アーサー・バークス
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アーサー・ウォルター・バークス(英: Arthur Walter Burks, 1915年10月13日 - 2008年5月14日)はアメリカの数学者、計算機科学者および哲学者。1940年代には世界初の汎用デジタルコンピューターENIACを設計したプロジェクトの首席技術者をつとめた。
若いころと教育
[編集]バークスはミネソタ州ダルースに生まれた。1936年、彼はインディアナ州GreencastleのDePauw大学で数学と物理学の学士号を取得し、1937年と1941年に、ミシガン州アナーバーのミシガン大学で哲学の修士号と博士号をそれぞれ取得した。
ミシガン大学
[編集]1954年から1955年まで、バークスは米パース学会(the Charles S. Peirce Society)の会長を務めた。彼は『チャールズ・サンダース・パース著作集』(the Collected Papers of Charles Sanders Peirce)の、1958年に出版された最後の二巻(第7巻と第8巻)を編集した。
名誉教授として
[編集]1990年、バークスはミシガン大学のベントレー歴史図書館(Bentley Historical Library)に自分の論文の一部を寄贈した。研究者は同図書館でそれらの論文を利用することができる。2008年5月14日、バークスはアルツハイマー病の長い闘病生活の末に、ミシガン州アナーバーの養護施設で死去した。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- “Burks obituary at the University of Michigan”. 2008年5月17日閲覧。
- 恩師、アーサー・バークス先生をしのぶ - 内井惣七