アレッサンドロ・フロレンツィ
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 ASローマでのフロレンツィ（2014年） | |||||||||||||||||
| 名前 | |||||||||||||||||
| ラテン文字 | Alessandro Florenzi | ||||||||||||||||
| 基本情報 | |||||||||||||||||
| 国籍 |
 イタリア | ||||||||||||||||
| 生年月日 | 1991年3月11日（33歳） | ||||||||||||||||
| 出身地 | ローマ[1] | ||||||||||||||||
| 身長 | 173cm[1] | ||||||||||||||||
| 体重 | 67kg[1] | ||||||||||||||||
| 選手情報 | |||||||||||||||||
| 在籍チーム |
ACミラン | ||||||||||||||||
| ポジション | DF[1] / MF | ||||||||||||||||
| 背番号 | 42 | ||||||||||||||||
| 利き足 | 右足 | ||||||||||||||||
| クラブ1 | |||||||||||||||||
| 年 | クラブ | 出場 | (得点) | ||||||||||||||
| 2010-2022 |
ASローマ | 247 | (25) | ||||||||||||||
| 2011-2012 |
→ FCクロトーネ (loan) | 35 | (11) | ||||||||||||||
| 2020 |
→ バレンシアCF (loan) | 12 | (0) | ||||||||||||||
| 2020-2021 |
→.svg){kind=small} パリ・サンジェルマンFC (loan) | 21 | (2) | ||||||||||||||
| 2021-2022 |
→ ACミラン (loan) | 24 | (2) | ||||||||||||||
| 2022- |
ACミラン | 37 | (1) | ||||||||||||||
| 代表歴2 | |||||||||||||||||
| 2011 |
 イタリア U-20 | 4 | (0) | ||||||||||||||
| 2011-2013 |
イタリア U-21 | 16 | (5) | ||||||||||||||
| 2012- |
イタリア | 49 | (2) | ||||||||||||||
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1. 国内リーグ戦に限る。2024年5月26日現在。 2. 2024年5月26日現在。 ■テンプレート（■ノート ■解説）■サッカー選手pj | |||||||||||||||||
アレッサンドロ・フロレンツィ（Alessandro Florenzi, 1991年3月11日 - ）は、イタリア・ローマ出身のサッカー選手。セリエA・ACミラン所属。イタリア代表。ポジションはDF[1]、MF。
経歴
[編集]ASローマのユースチームでキャリアをスタートさせ、2010年にトップチーム昇格した。2011年5月22日、UCサンプドリア戦でフランチェスコ・トッティとの交代途中出場でセリエAデビューを果たした[2]。
2011年7月26日に、セリエBのFCクロトーネにレンタル移籍[3]。ここで35試合に出場し11得点を記録し、セリエBの最優秀若手選手に選ばれた[4]。
2012-13シーズンからはローマに復帰し、9月2日の第2節、インテル戦でセリエA初先発、初得点を記録[5]。ローマにはイタリアのサッカー選手の最低賃金である年俸3万ユーロで復帰していたが[6]、開幕からの活躍を受け10月3日にはローマと新たに4年契約を結んだ[7]。
2016年10月26日、セリエA・サッスオーロ戦に出場するも、左膝前十字靱帯を断裂する怪我を負った[8][9]。その怪我からの復帰を目指していた2017年2月に再び左膝十字靭帯断裂した[10]。
2020年1月30日、バレンシアCFにレンタル移籍した[11][12]。
2020年9月11日、パリ・サンジェルマンFCに買取オプション付きでレンタル移籍した[13]。トーマス・トゥヘル監督の信頼を掴み、公式戦36試合に出場したものの、シーズン途中で就任したマウリシオ・ポチェッティーノ監督からは守備力の低さなど[14]から評価は得られず、買取オプションは行使されなかった[15]。
2021年8月21日、ACミランに買取オプション付きでレンタル移籍した[16][17][18]。9月28日、UEFAチャンピオンズリーグのアトレティコ・マドリード戦に途中出場したが、この試合で左膝に負傷し、クラブから全治1ヶ月の負傷と発表された[19]。
2022年7月1日、ACミランはフロレンツィをASローマから買取り、完全移籍したと発表した。契約期間は2025年6月30日まで[20]。
2022年8月30日、セリエA第4節サッスオーロ戦にてシーズン初スタメンも、試合終了間際に左ハムストリングの大腿二頭筋に重傷を負い、9月8日に手術を受ける。復帰までに5カ月を要する事となる[21]。2023年3月13日、セリエA第26節USサレルニターナ戦にて後半77分、アレクシス・サーレマーケルスと交代で途中出場し復帰を果たす[22]。
2024年7月28日、プレシーズンで米国ツアーの初戦、ヤンキー・スタジアムにて行われたマンチェスター・シティFCとの親善試合にてスタメン出場、前半40分、アーリング・ハーランドと激しく接触した際に右膝を痛めると、トンマーゾ・ポベガと負傷交代。MRI検査による診断結果、半月板および、じん帯損傷。ミラノのガレアッツィ・サン・アンブロージョ病院にて右膝の前十字靭帯再建術と半月板修復術による関節鏡手術を受ける。復帰までに9カ月を要する事となる[23]。
