イマジナリー
イマジナリー | |
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Imaginary | |
監督 | ジェフ・ワドロウ |
脚本 |
ジェフ・ワドロウ グレッグ・アーブ ジェイソン・オレムランド |
製作 |
ジェフ・ワドロウ ジェイソン・ブラム |
製作総指揮 |
ディワンダ・ワイズ ライアン・テュレック |
出演者 |
ディワンダ・ワイズ トム・ペイン パイパー・ブラウン |
音楽 | ベアー・マクレアリー |
撮影 | ジェームズ・マクミラン |
編集 | ショーン・アルバートソン |
製作会社 |
ライオンズゲート ブラムハウス・プロダクションズ タワー・オブ・バブル・エンターテインメント |
配給 |
ライオンズゲート 東宝東和 |
公開 |
2024年3月8日 2024年11月8日 |
上映時間 | 104分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $13,000,000[1] |
興行収入 | $35,735,434[1] |
『イマジナリー』(原題:Imaginary)は2024年に公開されたアメリカ合衆国のホラー映画である。監督はジェフ・ワドロウ、主演はディワンダ・ワイズが務めた。
概略
[編集]ジェシカは夫(マックス)と2人の娘(アリスとテイラー)を連れ、自らが子供時代を過ごした家に引っ越してきた。アリスはテディベアを見付け、チャウンシー・ベアと名づけて一緒に遊ぶようになった。そんなある日、アリスが釘に手を打ち付けようとした。ジェシカが間一髪のところで制止したが、話を聞くに、アリスはチャウンシー・ベアとゲームをしていただけなのだという。
ジェシカはアリスを精神科医に連れて行くことにしたが、チャウンシー・ベアにまつわる怪現象は続き、ついにはアリスが失踪してしまう。アリスの行方を追う中で、ジェシカはチャウンシー・ベアの正体を知る。実は、チャウンシー・ベアはジェシカの子供時代のイマジナリーフレンドだったのである。過去にもジェシカを異空間へ引きずり込もうとしたことがあったが、その記憶はジェシカの中で抑圧されていたため、危険を察知できなかった。
チャウンシー・ベアの真の狙いは自分だった。その事実を知ったジェシカは、アリスを救うべく異空間へ乗り込む。
キャスト
[編集]- ジェシカ:ディワンダ・ワイズ
- マックス:トム・ペイン
- アリス:パイパー・ブラウン
- グロリア:ベティ・バックリー
- テイラー:テイゲン・バーンズ
- リアム:マシュー・サトー
- アラナ・ソト博士:ヴェロニカ・ファルコン
- チャウンシー・ベア:デイン・ディリーグロ
製作・音楽
[編集]2023年5月から6月にかけて、本作の主要撮影がロサンゼルスとニューオーリンズで行われた[2]。11月14日、ベアー・マクレアリーが本作で使用される楽曲を手掛けるとの報道があった[3]。2024年3月8日、本作のサウンドトラックが発売された[4]。
公開・マーケティング・興行収入
[編集]ブラムハウス・プロダクションズはユニバーサル・ピクチャーズとファーストルック契約を結んでいるが、ユニバーサルは本作の配給を見送った[5]。2023年2月、ライオンズゲートが本作の全世界配給権獲得に向けて最終交渉に臨んでいると報じられた[6]。11月17日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[7]。2024年3月8日、本作は全米3118館で封切られ、公開初週末に991万ドルを稼ぎ出し、週末興行収入ランキング初登場3位となった[8]。
なお、本作は2024年2月2日に全米公開される予定だったが[9]、後に同年3月8日に延期された。
評価
[編集]本作に対する批評家の評価は芳しいものではない。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには100件のレビューがあり、批評家支持率は24%、平均点は10点満点で4.1点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「『イマジナリー』の中核をなすコンセプトは幾ばくかの恐怖を生み出すには十分なものである。しかし、そのポテンシャルの多くは陳腐なストーリーの中で失われてしまい、世界観の構築も上手くいっていない。」となっている[10]。また、Metacriticには21件のレビューがあり、加重平均値は34/100となっている[11]。なお、本作のCinemaScoreはC+となっている[12]。
出典
[編集]- ^ a b “Imaginary (2024)”. The Numbers. 2024年5月6日閲覧。
- ^ “'Imaginary’: Release Date, Plot, Cast, and Everything We Know About the New Blumhouse Movie”. Collider (2024年3月3日). 2024年5月6日閲覧。
- ^ “Bear McCreary Scoring Jeff Wadlow’s ‘Imaginary’”. Film Music Reporter (2023年11月14日). 2024年5月6日閲覧。
- ^ “‘Imaginary’ Soundtrack Album Released”. Film Music Reporter (2024年3月7日). 2024年5月6日閲覧。
- ^ “‘Kung Fu Panda 4’ To Soar At Weekend Box Office With $50M+; ‘Dune: Part Two’ Crossing $100M Today – Preview”. Deadline.com (2024年3月6日). 2024年5月6日閲覧。
- ^ “Lionsgate Acquiring Blumhouse Thriller ‘Imaginary’ To Be Directed By Jeff Wadlow – EFM”. Deadline.com (2023年2月6日). 2024年5月6日閲覧。
- ^ “Imaginary (2024) Official Trailer – DeWanda Wise, Tom Payne, Taegen Burns”. YouTube (2023年11月17日). 2024年5月6日閲覧。
- ^ “Domestic 2024 Weekend 10/March 8-10, 2024”. Box Office Mojo. 2024年5月6日閲覧。
- ^ “Blumhouse’s ‘Imaginary’ Gets 2024 Release Date From Lionsgate”. Deadline.com (2023年5月10日). 2024年5月6日閲覧。
- ^ “Imaginary”. Rotten Tomatoes. 2024年5月6日閲覧。
- ^ “Imaginary”. Metacritic. 2024年5月6日閲覧。
- ^ “How Universal Revived DreamWorks Animation’s ‘Kung Fu Panda 4’ To $58M Opening – Monday Box Office Update”. Deadline.com (2024年3月11日). 2024年5月6日閲覧。