インテグラル立体テレビ
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微小レンズ群からなるレンズアレーを撮影・表示の双方に用いて立体感を再現する。水平7680×垂直4320画素の解像度を持つスーパーハイビジョンの応用技術として開発された。2009年時点では水平400×垂直250画素の解像度を実現している。 400×250画素の立体映像を構成する1要素画素一つ一つに数百画素分の立体映像情報を持たせ、あらゆる方向からの立体感を再現する。
研究
[編集]- 1990年後半 - 研究に着手[2]
- 1999年 - NHK技研公開にて、第1試作機を発表[2]
- 2002年 - ハイビジョン解像度の撮影素子または表示素子を縦横方向に2分の1ずらして配置することにより、4K相当の解像度を実現したカメラを適用した試作機を発表[2]
- 2007年 - 上記の技術を使い、8K相当のカメラとプロジェクターを適用した試作機を発表[2]
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ 株式会社インプレス (2017年5月23日). “2030年の実現目指す立体テレビが高精細に。スマホサイズでも裸眼3D”. AV Watch. 2019年7月6日閲覧。
- ^ a b c d 三浦雅人「インテグラル立体テレビの研究開発」(PDF)『NHK技研R&D』第158号、44-53頁、2016年8月。ISSN 0914-7535。 NAID 40020944487。 NCID AN10076505。国立国会図書館書誌ID:027621701 。2019年7月6日閲覧。