代表歴
[編集]イタリア代表として各年代でプレーしている。
2012年11月11日にチェーザレ・プランデッリによりフランスとの親善試合に向けたイタリア代表メンバーに選出されA代表初招集を受けると[24]、14日のフランス戦で代表デビュー。
2013年10月15日のワールドカップ予選、アルメニア戦で代表初得点を挙げた。
2016年ユーロ大会に向けたイタリア代表に選出された[25]。2021年、UEFA EURO 2020のメンバーに選ばれ[26]、グループステージ初戦に出場したが負傷、その後は負傷の影響で出場出来なかったが、決勝のイングランド戦で復帰して出場、優勝を果たした[27]
エピソード
[編集]2014年9月21日に行われたカリアリ・カルチョ戦で、追加点を決めた際にスタンドまで駆け上がり祖母と抱擁を交わした[28]。直後にこの行為でイエローカードを受けたが、ローマ監督のリュディ・ガルシアや、イタリア代表監督のアントニオ・コンテから称賛された[29][30]。2015-16シーズンのUEFAチャンピオンズリーググループリーグ第1節FCバルセロナ戦に55.49mの位置からロングシュートを決め、話題になった[31]。
個人成績
[編集]2024年5月26日現在
[編集]| クラブ | シーズン | 国内リーグ | 国内カップ | 欧州カップ | その他 | 通算 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||
| ローマ | 2010–11 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 |
| 2012–13 | 36 | 3 | 3 | 1 | — | — | 39 | 4 | |||
| 2013–14 | 37 | 6 | 4 | 0 | — | — | 41 | 6 | |||
| 2014–15 | 35 | 5 | 1 | 0 | 9 | 0 | — | 45 | 5 | ||
| 2015–16 | 33 | 7 | 1 | 0 | 8 | 1 | — | 42 | 8 | ||
| 2016–17 | 9 | 0 | 0 | 0 | 4 | 1 | — | 13 | 1 | ||
| 2017–18 | 32 | 1 | 0 | 0 | 10 | 0 | — | 42 | 1 | ||
| 2018–19 | 25 | 3 | 1 | 0 | 7 | 0 | — | 33 | 3 | ||
| 2019–20 | 14 | 0 | 2 | 0 | 2 | 0 | — | 18 | 0 | ||
| 通算 | 222 | 25 | 12 | 1 | 40 | 2 | — | 274 | 28 | ||
| クロトーネ (Loan) | 2011–12 | 35 | 11 | 1 | 0 | — | — | 36 | 11 | ||
| バレンシア (Loan) | 2019-20 | 12 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | — | 14 | 0 | |
| PSG (Loan) | 2020-21 | 21 | 2 | 5 | 0 | 10 | 0 | — | 36 | 2 | |
| ミラン (Loan) | 2021-22 | 24 | 2 | 2 | 0 | 4 | 0 | — | 30 | 2 | |
| ミラン | 2022-23 | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | — | 6 | 0 | |
| 2023-24 | 31 | 1 | 1 | 0 | 8 | 0 | — | 40 | 1 | ||
| 通算 | 61 | 3 | 3 | 0 | 12 | 0 | — | 76 | 3 | ||
| キャリア通算 | 351 | 41 | 22 | 1 | 63 | 2 | — | 436 | 44 | ||
代表歴
[編集]
| イタリア代表 | 国際Aマッチ | |
|---|---|---|
| 年 | 出場 | 得点 |
| 2012 | 1 | 0 |
| 2013 | 3 | 1 |
| 2014 | 3 | 0 |
| 2015 | 6 | 1 |
| 2016 | 11 | 0 |
| 2017 | 1 | 0 |
| 2018 | 6 | 0 |
| 2019 | 4 | 0 |
| 2020 | 5 | 0 |
| 2021 | 6 | 0 |
| 2022 | 3 | 0 |
| 通算 | 49 | 2 |
タイトル
[編集]代表
[編集]クラブ
[編集]- ACミラン
- セリエA : 2021-22
出典
[編集]- ^ a b c d e “Alessandro Florenzi”. AS Roma. 2020年1月4日閲覧。
- ^ legaseriea.it (2011年5月22日). “Roma 3 - 1 Sampdoria - legaseriea.it” (イタリア語). 2012年11月13日閲覧。
- ^ tuttomercatoweb.com (2011年7月26日). “UFFICIALE: Crotone, ecco Alessandro Florenzi in prestito dalla Roma” (イタリア語). 2012年11月13日閲覧。
