インドネシア鉄道CC201形ディーゼル機関車
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インドネシア鉄道 CC201形ディーゼル機関車 | |
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CC201 69号機 (復刻塗装) | |
基本情報 | |
製造所 | ゼネラル・エレクトリック |
型名 | U18C |
製造年 | 1977年 - 1992年 |
主要諸元 | |
軸配置 | Co'Co' |
軌間 | 1,067 mm (3 ft 6 in) |
全長 | 15,214 mm (599.0 in) |
車体長 | 14,134 mm (556.5 in) |
車体幅 | 2,642 mm (104.0 in) |
高さ |
3,636 mm (143.1 in) 連結器高さ : 770 mm (30 in) |
空車重量 | 78メトリックトン (77ロングトン; 86ショートトン) |
運転整備重量 | 84メトリックトン (83ロングトン; 93ショートトン) |
台車中心間距離 | 7,680 mm (302 in) |
固定軸距 | 3,304 mm (130.1 in) |
車輪径 | 914 mm (36.0 in) |
燃料搭載量 | 3,068 L (675 imp gal; 810 US gal) |
動力伝達方式 | 電気式 |
機関 | GE-7FDL8 |
発電機 |
GT 581 6台 (出力 : 1,825 hp (1,361 kW)) |
主電動機 |
直流電動機 ゼネラル・エレクトリック GE 761 6台 |
歯車比 | 90:21 |
制動装置 |
自動空気ブレーキ 発電ブレーキ 留置ブレーキ 空気圧縮機 : Gardner Denver WBO |
最高速度 | 120 km/h (1,300 in/s) |
出力 | 1,950 hp (1,450 kW) |
引張力 | 17,640 kgf (173,000 N; 38,900 lbf) |
CC201形ディーゼル機関車は、インドネシアのディーゼル機関車。ゼネラル・エレクトリックが製造したU18C形の、インドネシア鉄道会社における形式である。
概要
[編集]車軸配置Co'Co'の電気式ディーゼル機関車である。それはこの機関車が3軸、すなわち6輪のボギー式台車2台を有しており、各軸に1個ずつ主電動機を有していることを表している。インドネシアの6動軸のディーゼル機関車の中では先代にあたる、CC200形に比べ、重量は84 tと軽量化され、出力は1950馬力に向上された構造であり、平坦線のほか山岳を横断する路線での運用にも適合している。
1977年に最初の38両がアメリカ合衆国の工場からインドネシアに向けて輸出された。このうち、8両は船に積まれて海上を輸送中に暴風に遭遇、そのうちの3両は破損し修理を経てからの納入となった。これらの38両は好調な運用実績を残したことから、1983年から1984年にかけて増備車34両ほかを導入。このグループから、ラジエーターが小さくなった。その後も、1991年から1992年にかけて21両が増備・導入され、純粋なCC201形として導入された車両の最終的な総数は114両となった。
そのほか、1989年から2004年にかけて、車軸配置A1A'A1A'の電気式ディーゼル機関車BB203形のうち30両が修繕の際に6動軸に改造され、本形式に編入されている。
2010年から2011年にかけての修繕で、一部にCC303形およびCC304形と同様のフォグランプを設置。
合計144両のうち133両が現在も運用中である。
機関区別配置両数
[編集]- ジャティネガラ : 22両
- バンドン : 8両
- チレボン : 5両
- スマラン・ポンコル : 7両
- プルウォクルト : 19両
- ジョクジャカルタ : 14両
- シドトポ (スラバヤ) : 23両
- ジュンブル : 1両
- クルタパティ (スマトラ島パレンバン) : 15両
- タンジュンカラン (スマトラ島ランプン州) : 12両