イヌコリヤナギ
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イヌコリヤナギ | ||||||||||||||||||||||||
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イヌコリヤナギ(栽培品種ハクロニシキ)
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分類(APG IV) | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Salix integra Thunb. (1784)[1] | ||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||
イヌコリヤナギ | ||||||||||||||||||||||||
品種 | ||||||||||||||||||||||||
イヌコリヤナギ(犬行李柳[4]、学名: Salix integra)は、ヤナギ科ヤナギ属の落葉低木。水辺などに生える。栽培品種であるハクロニシキ(白露錦、学名:S. integra 'Hakuro Nisiki')がよく栽培されている。
特徴
[編集]北海道〜九州[4]、朝鮮に分布する落葉低木。樹高は1.5メートル (m) ほどで、幹径は10センチメートル (cm) ほどになる[4]。一年枝は真っ直ぐに伸びて、小枝は折れにくい[4]。樹皮は暗灰色で滑らかだが、老木になると縦に裂ける[4]。一年枝は黄褐色で無毛である[4]。花期は3 - 4月[4]。雌雄異株。種子は白い毛が生えている。冬芽は小さく、卵形で無毛、1枚の芽鱗が帽子状に被っている[4]。枝先に仮頂芽を2個つけ、側芽は枝に対生するが、ずれたり互生することもある[4]。葉痕はV字形で維管束痕が3個つく[4]。
名前の由来は、コウリヤナギ(コリヤナギともいう)に似ているが、役に立たないという意味から。中国名は、杞柳[1]。
脚注
[編集]- ^ a b 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Salix integra Thunb. イヌコリヤナギ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年5月18日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Salix integra Thunb. f. albovariegata Kimura フイリイヌコリヤナギ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年5月18日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Salix integra Thunb. f. albovariegata Kimura シダレイヌコリヤナギ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年5月18日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文 2014, p. 201
参考文献
[編集]- 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文『樹皮と冬芽:四季を通じて樹木を観察する 431種』誠文堂新光社〈ネイチャーウォチングガイドブック〉、2014年10月10日、201頁。ISBN 978-4-416-61438-9。