アンシュー・ジェイン
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アンシュー・ジェイン(Anshu Jain、1963年1月7日 - 2022年8月12日[1])は、ドイツの実業家。ドイツ銀行前共同最高経営責任者(CO-CEO)。
経歴
[編集]1963年1月7日インドのラージャスターン州ジャイプルで生まれる。 1983年デリーにあるデリー大学シュリラム・カレッジ・オブ・コマースを卒業後渡米。マサチューセッツ大学アマースト校でMBAを取得している。
1985年から3年間 キダー・ピーボディ&カンパニー(現UBSグループ)に勤務した後、メリルリンチで活躍。1995年にドイツ銀行に移籍すると2000年に債券部門の責任者、2004年債券・株式の販売・トレーディング部門を率い2010年法人・投資銀行部門の責任者となりドイツ銀を債券市場における有力銀行に育てた[2]。2011年7月ユルゲン・フィッチェンとともに共同頭取兼CEO(最高経営責任者)に就任したが2015年6月で辞任[3]。
2022年8月12日、死去。59歳没。約5年前から十二指腸癌を患っていた[4]。
関連項目
[編集]脚注・出典
[編集]- ^ “Former Deutsche Bank CEO Anshu Jain dies aged 59”. Financial Times. (2022年8月13日) 2022年8月13日閲覧。
- ^ “ドイツ銀の次期CEO候補ジェイン氏にドイツ語の壁-後継者問題再燃”. Bloomberg (2010年8月17日). 2015年7月1日閲覧。
- ^ “ドイツ銀行、共同CEO2人が辞任 訴訟など相次ぐ”. 日経新聞社 (2015年6月8日). 2015年7月1日閲覧。
- ^ Basak, Sonali (2022年8月14日). “ドイツ銀の投資銀部門の黄金期築いたジェイン氏死去、59歳”. ブルームバーグ 2022年9月6日閲覧。