EAT LEAD マット・ハザードの逆襲
ジャンル | サードパーソン・シューティングゲーム |
---|---|
対応機種 | プレイステーション3、Xbox 360 |
開発元 | ヴィシャス・サイクル・ソフトウェア |
発売元 | ディースリー・パブリッシャー |
人数 | 1人 |
メディア | Blu-ray Disc、DVD |
発売日 |
北米:2009年2月26日 2009年3月6日 2009年4月26日 2010年2月18日 |
対象年齢 |
CERO:C(15才以上対象) ESRB:T 購入制限あり PEGI:16+ |
エンジン | ヴィシャスエンジン |
『EAT LEAD マット・ハザードの逆襲』(イートレッド - :英題 Eat Lead: The Return of Matt Hazard)は、ディースリー・パブリッシャーより発売されたサードパーソン・シューティングゲーム(TPS)。制作はヴィシャス・サイクル・ソフトウェア。対応機種はプレイステーション3とXbox 360。 日本では2010年2月18日に発売された。
概要
[編集]本作はパロディあふれたTPSとして制作されている。TPSとしては、物陰に隠れて撃つ、特殊ゲージを消費し2種類の特殊な弾丸撃てるといった一般的なものであるが、難易度はやや高めである。
本作を語る上で注目されるのが、仕込みに仕込みこまれたパロディの数々である。マットが出演したとされる架空のゲームは、実際に発売されたビデオゲームのパロディであったり、ゲームのシステムや仕様、業界事情についてメタ的な発言をしたり、実際に登場している有名なビデオゲームのキャラをモチーフにしたパロディキャラが登場したりと様々である。
本作の日本語版の翻訳は冲方丁が担当、音声演出は西村智博が担当しており、公式サイトの触れ込み通り単なるローカライズにしていないところも特徴である。翻訳時、パロディ元となったソフトの知名度の違いから、名前を変更したものもいくつか存在する。なお、本作を紹介する日本語版PVはD3パブリッシャーから発売されたゲームをパロディに取り入れている。
あらすじ
[編集]この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
1980年代のゲーム業界に突如として現れた、(元)大人気ゲームヒーローがいた。その名は「マット・ハザード」。彼の登場するアクションシューティングゲームやTPSは、発売されるたびに度々話題になり、発売元の「マラソンソフトウェア」の株も大きく持ち上がった。
しかし、ある1つの「超地雷的クソゲーレベルのレースゲーム」という、異種ジャンルへ進出したゲームの発売を機に大きく人気が下降する。また、新たなゲームヒーローの登場により彼の威光も薄くなり、次第にゲーム業界から遠ざかっていった…。
データの片隅でこもっていたマットに一つのチャンスが訪れる。発売元のマラソンソフトウェアが買収され、「マラソンメガソフト」と名前を変えた会社から、新作ゲーム主役出演のオファーが来たのだ。マットは喜んで受諾し、舞台へ行くが、これはマラソンメガソフトの仕掛けた罠であった。
マットは、データごと抹殺しようとする刺客をはねのけ、返り討ちにすることができるのか!?
登場人物
[編集]- マット・ハザード
- 声:小山力也
- QA
- 声:名塚佳織
- マットをゲームの外から助ける美女。
- マスター・シェフ
- 声:阪口周平
- マットの戦友。
- ウォレス・ウォーリー・ウェルズリーIII世
- 声:中川慶一
- マラソンメガソフト社の新しい社長。
- スティング・スナイパースコープ
- 声:梁田清之
- ウォレスがマット抹殺の為にプログラムした刺客。
- なお、ネタ元はアーノルド・シュワルツェネッガーである。
- スーパーカルロ
- 声:御園行洋
- ビル・ザ・ウィザード
- 声:間宮康弘
- 木を背負ったような姿をしている魔法使い。レベルは750と高いが、拳銃相手に苦戦していたところをマットに救われる。
- ニュートロノフ将軍
- 声:拓磨
- アルトス・トラトス・クモーリ・アメモヨウ
- 声:なし
- RPG『Penultimate Illusion XXXVII(最後から二番目の幻想37)』のキャラクターで、イケメンの剣士。ウインドウのテキスト送りで喋るため声はない。コマンド選択で攻撃してくる。
- 英語版での名前でもある前半の「アルトス・トラトス (Altos Tratus)」はつなげるとaltostratus(高層雲)となり、後半の「クモーリ(曇り)」「アメモヨウ(雨模様)」と共にすべて天気を意識した名前になっている。