- ^ www.ilcrotonese.it (2012年5月23日). “Top 11 di serie B, Florenzi miglior giovane dell'anno” (イタリア語). 2012年11月13日閲覧。
- ^ gazatte.it (2012年9月2日). “Totti ispira, l'Inter regala È Zeman show a San Siro” (イタリア語). 2012年11月13日閲覧。
- ^ mediaset.it. “ROMA, SCONFITTA CON "PREMIO"” (イタリア語). 2012年11月13日閲覧。
- ^ mediaset.it (2012年10月4日). “ローマ、期待の若手と契約延長”. 2012年11月13日閲覧。
- ^ “ローマに打撃...フロレンツィが前十字じん帯断裂で長期離脱”Goal、2016年10月27日
- ^ “じん帯断裂のローマMFフロレンツィが復帰へ…下部組織の練習に合流”Goal、2017年2月1日
- ^ “ローマMFに悲劇…復帰に向けた練習中に再び十字靭帯断裂。今季絶望に”フットボールチャンネル、2017年2月17日
- ^ “Valencia Club de Fútbol”. Valencia CF (2020年1月30日). 2020年1月31日閲覧。
- ^ “Florenzi joins Valencia on loan” (英語). AS Roma (2020年1月30日). 2020年1月31日閲覧。
- ^ “アレッサンドロ・フロレンツィがパリ・サン＝ジェルマンにレンタル移籍”. パリ・サンジェルマンFC (2020年9月11日). 2020年9月15日閲覧。
- ^ “PSGが買取見送りでフロレンツィがローマ帰還か？ ポチェは守備力問題視…”. 超ワールドサッカー (2021年4月25日). 2021年10月2日閲覧。
- ^ “指揮官交代もローマにフロレンツィの居場所はなし…今夏に新たなチームを探すよう通達か”. 超ワールドサッカー (2021年8月3日). 2021年10月2日閲覧。
- ^ https://www.acmilan.com/en/news/articles/media/2021-08-21/official-statement-alessandro-florenzi
- ^ “フロレンツィがミランに加入! 買取OP付きのレンタルに”. 超ワールドサッカー (2021年8月21日). 2021年8月21日閲覧。
- ^ “ＡＳローマのフロレンツィ、今夏はＡＣミランにレンタル”. キッカー日本語版 (2021年8月21日). 2021年8月21日閲覧。
- ^ “ミラン、左ヒザ半月板手術敢行のフロレンツィが1カ月離脱と発表”. 超ワールドサッカー (2021年10月2日). 2021年10月2日閲覧。
- ^ “OFFICIAL STATEMENT: ALESSANDRO FLORENZI”. acmilan.com. 2022年7月2日閲覧。
- ^ “OFFICIAL STATEMENT: ALESSANDRO FLORENZI” (英語). AC Milan (2022年9月8日). 2022年9月9日閲覧。
- ^ “ACミラン - USサレルニターナ1919, 2023/03/13 - セリエA - マッチシート”. transfermarkt.com. 2024年5月26日閲覧。
- ^ “OFFICIAL STATEMENT: ALESSANDRO FLORENZI” (英語). AC Milan (2024年8月2日). 2024年8月3日閲覧。
- ^ soccermagazine.it (2012年11月11日). “Nazionale, ecco i convocati di Prandelli per Italia-Francia: novità Florenzi, torna Santon” (イタリア語). 2012年11月13日閲覧。
- ^ “OFFICIAL: Italy squad for Euro 2016”. Football Italia (31 May 2016). 31 May 2016閲覧。
- ^ “イタリア代表メンバーが発表！ U-21欧州選手権敗退で、FWラスパドーリを緊急招集《ユーロ2020》”. 超ワールドサッカー (2021年6月2日). 2021年10月2日閲覧。
- ^ “イタリアが53年ぶり欧州制覇! 初戦以来の復活果たしたフロレンツィ「簡単ではなかった」”. 超ワールドサッカー (2021年7月12日). 2021年7月14日閲覧。
- ^ Goal (2014年9月21日). “ローマ、ゼーマンのカリアリを下して３連勝”. 2014年9月26日閲覧。
- ^ Goal (2014年9月22日). “祖母に感謝のフロレンツィ、ガルシアは「喜んで罰金を払うだろう」”. 2014年9月26日閲覧。
- ^ サッカーキング (2014年9月23日). “伊代表コンテ監督、ローマFWフロレンツィを称賛「素晴らしい」”. 2014年9月26日閲覧。
- ^ The WORLD (2015年11月19日). “超ロングシュートが頭から離れない……バルサがフロレンツィ獲得か”. 2015年12月12日閲覧。
外部リンク
[編集]
- Alessandro Florenzi – transfermarkt.com
- Alessandro Florenzi (@florenzi) - Instagram
- Alessandro Florenzi (@Florenzi) - X（旧Twitter）
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