インディアンリバー郡 (フロリダ州)
フロリダ州インディアンリバー郡 | ||
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設立 | 1925年5月30日 | |
郡庁所在地 | ベロビーチ | |
最大の都市 | セバスチャン | |
面積 - 総面積 - 陸 - 水 |
1,598 km2 (616.92 mi2) 1,303 km2 (503.23 mi2) 294 km2 (113.69 mi2), 18.43% | |
人口 - (2020年) - 密度 |
159,788人 | |
標準時 | 東部: UTC-5/-4 | |
ウェブサイト | www |
インディアンリバー郡(インディアンリバーぐん、英: Indian River County)は、アメリカ合衆国フロリダ州のフロリダ半島南部トレジャー海岸に位置する郡である。人口は15万9788人(2020年)[1]。郡庁所在地はベロビーチであり、同郡で人口最大の都市はセバスチャンである。
インディアンリバー郡はその全体でセバスチャン・ベロビーチ大都市圏を構成している。一人当たり収入では州内第6位、全国でもトップ100に入る郡である。
歴史
[編集]インディアンリバー郡となった地域は1821年までスペイン領東フロリダに属していた。1822年にセントジョンズ郡の一部となり、1824年にはモスキート郡(現在のオレンジ郡)に属し、1844年にモスキート郡の一部がセントルシア郡となった。1855年セントルシア郡はブレバード郡と改名された。1905年、ブレバード郡南部からセントルーシー郡が作られ、1925年、セントルーシー郡北部からインディアンリバー郡が設立された[2]。郡名は郡東部の海岸に並ぶインディアンリバー・ラグーンから採られた。
郡政府
[編集]インディアンリバー郡は5人の委員からなる郡政委員会によって統治されている。
地理
[編集]アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、郡域全面積は616.92平方マイル (1,597.8 km2)であり、このうち陸地503.23平方マイル (1,303.4 km2)、水域は113.69平方マイル (294.5 km2)で水域率は18.43%である[3]。
交通
[編集]バス輸送
[編集]ゴーライン(元インディアンリバー交通)がインディアンリバー郡の主要公共輸送手段である。この企画は自動車の代替手段として1994年に導入された。2000年代半ば、人口が増えてきたためにベアフット湾からベロビーチ市の南端まで幾つかの定期路線を計画してきた。2006年、トレジャー海岸を通る経路で多くの停留所を導入した。2010年までに14停留所ができ、さらに3、4か所が計画されている。このバスの料金は無料であるが、寄付が奨励されている。ウィークデイの午前8時から午後5時まで、土曜日は午前9時から午後3時まで運行されている。幾つかの経路では時間延長もある[4][5]。
鉄道
[編集]ベロビーチ市にアムトラックの停車駅を設ける計画がある[6]。メルボルンとフォートピアースにも駅の構想があり、スペース海岸とトレジャー海岸を郡内と結ぶ計画である[7]。
隣接する郡
[編集]ブレバード郡 | ||||
オセオラ郡 | 大西洋 | |||
インディアンリバー郡 | ||||
オキーチョビー郡 | セントルーシー郡 |
国立保護地域
[編集]- アーチーカー国立野生生物保護区(部分)
- ペリカン島国立野生生物保護区
人口動態
[編集]人口推移 | |||
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年 | 人口 | %± | |
1930 | 6,724 | — | |
1940 | 8,957 | 33.2% | |
1950 | 11,872 | 32.5% | |
1960 | 25,309 | 113.2% | |
1970 | 35,992 | 42.2% | |
1980 | 59,896 | 66.4% | |
1990 | 90,208 | 50.6% | |
2000 | 112,947 | 25.2% | |
2010 | 138,028 | 22.2% | |
2020 | 159,788 | 15.8% | |
[8][9] |
以下は2000年の国勢調査による人口統計データである。
基礎データ
人種別人口構成
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年齢別人口構成
世帯と家族(対世帯数)
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収入[編集]収入と家計 |
都市と町
[編集]法人化自治体
[編集]未編入の町
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経済
[編集]郡内には航空機メーカーのパイパー・エアクラフト[10]とベロシティ・エアクラフト[11]、およびCVS物流センターがある。世界的に有名なインディアンリバー・シトラスもあり、地元で収穫した柑橘類を世界中に販売している[12]。
政治
[編集]年 | 共和党 | 民主党 | その他 |
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2008年 | 56.7% | 42.0% | 1.3% |
2004年 | 60.2% | 39.0% | 0.8% |
2000年 | 57.7% | 39.8% | 2.5% |
教育
[編集]インディアンリバー郡の公共教育はインディアンリバー郡教育学区が管轄している。この学区を5人の委員からなる教育委員会が管理している。私立学校もグレンデール・クリスチャン学校など8校がある。
高等教育機関
[編集]- バリー大学 ベロビーチ・キャンパス
- フロリダ工科大学
- インディアンリバー州立カレッジ ミューラーセンター
- インディアンリバー州立カレッジ セバスチャン・キャンパス
- フロリダ大学
図書館
[編集]- インディアンリバー郡図書館本館、ベロビーチ市
- 北インディアンリバー郡図書館、セバスチャン市
- ブラケット図書館、インディアンリバー州立カレッジ ミューラー・キャンパス内
脚注
[編集]- ^ “Quickfacts.census.gov”. 23 September 2023閲覧。
- ^ According to the Historical Records and State Archives Surveys, published by Florida Works Progress Administration, and available in the digital historical maps of Florida section of the UF library. And the Indian River County Historian, Ruth Stanbridge
- ^ “Census 2010 U.S. Gazetteer Files: Counties”. United States Census. 2011年11月5日閲覧。
- ^ “Indian River Transit - GoLine Information”. GoLineIRT.com. 2012年12月18日閲覧。
- ^ http://www.golineirt.com/GoLineGuide.pdf
- ^ http://www.irmpo.com/Documents/Amtrak.pdf
- ^ “Home”. irmpo.com (2012年7月1日). 2012年12月18日閲覧。
- ^ http://www.census.gov/population/www/censusdata/cencounts/files/fl190090.txt
- ^ http://factfinder2.census.gov/faces/tableservices/jsf/pages/productview.xhtml?pid=DEC_10_PL_QTPL&prodType=table
- ^ [1]
- ^ [2]
- ^ “Indian River Citrus”. Indian-river.fl.us. 2012年12月18日閲覧。
外部リンク
[編集]政府関連
[編集]- Board of County Commissioners
- Constitutional Officers
特殊地区
[編集]- School District
- Multi-county Districts
司法関連
[編集]- Indian River County Clerk of Courts
- Public Defender, 19th Judicial Circuit of Florida * State Attorney, 19th Judicial Circuit of Florida
- Circuit and County Courts for the 19th Judicial Circuit of Florida