インテュイション (TNTのアルバム)
表示
『インテュイション』 | ||||
---|---|---|---|---|
TNT の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ヘヴィメタル、ハードロック | |||
時間 | ||||
レーベル | ポリグラム・レコード | |||
プロデュース | Bjørn Nessjø | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
| ||||
TNT アルバム 年表 | ||||
|
『インテュイション』(Intuition)は、ノルウェーのバンド、TNTが1989年に発表した4作目のスタジオ・アルバム。ケネス・オディイン在籍時としては唯一の作品となった。また、ジョー・リン・ターナーがバッキング・ボーカルでゲスト参加した[5]。
反響・評価
[編集]バンドの母国ノルウェーでは、先行シングル「インテュイション」がシングル・チャートの5位を記録[6]。続いて本作がリリースされると、1989年第9週のアルバム・チャートで初登場7位となり、翌週に最高3位を記録するが、最終的には前作『テル・ノー・テイルズ』(1987年)ほどの大ヒットにはならず、トップ20入りは合計6週に終わった[1]。
アメリカでは『テル・ノー・テイルズ』に続き2度目のBillboard 200入りを果たすが、バンドは本作を最後に、アメリカではヒットに恵まれなくなる[4]。
アンディ・ハインズはオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け、本作の音楽性を「いかにもヨーロッパ人らしい、徹底的にロマンティックで大仰な感覚が浸透している、引き締まったポップ・メタルと雄大なパワー・バラード」と説明し、収録曲「コート・ビトウィーン・ザ・タイガース」を「特徴的な必殺のギター・リフ」と評している[7]。
収録曲
[編集]特記なき楽曲はトニー・ハーネルとロニー・ル・テクロの共作。
- ア・ネイション・フリー - "A Nation Free (Intro)" - 1:10
- コート・ビトウィーン・ザ・タイガース - "Caught Between the Tigers" - 4:16
- トゥナイト・アイム・フォーリング - "Tonight I'm Falling" - 3:55
- エンド・オブ・ザ・ライン - "End of the Line" - 4:20
- インテュイション - "Intuition" - 4:19
- フォーエヴァー・シャイン・オン - "Forever Shine On" (Tony Harnell, Ronni Le Tekrø, Morty Black) - 4:46
- ラーン・トゥ・ラヴ - "Learn to Love" - 3:38
- オーディナリー・ラヴァー - "Ordinary Lover" - 0:53
- テイク・ミー・ダウン - "Take Me Down (Fallen Angel)" - 4:28
- ウィズダム - "Wisdom" - 5:03
カヴァー
[編集]ドラゴンランドは、「インテュイション」をアルバム『アストロノミー』(2006年)の日本盤ボーナス・トラックとして取り上げた[8]。
参加ミュージシャン
[編集]- トニー・ハーネル - ボーカル
- ロニー・ル・テクロ - ギター(all)、ボーカル(on #8)
- モーティ・ブラック - ベース、ペダル・シンセサイザー
- ケネス・オディイン - ドラムス、パーカッション
ゲスト・ミュージシャン
- ジョー・リン・ターナー - バッキング・ボーカル
- Kjetil Bjerkestrand - キーボード
脚注
[編集]- ^ a b norwegiancharts.com - TNT - Intuition
- ^ swedishcharts.com - TNT - Intuition
- ^ TNT - Intuition - hitparade.ch
- ^ a b “T.N.T. - Awards”. AllMusic. 2016年1月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年10月30日閲覧。
- ^ Intuition - TNT | Credits | AllMusic
- ^ norwegiancharts.com - TNT - Intuition - シングル・チャートに関する情報
- ^ Intuition - TNT |AllMusic - Review by Andy Hinds
- ^ ドラゴンランド / アストロノミー - CDJournal - 2015年5月3日閲覧