イスタンブール文化芸術財団
ネジャット・エジザジュバシュ・ビルディング | |
設立 | 1973 |
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種類 | 非営利団体 |
法的地位 | 財団 |
本部 | イスタンブール |
会長 | ネジャット・エジザジュバシュ |
ウェブサイト | http://www.iksv.org/en |
イスタンブール文化芸術財団(イスタンブールぶんかげいじゅつざいたん、トルコ語: İstanbul Kültür Sanat Vakfı, İKSV)は、トルコで活動する非営利の財団である[1][2]。イスタンブールを文化・芸術の国際都市とすることを目標として活動している[3] 。
2009年以降、財団はシシハーネのネジャット・エジザジュバシュ・ビルディング(2013年まではデニズ・パラスという名称だった)を拠点としている[4]。また、この建物には事務局の他にも、財団が運営する「サロン」という名前のパフォーマンスホールがある[5]。
沿革
[編集]芸術愛好家であったネジャット・エジザジュバシュと17名のビジネスマンが、1973年に設立した[1]。
財団が主催した最初の国際的なイベントは、1973年のイスタンブール・フェスティバルであった[1][6]。このイベントは、トルコ共和国の建国50周年に合わせて開催された[1][6] 。
その後、財団は様々なイベントを運営するようになり、フェスティバルやビエンナーレもいくつか開催するようになった[7]。財団が携わったイベントは、イスタンブール・ジャズ・フェスティバル、イスタンブール国際映画祭、イスタンブール・ビエンナーレなどがあげられる[1][2]。
評価
[編集]アーサー・ジョージは「文化的に多様なグループの包摂と参加を促進する上で、文化と芸術は重要な役割を果たすとイスタンブール文化芸術財団は信じている」と指摘し、MENA(中東および北アフリカ)地域ではしばしばタブーとされるLGBTや精神疾患について発信するアーティストをサロンに出演させた事例や、少数言語の使用を財団が支持した事例などを紹介している[7]。
参考文献
[編集]- ^ a b c d e “History”. Istanbul Foundation for Culture and Arts. 29 November 2023時点のオリジナルよりアーカイブ。29 November 2023閲覧。
- ^ a b “第4回イスタンブール・デザインビエンナーレ「学校の学校」とは? | Webマガジン「AXIS」 | デザインのWebメディア”. Webマガジン「AXIS」. 29 November 2023時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月29日閲覧。
- ^ “Istanbul Foundation for Culture and Arts”. Anna Lindh Euro-Mediterranean Foundation for the Dialogue Between Cultures. 29 November 2023時点のオリジナルよりアーカイブ。29 November 2023閲覧。
- ^ “Nejat Eczacıbaşı Building”. Istanbul Foundation For Culture and Arts. 29 November 2023時点のオリジナルよりアーカイブ。29 November 2023閲覧。
- ^ 「A Revival in Istanbul」『The New York Times』18 February 2010。オリジナルの29 November 2023時点におけるアーカイブ。29 November 2023閲覧。
- ^ a b 「A Score of Notes on Music Festivals」『The New York Times』10 June 1973。オリジナルの29 November 2023時点におけるアーカイブ。29 November 2023閲覧。
- ^ a b “Istanbul’s İKSV: An Intensity Beyond Cool”. All About Jazz (17 October 2018). 29 November 2023時点のオリジナルよりアーカイブ。29 November 2023閲覧。