アンドレ・リエンゾ
ドスラレドス・オウルズ | |
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2013年9月8日 | |
基本情報 | |
国籍 | ブラジル |
出身地 | サンパウロ州サンパウロ |
生年月日 | 1988年7月5日(36歳) |
身長 体重 |
6' 3" =約190.5 cm 190 lb =約86.2 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2006年 アマチュア・フリーエージェントとしてシカゴ・ホワイトソックスと契約 |
初出場 | 2013年7月30日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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国際大会 | |
代表チーム | ブラジル |
WBC | 2013年、2017年予選 |
この表について
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アンドレ・アルバニェス・リエンゾ(Andre Albanez Rienzo, 1988年7月5日 - )は、ブラジル・サンパウロ出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。メキシカンリーグのドスラレドス・オウルズに所属。
経歴
[編集]プロ入り前
[編集]出身地であるサンパウロ州アチバイア市の日系野球クラブ「アチバイア・クラブ」で野球に出会う。
プロ入りとホワイトソックス時代
[編集]2006年11月17日にアマチュアFAでシカゴ・ホワイトソックスと契約を結んだ[1]。
2007年に傘下のルーキー級のアリゾナリーグ・ホワイトソックス2で開幕を迎え、キャリアをスタートさせる。この年は、7試合(3試合で先発)登板し、1勝1敗・防御率7.63・22奪三振の成績を残した[2]。
2008年もアリゾナリーグ・ホワイトソックス2で開幕を迎えた。ここでは、5試合(4試合で先発)登板し、2勝1敗・防御率1.64・22奪三振の成績を残した[2]。その後、ルーキー級アリゾナリーグ・ホワイトソックス1に昇格した。ここでは、3試合に先発登板し、3勝0敗・防御率0.96・22奪三振の成績を残した[2]。
2009年は、アパラチアンリーグのルーキー級ブリストル・ホワイトソックスで開幕を迎えた。この年は、13試合(9試合で先発)登板し、2勝6敗・防御率4.14・49奪三振の成績を残した[2]。
2010年は、A級カナポリス・インティミデイターズで開幕を迎えた。この年は、20試合(18試合で先発)登板し、8勝4敗・防御率3.65・125奪三振の成績を残した[2]。
2011年は、A+級ウィンストン・セイラム・ダッシュで開幕を迎えた。この年は、25試合(22試合で先発)登板し、6勝5敗・防御率3.41・118奪三振の成績を残した[2]。
2012年はA+級ウィンストン・セイラムからスタートしたが4月26日にスタノゾロール代謝産物に陽性反応を示して50試合の出場停止処分を受けた。リエンゾは「サプリメントに偶然入っていたもので、故意の摂取ではない」と弁明した[1]。復帰後はAA級バーミングハム・バロンズに昇格し、終盤にはAAA級シャーロット・ナイツまで昇格した。マイナーで103イニングを投げて防御率2.53・奪三振率9.8と活躍[3]。シーズン後にホワイトソックスの40人枠に入った。また、第3回WBC予選のブラジル代表に選出され、予選突破に貢献。本戦も予選に引き続いてメンバー入りした[4]。
2013年7月25日のダブルヘッダーでのインディアナポリス・インディアンス戦で7イニングではあるが球団史上3人目となるノーヒットノーランを達成した[5]。7月30日、ブラジル出身の投手としては初めてメジャーリーグに昇格し、クリーブランド・インディアンス戦に先発(野手はヤン・ゴームズが初)。ヤン・ゴームズとの初のブラジル人対決も実現させた[6]。
2014年3月1日にホワイトソックスと1年契約に合意した[7]。
マーリンズ時代
[編集]2014年12月11日にダン・ジェニングスとのトレードで、マイアミ・マーリンズへ移籍した[8]。
2016年1月12日にクリス・ジョンソンの加入に伴ってDFAとなり[9]、19日に40人枠を外れる形で傘下のAAA級ニューオーリンズ・ゼファーズへ配属された。シーズンでは主にAAA級ニューオーリンズでプレーしていたが、9月3日に自由契約となった[10]。
マーリンズ退団後
[編集]2016年12月2日にサンディエゴ・パドレスとマイナー契約を結び[10]、2017年は傘下のエル・パソ・チワワズでプレー。
2018年7月3日にメキシカンリーグのモンクローバ・スティーラーズと契約。
2019年12月16日に交換トレードでドスラレドス・オウルズに移籍した[10]。
詳細情報
[編集]年度別投手成績
[編集]年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
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2013 | CWS | 10 | 10 | 0 | 0 | 0 | 2 | 3 | 0 | 0 | .400 | 250 | 56.0 | 55 | 11 | 28 | 0 | 2 | 38 | 4 | 0 | 34 | 30 | 4.82 | 1.48 |
2014 | 18 | 11 | 0 | 0 | 0 | 4 | 5 | 0 | 0 | .444 | 312 | 64.2 | 82 | 12 | 33 | 0 | 5 | 51 | 6 | 1 | 54 | 49 | 6.82 | 1.78 | |
2015 | MIA | 14 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 89 | 19.2 | 17 | 2 | 13 | 1 | 1 | 15 | 3 | 0 | 14 | 13 | 5.95 | 1.53 |
MLB:3年 | 42 | 21 | 0 | 0 | 0 | 6 | 9 | 0 | 0 | .400 | 651 | 140.1 | 154 | 25 | 74 | 1 | 8 | 104 | 13 | 1 | 102 | 92 | 5.90 | 1.62 |
- 2018年度シーズン終了時
背番号
[編集]- 64(2013年 - 2014年)
- 24(2015年)
代表歴
[編集]脚注
[編集]- ^ a b Scott Powers (2012年8月26日). “Two minor leaguers suspended” (英語). ESPN. 2016年1月15日閲覧。
- ^ a b c d e f “Baseball Reference (Minor)” (英語). Baseball Reference (Minors) (2006年11月17日). 2016年1月12日閲覧。
- ^ Andre Rienzo Minor League Statistics & History Baseball-Reference.com
- ^ BRAZIL ROSTER
- ^ Lucas Giolito Tosses Seven-Inning No-Hitter MiLB.com (2017年5月25日) 2017年5月28日閲覧
- ^ Scott Merkin (2013年7月30日). “Rienzo's debut historic for Brazil” (英語). MLB.com. 2016年1月15日閲覧。
- ^ "Sox agree to terms with 24 players on 2014 contracts" (Press release) (英語). MLB.com (Chicago White Sox). 1 March 2014. 2016年1月15日閲覧。
- ^ Scott Merkin (2014年12月11日). “White Sox acquire lefty Jennings from Marlins” (英語). MLB.com. 2016年1月15日閲覧。
- ^ “Marlins' Andre Rienzo: Designated for assignment”. CBS Sports FANTASY. RotoWire Staff (CBS Interactive). (2016年1月13日) 2016年1月15日閲覧。
- ^ a b c MLB公式プロフィール参照。2021年7月28日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Andre Rienzo stats MiLB.com