アローディス・ビスカイーノ
カンザスシティ・ロイヤルズ (マイナー) | |
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アトランタ・ブレーブス時代 (2018年9月30日) | |
基本情報 | |
国籍 | ドミニカ共和国 |
出身地 | サン・クリストバル州ヤグアテ |
生年月日 | 1990年11月13日(33歳) |
身長 体重 |
6' 0" =約182.9 cm 190 lb =約86.2 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2007年 アマチュアFA |
初出場 | 2011年8月10日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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アローディス・ビスカイーノ(Arodys Vizcaíno, 1990年11月13日 - )は、ドミニカ共和国サン・クリストバル州ヤグアテ出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLBのカンザスシティ・ロイヤルズ傘下所属。
経歴
[編集]プロ入りとヤンキース傘下時代
[編集]2007年にアマチュア・フリーエージェントでニューヨーク・ヤンキースと契約を結んでプロ入り。
2008年にガルフ・コーストリーグ・ヤンキースでプロデビュー。
2009年はA-級スタテンアイランド・ヤンキースで防御率2.13、奪三振率11.06を記録して頭角を現す。
ブレーブス時代
[編集]2009年12月12日にハビアー・バスケス、ブーン・ローガンとのトレードで、メルキー・カブレラ、マイク・ダンと共にアトランタ・ブレーブスへ移籍した[1]。「ベースボール・アメリカ」誌の有望株ランキングでは、マイナー全体で69位にランクインした[2]。
2010年にはA級ローム・ブレーブスとA+級マートルビーチ・ペリカンズで17試合に登板し、9勝4敗、防御率2.74だった。「ベースボール・アメリカ」誌のランキングでは93位と、前年よりやや評価を下げた[3]。
2011年はA+級リンチバーグ・ヒルキャッツ[4]からのスタートだったが、好成績を残して夏場にはAAA級グウィネット・ブレーブスまで昇格した。AAA級グウィネットではリリーフに回り、8月10日のフロリダ・マーリンズ戦でメジャーデビュー[5]。
2012年3月20日にトミー・ジョン手術を受け、シーズンを全休することになった。
カブス時代
[編集]2012年7月30日にポール・マホーム、リード・ジョンソンとの2対2のトレードで、ジェイ・チャップマンと共にシカゴ・カブスへ移籍した[6]。
ブレーブス復帰
[編集]2014年11月16日にトミー・ラステラとのトレードで、古巣のブレーブスへ移籍した[7]。
2015年3月30日にAAA級グウィネットへ異動した[8]。4月2日に筋肉増強剤のスタノゾロールに陽性反応を示したため、薬物規定違反で80試合の出場停止処分を科せられた[9]。なお、この年は36試合にリリーフ登板しており、3勝1敗9セーブ、防御率1.60、奪三振率9.9という凄まじい好成績を残した。
2016年は43試合に登板し、一時クローザーも務めて10セーブを挙げたが、防御率4.42、WHIP1.63、与四球率6.1と不安定な投球が続いた。一方、持ち前の奪三振能力は更に向上し、奪三振率11.6を記録した。
2017年もクローザーを務める機会を持ち、62試合に登板。5勝3敗14セーブ、防御率2.83、WHIP1.10と前年から大幅に成績を改善させた。
2018年は39試合に登板して4勝4敗16セーブ、防御率2.11、40奪三振を記録した。
ブレーブス退団後
[編集]2019年5月20日にアンソニー・スウォーザックとのトレードで、ジェシー・ビドルと共にシアトル・マリナーズへ移籍した[10]が、移籍後は登板することなくオフの10月31日にFAとなった[11]。
メッツ傘下時代
[編集]2020年はどの球団にも所属しなかった。オフの11月4日にニューヨーク・メッツとマイナー契約を結んだ[12]。
2021年は傘下のAAA級シラキュース・チーフスでプレーし、7試合に登板して防御率2.35、14奪三振を記録した。オフの11月11日に自由契約となった[13]。
ロイヤルズ時代
[編集]2022年1月13日にカンザスシティ・ロイヤルズとマイナー契約を結んだ[14]。シーズンでは開幕を傘下のAAA級オマハ・ストームチェイサーズで迎え、5月30日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[15]。同日のクリーブランド・ガーディアンズ戦にて3年ぶりにメジャー登板を果たした[16]。6月17日にマイナー契約でAAA級オマハへ配属された[17]。
投球スタイル
[編集]2011年には速球が平均95.9mph(約154.3km/h)を計測している[18]。カーブの評価も高い[5]。
詳細情報
[編集]年度別投手成績
[編集]年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
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2011 | ATL | 17 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 5 | .500 | 77 | 17.1 | 16 | 1 | 9 | 1 | 1 | 17 | 5 | 0 | 9 | 9 | 4.67 | 1.44 |
2014 | CHC | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | --- | 22 | 5.0 | 5 | 1 | 3 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 3 | 3 | 5.40 | 1.60 |
