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イントゥ・グローリー・ライド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『イントゥ・グローリー・ライド』
マノウォースタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ヘヴィメタルパワーメタル
時間
レーベル アメリカ合衆国の旗メガフォース・レコード
イギリスの旗ミュージック・フォー・ネイションズ
ゲフィン・レコード(リイシュー)
プロデュース マノウォー、ジョン・マティアス
専門評論家によるレビュー
マノウォー アルバム 年表
バトル・ヒムズ
(1982年)
イントゥ・グローリー・ライド
(1983年)
ヘイル・トゥ・イングランド
(1984年)
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イントゥ・グローリー・ライド [注釈 1]』(Into Glory Ride)は、アメリカ合衆国ヘヴィメタルバンドマノウォー1983年に発表した2作目のスタジオ・アルバム

背景

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オリジナル・ドラマーのドニー・ヘムズィクの脱退に伴い、本作よりスコット・コロンバス英語版がドラムスを担当した[2]。バンドは前作『バトル・ヒムズ』を発売したEMIアメリカとの契約を解除された後、メガフォース・レコードへ移籍し、同社との契約書はメンバーの血で署名された[3]

評価

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スティーヴ・ヒューイはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「メロディが強調された『バトル・ヒムズ』から、極めてヘヴィな『ヘイル・トゥ・イングランド』へ至る過渡期のアルバム」と評している[1]。Dom Lawsonは2016年、loudersond.comの企画「マノウォーの最もマノウォー的な10曲」において、本作からの「グローヴス・オブ・メタル」を4位に挙げた[4]

収録曲

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特記なき楽曲はジョーイ・ディマイオ作。

  1. ウォーロード "Warlord" – 4:15
  2. シークレット・オブ・スティール "Secret of Steel" (Joey DeMaio, Ross the Boss) – 5:50
  3. グローヴス・オブ・メタル "Gloves of Metal" (J. DeMaio, R. the Boss) – 5:25
  4. ゲイツ・オブ・ヴァルハラ "Gates of Valhalla" – 7:12
  5. ヘイトレッド "Hatred" – 7:42
  6. レヴェレーション "Revelation (Death's Angel)" – 6:31
  7. マーチ・フォー・リヴェンジ "March for Revenge (By the Soldiers of Death)" – 8:31

カヴァー

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「グローヴス・オブ・メタル」は、アナル・カントのアルバム『嫌われ者にゃワケがある』(1996年)において、フィル・アンセルモをゲスト・ボーカリストに迎えてカヴァーされた[5]

参加ミュージシャン

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脚注

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注釈

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  1. ^ 1993年再発CD (MVCG-141)の帯に準拠。日本初回盤LP (K28P-409)では『地獄の復讐』という邦題が付いていた。

出典

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  1. ^ a b Huey, Steve. “Into Glory Ride - Manowar - Album”. AllMusic. 2024年12月30日閲覧。
  2. ^ Monger, James Christopher. “Manowar Songs, Albums, Reviews & More”. AllMusic. 2024年12月30日閲覧。
  3. ^ Dome, Malcolm (2024年6月29日). “"Look at the scene in Los Angeles. How on earth can you call any of those bands heavy metal?": how Manowar delivered death to false metal with Hail To England”. loudersound.com. 2024年12月30日閲覧。
  4. ^ Lawson, Dom (2016年8月11日). “The 10 most Manowar Manowar songs ever”. loudersound.com. Future plc. 2024年12月30日閲覧。
  5. ^ Torreano, Bradley. “40 More Reasons to Hate Us - A.C., Anal Cunt - Album”. AllMusic. 2024年12月30日閲覧。

外部リンク

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