イチョウモドキ属
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イチョウモドキ属 | ||||||||||||||||||
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地質時代 | ||||||||||||||||||
ジュラ紀 - 白亜紀 | ||||||||||||||||||
分類 | ||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||
Ginkgoidium Yokoyama, 1889 | ||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||
イチョウモドキ属 | ||||||||||||||||||
種 | ||||||||||||||||||
ナトホルストイチョウモドキ G. nathorsti Yokoyama[2] |
イチョウモドキ属(学名:Ginkgoidium)は、裸子植物イチョウ綱に属する化石植物である。1889年に東京帝国大学の横山又次郎により石川県白峰村(現白山市)桑島化石壁から採取した葉の化石から発見された。葉はクサビ形であり、葉脈は又状に分岐しているのが特徴である。 1997年、桑島化石壁の山側を貫通するトンネルの削除工事で運び出された岩石の中から、短枝に葉片数枚が頂生し、さらに長い柄を伴った8個の果実が短枝の頂部についた状態の化石が発見された。この発見より、イチョウモドキ属がイチョウの仲間であることが改めて確認された。
脚注
[編集]- ^ 巌佐庸・倉谷滋・斉藤成也・塚谷裕一『岩波 生物学事典 第5版』岩波書店、2013年2月26日。ISBN 978-4-0008-0314-4。
- ^ 産総研 地質調査総合センター 地質標本館. “地質標本鑑賞会(ナトホルストイチョウモドキ)”. (独)産業技術総合研究所. 2013年11月3日閲覧。
参照文献
[編集]- 木村達明『古生物学4』朝倉書店、1978年4月。ISBN 978-4-2541-6212-7。
- 関戸信次「「生きている化石」の過去と未来 - 中生代手取層群桑島層産イチョウ化石から -」『はくさん』第29巻第4号、石川県白山自然保護センター、2002年3月29日、2 - 5頁、ISSN 0388-4732。
- 安野敏勝「福井市で発見された太古のイチョウ化石」『博物館だより』第333号、福井市自然史博物館、2007年4月10日。