2015 | ATL | 36 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | 9 | 3 | .750 | 139 | 33.2 | 27 | 1 | 13 | 2 | 0 | 37 | 7 | 0 | 7 | 6 | 1.60 | 1.19 |
2016 | 43 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 | 10 | 0 | .200 | 182 | 38.2 | 37 | 3 | 26 | 3 | 1 | 50 | 3 | 1 | 25 | 19 | 4.42 | 1.63 | |
2017 | 62 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 3 | 14 | 17 | .625 | 235 | 57.1 | 42 | 7 | 21 | 1 | 2 | 64 | 6 | 0 | 19 | 18 | 2.83 | 1.10 | |
2018 | 39 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 16 | 1 | .500 | 158 | 38.1 | 30 | 4 | 15 | 1 | 2 | 40 | 4 | 0 | 9 | 9 | 2.11 | 1.17 | |
2019 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1.000 | 17 | 4.0 | 3 | 1 | 3 | 0 | 0 | 6 | 0 | 0 | 1 | 1 | 2.25 | 1.50 | |
MLB:7年 | 206 | 0 | 0 | 0 | 0 | 13 | 11 | 50 | 26 | .542 | 830 | 194.1 | 160 | 18 | 90 | 8 | 6 | 218 | 25 | 1 | 73 | 65 | 3.01 | 1.29 |
- 2021年度シーズン終了時
背番号
[編集]- 59 (2011年)
- 47 (2014年)
- 38 (2015年 - 2019年)
- 68 (2022年)
脚注
[編集]- ^ Hoch, Bryan(2009-12-22). Yanks' rotation gets stronger with Vazquez. MLB.com(英語). 2011年11月21日閲覧
- ^ Top 100 Prospects: No. 61-80. Baseball America.com(英語). 2011年11月24日閲覧
- ^ 2011 Top 100 Prospects: 81-100. 2011年11月24日閲覧
- ^ 2011年から2014年までブレーブス傘下
- ^ a b Bowman, Mark(2011-08-11). Braves call up Vizcaino, part ways with Proctor. braves.com(英語). 2011年11月24日閲覧
- ^ Braves Acquire Reed Johnson, Paul Maholm MLBTradeRumors.com
- ^ Braves reacquire Vizcaino, add to international budget
- ^ Braves demote Vizcaino, Kohn ESPN 英語 (2015年3月30日) 2015年4月3日閲覧
- ^ ビスカイーノ 薬物規定違反で80試合の出場停止処分 スポニチアネックス (2015年4月3日) 2015年4月3日閲覧
- ^ Chris Haft (2019年5月20日). “Braves bolster bullpen with trade for Swarzak” (英語). MLB.com. 2019年5月21日閲覧。
- ^ Thomas Harrigan, Manny Randhawa and Paul Casella (November 8, 2019). “Here are every team's free agents this winter” (English). MLB.com. December 2, 2019閲覧。
- ^ “Mets Sign Mallex Smith, Jose Peraza, Arodys Vizcaino” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年11月4日閲覧。
- ^ MLB公式プロフィール参照。2022年6月2日閲覧。
- ^ Anthony Franco (2022年1月13日). “Royals Sign Arodys Vizcaino To Minor League Deal” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年6月2日閲覧。
- ^ James Hicks and Mark Polishuk (2022年5月30日). “Royals Place Zack Greinke On 15-Day Injured List” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年6月2日閲覧。
- ^ “Kansas City Royals at Cleveland Guardians Box Score, May 30, 2022” (英語). Baseball-Reference.com. 2022年6月2日閲覧。
- ^ Anthony Franco and Mark Polishuk (2022年6月17日). “Royals Announce Four Roster Moves” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年6月19日閲覧。
- ^ Arodys Vizcaino » Statistics » Pitching. FanGraphs Baseball. 2011年11月24日閲覧
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Arodys Vizcaíno stats MiLB.com
- Arodys Vizcaino (@avizcaino38) - Instagram