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イングリット・フリッター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
イングリット・フリッター
出生名 Ingrid Fliter
生誕 (1973-09-23) 1973年9月23日(51歳)
アルゼンチンの旗 アルゼンチン ブエノスアイレス
ジャンル クラシック
担当楽器 ピアノ
公式サイト http://www.ingridfliter.com

イングリット・フリッタースペイン語: Ingrid Fliter1973年9月23日 - )は、アルゼンチンピアニスト

経歴

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1973年アルゼンチンの首都ブエノスアイレスに生まれる。エリザベス・ウェスターカンプスペイン語版に習いピアノを始める。 11歳のときに初めてリサイタルを開き、16歳のときにテアトロ・コロンで協奏曲デビューを果たした[1]

1992年マルタ・アルゲリッチの勧めで渡欧し、フライブルク音楽大学ヴィタリー・マルグリス英語版に師事。その後、ローマカルロ・ブルーノに師事したのち、イーモラのピアノアカデミー「インコントリ・コル・マエストロ」でフランコ・スカライタリア語版ボリス・ペトルシャンスキーに師事した[1]

フリッターは、母国アルゼンチンやヨーロッパの様々なコンクールで入賞している。チッタ・ディ・カントゥ国際ピアノコンクールでは第1位、イタリアブゾーニ国際ピアノコンクールでは第4位に入賞。2000年にはワルシャワで開催されたショパン国際ピアノコンクールで銀賞を受賞した。2006年ギルモア・アーティスト賞英語版を受賞し、この賞を受賞した初めての女性となった[2][3]

現在は、夫であるクラリネット奏者のアントン・ドレスラーと、イタリアのコモ湖のほとりに住んでいる[4]

脚注

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  1. ^ a b James R. Oestreich (16 January 2006). “Stealth Benefactors Find Their Mark”. The New York Times. https://www.nytimes.com/2006/01/16/arts/music/16ingr.html 2008年2月29日閲覧。 
  2. ^ Charlotte Smith (25 January 2006). “Ingrid Fliter named 2006 Gilmore Artist”. Gramophone. オリジナルの25 October 2007時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20071025023413/http://www.gramophone.co.uk/newsMainTemplate.asp?storyID=2525&newssectionID=1 2007年11月13日閲覧。 
  3. ^ Anthony Tommasini (23 March 2007). “A Pianist Displays the Form of a Winner”. The New York Times. https://www.nytimes.com/2007/03/23/arts/music/23ingri.html 2008年2月29日閲覧。 
  4. ^ Duchen, Jessica (July 18, 2014). “She's queen of the Proms”. The Jewish Chronicle (PressReader). http://www.pressreader.com/uk/the-jewish-chronicle/20140718/281496454402502/TextView 6 September 2015閲覧。 

外部リンク

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