アンモナイト (Plastic Treeのアルバム)
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『アンモナイト』 | ||||
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Plastic Tree の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
2010年 - 2011年 日本 | |||
ジャンル |
ロック J-POP | |||
時間 | ||||
レーベル | 徳間ジャパンコミュニケーションズ | |||
プロデュース |
Plastic Tree 明石昌夫 | |||
チャート最高順位 | ||||
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Plastic Tree アルバム 年表 | ||||
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『アンモナイト』収録のシングル | ||||
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ミュージックビデオ | ||||
ムーンライト――――。 - YouTube みらいいろ - YouTube Thirteenth Friday - YouTube |
『アンモナイト』は、Plastic Treeの通算11枚目のオリジナルアルバム。2011年4月6日発売。発売元は徳間ジャパンコミュニケーションズ。
概要
[編集]前作『ドナドナ』から約1年3ヶ月半ぶりのリリース。初回限定盤、通常盤の2タイプ発売。初回限定盤にのみ、DVD「Thirteenth Friday Music Clip」、「月世界旅行〜アジア編〜 オフショット映像」が付属している。通常盤にのみ、「spooky」収録。メンバー全員が作詞、及び作曲を行っている。特にドラムの佐藤ケンケンは本アルバムで初の作詞・作曲を担当。ドラマーが作詞、及び作曲をおこなうのはPlastic Treeでも初めてのことである。
「変化」と「原点」という相反するテーマをもっている[3]。
本作が8割近く完成しつつあった2010年12月、ヴォーカルの有村が難病ギラン・バレー症候群を発症。療養期間を挟み、回復後に完成されたアルバム。後半の3曲「さびしんぼう」、「〜作品「ammonite」〜」、「ブルーバック」は、有村の退院後に完成した楽曲である[3]。特に「さびしんぼう」は有村の回復後に、全面的に歌詞が書き換えられており、有村自身の闘病の経験が反映された楽曲となった[4]。
タワーレコードでは「日常と地続きの幻想性、夜間にひとりで思考を空転させているかのような、現実から少し浮いた空気感のある作品」と評価されている[4]。
収録曲
[編集]通常盤
[編集]- Thirteenth Friday [6:44][1]
- 作詞:長谷川正、作曲:有村竜太朗
- もともとは2010年8月に行われた日本武道館ライブ「テント②」にて、SEとして流すために製作された[5]。もともとライブのSEとして使用していたMy Bloody Valentineの「Only Shallow」を意識して作られた[5]。
- アルバム初収録曲としては初めてMVが制作された。
- ムーンライト――――。 (アンモナイト版) [4:44][1]
- 作詞:有村竜太朗、作曲:有村竜太朗・長谷川正
- 退屈マシン [3:27][1]
- 作詞・作曲:ナカヤマアキラ
- みらいいろ (アンモナイト版) [4:09][1]
- 作詞:有村竜太朗、作曲:長谷川正
- 雪月花 [4:01][1]
- 作詞:佐藤ケンケン、作曲:有村竜太朗
- ドラム・佐藤ケンケンの初作詞曲。
- アイラヴュー・ソー [3:25][1]
- 作詞・作曲:有村竜太朗
- アリア [4:55][1]
- 作詞:長谷川正、作曲:ナカヤマアキラ
- デュエット [5:06][1]
- 作詞・作曲:ナカヤマアキラ
- プログレッシブ・ロックの特徴を全面に押し出した楽曲[4]。
- バンビ (アンモナイト版) [5:18][1]
- 作詞:有村竜太朗、作曲:長谷川正
- さびしんぼう [5:02][1]
- 作詞・作曲:有村竜太朗
- ボーカル有村のギラン・バレー症候群から回復後に、大幅に歌詞を書き換えられた[6]。
- 〜作品「ammonite」〜 [1:45][1]
- 作曲:Plastic Tree
- インストゥルメンタル曲。
- ブルーバック [5:38][1]
- 作詞:有村竜太朗、作曲:佐藤ケンケン
- spooky [3:07][1]
- 作詞・作曲:長谷川正
初回限定盤
[編集]- CD
- Thirteenth Friday [6:44][2]
- ムーンライト――――。 (アンモナイト版) [4:44][2]
- 退屈マシン [3:27][2]
- みらいいろ (アンモナイト版) [4:09][2]
- 雪月花 [4:01][2]
- アイラヴュー・ソー [3:25][2]
- アリア [4:55][2]
- デュエット [5:06][2]
- バンビ (アンモナイト版) [5:18][2]
- さびしんぼう [5:02][2]
- 〜作品「ammonite」〜 [1:45][2]
- ブルーバック [5:38][2]
- DVD
- Thirteenth Friday Music Clip
- 月世界旅行〜アジア編〜 オフショット映像
出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m n “Plastic Tree/アンモナイト<通常盤> - TOWER RECORDS ONLINE”. タワーレコード. 2014年2月1日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m “Plastic Tree/アンモナイト [CD+DVD]<初回限定盤> - TOWER RECORDS ONLINE”. タワーレコード. 2014年2月1日閲覧。
- ^ a b 『アンモナイト』付属作品解説
- ^ a b c d “LONG REVIEW――Plastic Tree 『アンモナイト』 - TOWER RECORDS ONLINE”. タワーレコード. 2014年2月1日閲覧。
- ^ a b c “Plastic Tree 『アンモナイト』 - TOWER RECORDS ONLINE”. タワーレコード. 2014年2月1日閲覧。
- ^ “INTERVIEW (2) ――残っていってほしい - TOWER RECORDS ONLINE”. タワーレコード. 2014年2月1日閲覧。
- ^ “ナタリー - (Power Push) Plastic Tree (2/3)”. ナタリー. 2014年2月1日閲覧。
- ^ a b c “INTERVIEW (4) ――隙間が美しいアルバム - TOWER RECORDS ONLINE”. タワーレコード. 2014年2月1日閲覧。