アンスヴァルト (水上機母艦)
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アンスヴァルト | |
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水上機母艦時代のアンスヴァルト | |
基本情報 | |
船種 |
貨客船 水上機母艦 |
所有者 |
HBAL ドイツ帝国海軍 W.R. スミス |
建造所 | ブレーマー・フルカン造船所 |
改名 | 1921年: ヴァルカン・シティ |
経歴 | |
進水 | 1909年9月 |
就航 | 1909年12月 |
終航 | 1933年 |
最後 | 1933年解体 |
要目 | |
トン数 | 5,401 t |
全長 | 127.9 m |
全幅 | 16.6 m |
喫水 | 7.4 m |
主機関 | 2気筒複式往復動機関×2 |
出力 | 2,600 hp |
速力 | 11 kt |
アンスヴァルト(ドイツ語: Answald)はドイツ海軍初の水上機母艦で、また水雷艇母艦も兼ねていた。前身は1909年進水のハンブルク・ブレマー・アフリカ汽船の貨客船。
艦歴
[編集]1914年にダンチヒにて改装工事が行われ、船橋前部と後甲板に水上機各1機収容の格納庫が設けられた。加えて、格納庫上に1機、船内に分解して3機搭載可能であった。搭載機はフリードリッヒスハーフェン水上機(FF29からFF64まで)であった。第一次世界大戦に参加し、戦後はイギリス商船ヴァルカン・シティとなった。1933年に解体された。
要目
[編集]- トン数 5401総トン
- 排水量 13200トン(満載)
- 機関 レシプロ2基、2800馬力、2軸
- 速力 11ノット
- 兵装 8.8cm高角砲2門
参考文献
[編集]- 瀬名堯彦、『仏独伊 幻の空母建造計画 知られざる欧州三国海軍の画策』、潮書房光人社、2016年、ISBN 978-4-7698-2935-5