アンオブタニウム
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アンオブタニウム(英語:Unobtainium)とは、フィクション、思考実験、工学で用いられる架空素材、非常に希少、または不可能を可能にする材料として引き合いに出される。その性質はフィクションや望む物によって異なる。この物質の概念は皮肉、あるいはユーモアのネタにも使われる。
この言葉は、un(否定)obtainable(入手できる)~ium(金属元素名の接尾語)から来ている。ウンウンオクチウム(Un un oct ium)のように、IUPAC元素の系統名の名づけに似た形式になるよう最初にUnが来ている。べつの綴りで中間のiを抜いたunobtaniumという言葉も使われるが、チタン(ti tanium)に引っ掛けた言葉である。
似たような概念物質
[編集]handwavium(Handwaving:大げさな言葉や仕草で誤魔化す)、buzzwordium(バズワード)のほかimpossibrium、hardtofindium、 flangiumなども用いられる。マービン・ザ・マーシャンのEludium Q-36は、eluded(すり抜ける、理解できない)から派生させた言葉である。
工学的に使われた例:wishalloy(望まれる合金)[1]
外部リンク
[編集]- World Wide Words — Unobtanium
- Going Up? Private Group Begins Work on Space Elevator
- Unobtanium Cryptocurrency Official Webpage
関連項目
[編集]参考文献
[編集]- ^ Heppenheimer, Thomas A.. “NASA SP-4221: The Space Shuttle Decision – NASA's Search for a Reusable Space Vehicle”. 2014年4月14日閲覧。 Chapter 8