イノコム
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イノコム (Inokom) は、マレーシアのコングロマリット(複合企業)であるサイム・ダービー傘下の自動車製造会社である。主な株主はサイム・ダービー(51%)、現代自動車(韓国本社が15%、現地法人が5%)、ベルジャヤ・グループ(15%)、Pesumal (M) Sdn Bhd(14%)となっている[1]。ケダ州クリムに本社と組立工場を有する。
概要
[編集]1997年8月から自動車の製造を開始。2000年5月6日に自社ブランドの商用車を発売開始した[2]。2002年にマレーシア第3の国産車メーカーとして認定を受け[3]、それ以降現代自動車からライセンス供与を受けて自社ブランド車として製造・販売している。
イノコムの乗用車はヒュンダイブランド車とともにヒュンダイ・サイム・ダービー・モーターズ(ヒュンダイとサイム・ダービーが出資)によって販売が行われている。フロント及びリアにイノコムのCIマークがヒュンダイのそれの代わりに装着される。また、かつてはリアに「HYUNDAI」マークが装着されていなかったが、現在は「HYUNDAI LICENSED PRODUCT」及びサイム・ダービーのCIマークが装着されている。
この他、BMWなどのメーカーからも委託を受けてCKD生産を行っている。
2013年4月2日、2000年から生産を行っているロリマスAU26トラックの累計生産台数が1万台に達し、記念式典が行われた[4]。
生産車種
[編集]乗用車
[編集]- 現行
- 製造終了
商用車
[編集]- 現行
- 製造終了
-
イノコム・アトスプリマ
-
イノコム・マトリックス
-
イノコム・ロリマス
-
イノコム・プルマス
委託組立
[編集]- ビュー
- エラ・ジンベイ
- 宗申 (ゾンシン)
- ZS125
- ZS150
- ZS200
- ZS250
- 海馬S7
- ミニ・クーパー・カントリーマン
脚注
[編集]- ^ “Company Overview”. イノコム. 2014年3月8日閲覧。
- ^ “FIRST INOKOM COMMERCIAL VEHICLE CENTRE”. DrivingMotion (2012年6月1日). 2014年3月8日閲覧。
- ^ “現代アトス、マレーシア国民車に選定”. 中央日報 (2002年3月11日). 2009年7月5日閲覧。
- ^ Danny Tan (2013年4月2日). “INOKOM Truck Celebrates the Rollout of Its 10,000th Unit of Lorimas Au26”. サイム・ダービー・モーターズ. 2014年3月8日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
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