロケッツに放出され、ジョンソンと共に解雇された[2][3]

2012年9月6日、オーランド・マジックと2年契約を結んだ[4]

2014年9月18日、シカゴ・ブルズと2年契約を締結[5]。2015年3月5日のオクラホマシティ・サンダー戦では、デリック・ローズジミー・バトラータージ・ギブソンといった主力選手が欠場する中、モーアは自己最多の19得点を記録するなど奮闘し、第4クォーター残り2.1秒の場面から、決勝の3ポイントシュートを決めた[6]

2016年2月3日のサクラメント・キングス戦は、自己最高の24得点を記録した[7]

2016年7月1日、ニューオーリンズ・ペリカンズと契約した[8]。2018年4月4日に行われたメンフィス・グリズリーズ戦で30得点を記録、試合はペリカンズが123-95で勝利した[9]

2020年11月30日、フェニックス・サンズと契約した[10]

2021年9月8日にオーランド・マジックと契約したが[11]、2022年2月10日に行われたボル・ボルとのトレードに伴い、1試合も出場せず解雇された[12]

個人成績

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略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック  PPG  平均得点  太字  キャリアハイ

NBA

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レギュラーシーズン

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シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2011–12 BOS 38 0 8.7 .387 .378 1.000 .9 .9 .3 .1 2.9
2012–13 ORL 75 21 22.4 .396 .340 .797 2.2 2.7 .7 .3 7.8
2013–14 ORL 79 3 19.1 .428 .354 .765 1.7 1.4 .8 .2 6.3
2014–15 CHI 56 0 9.0 .446 .342 .600 .8 .6 .4 .1 2.7
2015–16 CHI 59 22 21.4 .481 .452 .629 2.3 1.7 .6 .3 7.5
2016–17 NOP 73 22 24.9 .457 .370 .770 2.1 2.2 .7 .4 9.6
2017–18 NOP 82 80 31.5 .508 .425 .706 2.9 2.3 1.0 .1 12.5
2018–19 NOP 53 36 27.6 .481 .432 .763 2.4 1.9 .8 .2 11.9
2019–20 NOP 56 6 18.2 .426 .377 .689 2.3 1.4 .6 .2 8.3
2020–21 PHO 27 1 14.4 .455 .314 .857 1.7 1.5 .6 .2 4.9
通算 598 191 21.0 .455 .388 .742 2.0 1.8 .7 .2 7.9

プレーオフ

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シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2012 BOS 9 0 2.3 .250 .000 .500 .3 .3 .0 .1 .6
2015 CHI 3 0 3.0 .333 1.000 1.0 .0 .7 .0 1.7
2018 NOP 9 9 31.6 .466 .360 .688 2.6 1.7 .7 .1 11.3
2021 PHO 7 0 6.6 .444 .200 1.4 1.3 .1 .0 2.4
通算 28 9 12.9 .442 .333 .667 1.4 1.0 .3 .1 4.6

脚注

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外部リンク

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