イソサンヌプリ山
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イソサンヌプリ山 | |
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幌延町の問寒別から望むイソサンヌプリ山 | |
標高 | 581.2 m |
所在地 |
日本 北海道 天塩郡幌延町 枝幸郡浜頓別町 |
位置 | 北緯45度00分40秒 東経142度09分14秒 / 北緯45.01111度 東経142.15389度 |
山系 | 宗谷丘陵 |
ウィキデータ項目に座標がありません | |
プロジェクト 山 |
イソサンヌプリ山(イソサンヌプリやま)は、北海道の天塩郡幌延町と枝幸郡浜頓別町の2町にまたがる標高581.2mの山である。山頂には一等三角点「磯桟岳」が設置されている[1]。
概要
[編集]宗谷丘陵の南部に位置する山で、丘陵の山では比較的標高が高く幌延町の最高峰である。
山名の由来はアイヌ語が元になっているが諸説ある。漢字表記では「伊曽参山」と書かれていた[2]。
- 「イソ・サン・ヌプリ(裸のなだらかな山)」という説[3]。
- 「iso-san-nupuri(えものを持って出るる山」という説[4]。
- 「イソ・サン・ヌプリ(獲物の下る山)」という説[5]。
- 「u- os san nupuri(互い・の後ろから・前に出る・山)」が転訛した説。頓別平野からは双耳峰のイソサンヌプリ山を見る事ができ、そこからの見た目からついたという推測である[2]。
登山道はなく、山体は藪に覆われる。
脚注
[編集]- ^ “基準点成果等閲覧サービス”. sokuseikagis1.gsi.go.jp. 2024年12月28日閲覧。
- ^ a b “山名考_イソサンヌプリ山”. amaimonoko.at-ninja.jp. 2024年12月28日閲覧。
- ^ 『新幌延町史』幌延町、2000年、114頁。
- ^ 『枝幸郡アイヌ語地名考』北海道出版企画センター、1986年。
- ^ 『アイヌ語地名考』北書房、1966年。