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アンモナイト (Plastic Treeのアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Plastic Tree > ディスコグラフィ > アンモナイト (Plastic Treeのアルバム)
『アンモナイト』
Plastic Treeスタジオ・アルバム
リリース
録音 2010年 - 2011年
日本の旗 日本
ジャンル ロック
J-POP
時間
レーベル 徳間ジャパンコミュニケーションズ
プロデュース Plastic Tree
明石昌夫
チャート最高順位
Plastic Tree アルバム 年表
Premium Best 〜2010 Expanded Edition〜
2010年
アンモナイト
2011年
インク
2012年
『アンモナイト』収録のシングル
  1. ムーンライト――――。
    リリース: 2010/07/28
  2. みらいいろ
    リリース: 2010/12/15
ミュージックビデオ
ムーンライト――――。 - YouTube
みらいいろ - YouTube
Thirteenth Friday - YouTube
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アンモナイト』は、Plastic Treeの通算11枚目のオリジナルアルバム2011年4月6日発売。発売元は徳間ジャパンコミュニケーションズ

概要

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前作『ドナドナ』から約1年3ヶ月半ぶりのリリース。初回限定盤、通常盤の2タイプ発売。初回限定盤にのみ、DVD「Thirteenth Friday Music Clip」、「月世界旅行〜アジア編〜 オフショット映像」が付属している。通常盤にのみ、「spooky」収録。メンバー全員が作詞、及び作曲を行っている。特にドラムの佐藤ケンケンは本アルバムで初の作詞・作曲を担当。ドラマーが作詞、及び作曲をおこなうのはPlastic Treeでも初めてのことである。

「変化」と「原点」という相反するテーマをもっている[3]

本作が8割近く完成しつつあった2010年12月、ヴォーカルの有村が難病ギラン・バレー症候群を発症。療養期間を挟み、回復後に完成されたアルバム。後半の3曲「さびしんぼう」、「〜作品「ammonite」〜」、「ブルーバック」は、有村の退院後に完成した楽曲である[3]。特に「さびしんぼう」は有村の回復後に、全面的に歌詞が書き換えられており、有村自身の闘病の経験が反映された楽曲となった[4]

タワーレコードでは「日常と地続きの幻想性、夜間にひとりで思考を空転させているかのような、現実から少し浮いた空気感のある作品」と評価されている[4]

収録曲

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通常盤

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  1. Thirteenth Friday [6:44][1]
    全編英語歌詞の楽曲。シューゲイザーサウンドを全面に押し出した楽曲[5]
    • もともとは2010年8月に行われた日本武道館ライブ「テント②」にて、SEとして流すために製作された[5]。もともとライブのSEとして使用していたMy Bloody Valentineの「Only Shallow」を意識して作られた[5]
    • アルバム初収録曲としては初めてMVが制作された。
  2. ムーンライト――――。 (アンモナイト版) [4:44][1]
    • 作詞:有村竜太朗、作曲:有村竜太朗・長谷川正
    29thシングル。イントロがシングル版と異なる。
    日本テレビ系『小熊のベア部屋』2010年7月度エンディングテーマ。
  3. 退屈マシン [3:27][1]
  4. みらいいろ (アンモナイト版) [4:09][1]
    • 作詞:有村竜太朗、作曲:長谷川正
    30thシングル。
    テレビ東京系アニメ『遊☆戯☆王5D's』第5期エンディングテーマ。
  5. 雪月花 [4:01][1]
    • 作詞:佐藤ケンケン、作曲:有村竜太朗
    ドラム・佐藤ケンケンの初作詞曲。
  6. アイラヴュー・ソー [3:25][1]
    • 作詞・作曲:有村竜太朗
  7. アリア [4:55][1]
    • 作詞:長谷川正、作曲:ナカヤマアキラ
  8. デュエット [5:06][1]
    • 作詞・作曲:ナカヤマアキラ
    プログレッシブ・ロックの特徴を全面に押し出した楽曲[4]
  9. バンビ (アンモナイト版) [5:18][1]
    • 作詞:有村竜太朗、作曲:長谷川正
    29thシングル「ムーンライト――――。」のカップリング曲。イントロがシングル版と異なる。
    詞は、有村が亡き父へ宛てて書かれたもの。曲は、ザ・スミスの「This Charming Man」を意識して作られた[4]
  10. さびしんぼう [5:02][1]
    • 作詞・作曲:有村竜太朗
    ボーカル有村のギラン・バレー症候群から回復後に、大幅に歌詞を書き換えられた[6]
  11. 〜作品「ammonite」〜 [1:45][1]
    • 作曲:Plastic Tree
    インストゥルメンタル曲。
  12. ブルーバック [5:38][1]
    • 作詞:有村竜太朗、作曲:佐藤ケンケン
    ドラム・佐藤ケンケンの初作曲。
    エレクトロっぽい浮遊感のある楽曲[7]。アルバム『アンモナイト』を締めくくる1曲。1曲目「Thirteenth Friday」とはまた異なる浮遊感があり、余韻が残る作りになっている[8]
  13. spooky [3:07][1]
    • 作詞・作曲:長谷川正
    ボーナストラック。通常盤のみに収録。
    「ブルーバック」で締めくくられた全12曲のアルバム構成に、急遽追加された楽曲。ライブでの演奏感を残すことを意識して作られた[8]
    他のアルバム収録曲とは異なる、グランジ、オルタナ感のある楽曲。アルバムの流れを「ブルーバック」で完結させたうえで、「騒々しさや混沌とした部分を露骨に出した曲」をあえて追加している[8]

初回限定盤

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CD
  1. Thirteenth Friday [6:44][2]
  2. ムーンライト――――。 (アンモナイト版) [4:44][2]
  3. 退屈マシン [3:27][2]
  4. みらいいろ (アンモナイト版) [4:09][2]
  5. 雪月花 [4:01][2]
  6. アイラヴュー・ソー [3:25][2]
  7. アリア [4:55][2]
  8. デュエット [5:06][2]
  9. バンビ (アンモナイト版) [5:18][2]
  10. さびしんぼう [5:02][2]
  11. 〜作品「ammonite」〜 [1:45][2]
  12. ブルーバック [5:38][2]
DVD
  1. Thirteenth Friday Music Clip
  2. 月世界旅行〜アジア編〜 オフショット映像

出典

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関連項目

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