イプチ川
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イプチ川 | |
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ドニエプル川流域(赤丸がイプチ川,Ипуть[1]) | |
延長 | 437 km |
平均流量 |
83.4 m3/s (合流点上流109km) |
流域面積 | 10,900 km2 |
水源 | スモレンスク高地 |
水源の標高 | -- m |
河口・合流先 | ソジ川 |
流域 |
ロシア ベラルーシ |
イプチ川(イプチがわ、ベラルーシ語: Іпуць; ロシア語: Ипуть、ラテン文字転写の例:Iput)は、ベラルーシ(マヒリョウ州)に発し、ロシアのスモレンスク州・ブリャンスク州を通り、ベラルーシのホメリ州でソジ川に合流する川である。ソジ川の左支流で、ドニエプル川水系に属する。総延長は437km、流域面積は10,900km2におよぶ。
マヒリョウ州のスモレンスク高地に水源がある。ロシアに入ってスラージの町を通り、ノヴォズィプコフをかすめ、ベラルーシに入ってドブルシの町を流れ、ベラルーシ第二の都市ホメリでソジ川に合流している。主な支流はヴォロニツァ川、ウネチャ川。
11月末には凍結し、春は3月末から4月初めごろに溶け始める。
ドブルシ付近の東ポリーシャ地域に位置する氾濫原にはヨーロッパハンノキ、オークなどの樹林および草地、フェンがあり、コキジバト、ホシハジロなどの鳥類およびAgabus clypealis、オウサマゲンゴロウモドキなどの昆虫が生息しており、ラムサール条約登録地である[2]。
脚注
[編集]- ^ a b イタリック体のтは m に似た字形となる(キリル文字#字体参照)
- ^ “Iput River Floodplain | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (2016年3月24日). 2023年3月7日閲覧。