イブン・ズバイル (曖昧さ回避)
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イブン・ズバイル、イブヌッズバイル、イブン・アッズバイル、イブン・アッ=ズバイル(アラビア語: ابن الزبير, ラテン文字転写: ibn al-Zubayr)は、「ズバイルの息子」を意味するナサブ。なお「ズバイル」は人名(イスム)。歴史上よく知られている「イブン・ズバイル」としては、次の人物がいる。
- アブドゥッラー・ブン・ズバイル・ムッタリビー - d. 634, 預言者ムハンマドの叔父のズバイルの息子。アジナーダインの戦いで戦死。
- (ズバイル・ブン・アウワーム・ブン・フワイリド・アサディー(d. 656)の息子たち。)
- アブドゥッラー・ブン・ズバイル - d. 692, アスマー・ビント・アビーバクルの息子。
- ムスアブ・ブン・ズバイル - d. 691, アブドゥッラーの異母弟。
- ウルワ・ブン・ズバイル - d.713, アブドゥッラーの同母弟。ハディース伝承者として高名。
- アブドゥッラー・ブン・ズバイル・フマイディー - d. 834, シャーフィイー派法学者。メッカの聖モスクのシャイフを務めた。
- ズバイル・ブン・バッカール - d. 870, 系譜学者。ズバイル・ブン・アウワームの子孫で「イブン・ズバイル」の通称で呼ばれた。
- イブン・ズバイル・ガルナーティー - d. 1308, ابن الزبير الغرناطي, أحمد بن إبراهيم بن الزبير بن محمد بن إبراهيم بن الزبير الثقفي العاصمي الجياني الغرناطي، أبو جعفر アンダルスの高名なハディース伝承者。ハエンに生まれ、グラナダで活躍した。