アンティオキア級駆逐艦
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アンティオキア級駆逐艦 | |
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写真は「カルダス」 | |
基本情報 | |
艦種 | 駆逐艦 |
次級 | ベインテ・デ・フリオ級駆逐艦 |
要目 | |
基準排水量 | 1,219トン |
満載排水量 | 1,560トン |
全長 | 98.5m |
水線長 | 93.5m |
最大幅 | 9.44m |
吃水 | 2.74m |
機関方式 |
ヤーロー式重油専焼水管缶3基 +パーソンズ式ギヤード・タービン2基2軸推進 |
最大速力 | 36.0ノット |
航続距離 | 15ノット/5,400海里 |
燃料 | 重油:292トン(満載) |
乗員 | 147名 |
兵装 |
アームストロング 12cm(50口径)単装速射砲4基 4cm(39口径)単装ポンポン砲3基 53.3cm四連装魚雷発射管2基 機雷20個 |
アンティオキア級駆逐艦(スペイン語: Destructores Clase Antioquia)はコロンビア海軍の駆逐艦の艦級である。
概要
[編集]本級は、コロンビア海軍がペルーとの対抗へと自国の沿岸防備のために、ポルトガルに援助を求めて入手したもので、元はポルトガル発注のヴォウガ級駆逐艦の「ドウロ(Douro)」、「テージュ(Tejo)」であった。1934年2月24日にアンティオキア(元テージュ)が、同年5月16日にカルダス(元ドウロ)が就役し、1960年代まで現役であった。
艦形
[編集]船体形状は船首楼型船体とした。甲板のシアは少なく、船首前端も傾斜の少ない形状となっている。船首楼甲板の後端に艦橋と前部マストを配置。その後方の甲板下は3基の主缶を収めた缶室区画で、1番煙突に主缶2基分、2番煙突に1基分の煙路が導設された。煙突後方に53.3cm四連装魚雷発射管2基が配置された。主砲は前後甲板上に2基ずつ背負い式で配置された。
1940年代にエリコン 2cm(76口径)機関砲を単装砲架で2基が追加された。1950年代に近代化改装を受け、全武装を撤去して主砲を12.7cm単装砲2基2門、近接火器としてボフォース 4cm(56口径)機関砲を単装砲架で6基搭載、対潜兵装として17.8cm24連装ヘッジホッグ1基が搭載された。
同型艦
[編集]- アンティオキア(Antioquia)
- カルダス(Caldas)
関連項目
[編集]参考図書
[編集]- 「Conway All The World's Fightingships 1922-1946」(Conway)