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アレックス・ブランディーノ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アレックス・ブランディーノ
Alex Blandino
シンシナティ・レッズ(マイナー)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 カリフォルニア州サンタクララ郡パロアルト
生年月日 (1992-11-06) 1992年11月6日(32歳)
身長
体重
6' 0" =約182.9 cm
190 lb =約86.2 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 三塁手二塁手
プロ入り 2014年 MLBドラフト1巡目追補
初出場 2018年4月10日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム ニカラグアの旗 ニカラグア
WBC 2023年

アレッサンドレ・ブランディーノAlessandre Blandino, 1992年11月6日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンタクララ郡パロアルト出身のプロ野球選手内野手)。右投右打。MLBシンシナティ・レッズ傘下所属。

経歴

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プロ入りとレッズ時代

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2011年MLBドラフト38巡目(全体1156位)でオークランド・アスレチックスから指名されたが、この時は契約せずにスタンフォード大学へ進学した。

2014年MLBドラフト1巡目追補(全体29位)でシンシナティ・レッズから指名され、プロ入り。契約後、傘下のパイオニアリーグのルーキー級ビリングス・マスタングス英語版でプロデビュー。A級デイトン・ドラゴンズでもプレーし、2球団合計で63試合に出場して打率.283、8本塁打、32打点、7盗塁を記録した。

2015年はA+級デイトナ・トーテュガスとAA級ペンサコーラ・ブルーワフーズでプレーし、2球団合計で110試合に出場して打率.278、10本塁打、53打点、9盗塁を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、ピオリア・ハベリーナズ英語版に所属した。

2016年はAA級ペンサコーラでプレーし、113試合に出場して打率.232、8本塁打、37打点、14盗塁を記録した。

2017年はAA級ペンサコーラとAAA級ルイビル・バッツでプレーし、2球団合計で125試合に出場して打率.265、12本塁打、51打点、4盗塁を記録した。オフの11月20日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[1]

2018年は開幕をAAA級ルイビルで迎えた。4月9日にメジャー初昇格を果たし、翌10日のフィラデルフィア・フィリーズ戦にて「7番・三塁手」で先発出場してメジャーデビュー(結果は3打数無安打)[2]。この年メジャーでは69試合に出場して打率.234、1本塁打、8打点を記録した。このシーズンの7月11日のインディアンズ戦では野手登板し、90マイル(約145km/h)の直球に加え、ナックルボールも駆使し、地元メディアからも「ディッキーに見える」と称賛された[3]

2019年は23試合に出場し、打率.250、1本塁打、3打点という成績だった。

2020年はメジャー昇格の機会はなく、また新型コロナウイルスの感染拡大によりマイナーリーグが開催中止となったため、公式戦に出場することはなかった。

2021年は2年ぶりにメジャー昇格を果たしたが、6月5日に10日間の故障者リスト入りし[4]、さらに7月17日に右手の骨折のため60日間の故障者リスト入りした[4]。以後この年のメジャーでの出場はなく、オフの11月7日にFAとなった[4]

ジャイアンツ傘下時代

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2021年12月10日にサンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約を結んだ[5]

2022年はAAA級サクラメント・リバーキャッツに所属し、後述の移籍まで24試合に出場して打率.183、1本塁打、9打点という成績だった[4]

マリナーズ傘下時代

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2022年5月14日にスチュアート・フェアチャイルドとのトレードでシアトル・マリナーズに移籍した[4]。移籍後はAAA級タコマ・レイニアーズで47試合に出場したが、打率.203、3本塁打、22打点、7盗塁に終わり、8月1日に自由契約となった[4]

マリナーズ退団後

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2023年は、3月に開催された第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)ニカラグア代表として出場した[6]。その後はいずれの球団にも所属せず、野球から離れていた[7]

レッズ傘下時代

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2023年11月22日、かつて在籍したシンシナティ・レッズにマイナー契約で復帰した[4][7]

詳細情報

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年度別打撃成績

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O
P
S
2018 CIN 69 147 128 14 30 4 0 1 37 8 0 0 2 0 13 1 4 41 4 .234 .324 .289 .613
2019 23 50 36 6 9 1 0 1 13 3 0 0 0 2 10 0 2 14 1 .250 .420 .361 .781
2021 43 82 70 9 14 4 0 0 18 5 1 0 0 0 8 0 4 28 0 .200 .317 .257 .574
MLB:3年 135 279 234 29 53 9 0 2 68 16 1 0 2 2 31 1 10 83 5 .226 .339 .291 .630
  • 2021年度シーズン終了時

年度別投手成績

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W
H
I
P
2018 CIN 1 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 4 1.0 1 0 0 0 0 2 1 0 0 0 0.00 1.00
2021 4 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 18 3.2 4 1 4 0 0 1 0 0 5 4 9.82 2.18
MLB:2年 5 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 22 4.2 5 1 4 0 0 3 1 0 5 4 7.71 1.93
  • 2021年度シーズン終了時

年度別守備成績

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投手守備


投手(P)












2018 CIN 1 0 0 0 0 .---
MLB 1 0 0 0 0 .---
内野守備


一塁(1B) 二塁(2B) 三塁(3B) 遊撃(SS)
















































2018 CIN 1 3 0 0 0 1.000 21 22 27 1 12 .980 15 7 16 2 4 .920 11 12 20 2 8 .941
2019 3 10 1 0 0 1.000 10 10 15 1 4 .962 4 3 2 0 1 1.000 -
MLB 4 13 1 0 0 1.000 31 32 42 2 16 .974 19 10 18 2 5 .933 11 12 20 2 8 .941
外野守備


左翼(LF) 右翼(RF)
























2018 CIN 1 0 0 0 0 .--- 1 0 0 0 0 .---
MLB 1 0 0 0 0 .--- 1 0 0 0 0 .---
  • 2020年度シーズン終了時

背番号

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  • 2(2018年 - 2019年)
  • 0(2021年)

脚注

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  1. ^ Zach Buchanan (2017年11月20日). “Reds protect Shed Long, Jose Siri and four others from the Rule 5 Draft” (英語). Cincinnati.com. 2019年7月30日閲覧。
  2. ^ Cincinnati Reds at Philadelphia Phillies Box Score, April 10, 2018” (英語). Baseball-Reference.com. 2019年7月30日閲覧。
  3. ^ レッズ内野手が投じたナックルが凄い 空振り三振奪取、1回無失点2Kの快投 Full-Count 2018.07.12 (2024年5月15日閲覧)
  4. ^ a b c d e f g MLB公式プロフィール参照。2024年1月6日閲覧。
  5. ^ Giants' Alex Blandino: Inks minor-league deal”. CBSSports.com (2021年12月10日). 2022年1月10日閲覧。
  6. ^ Kyle Glaser (2023年2月10日). “2023 Nicaragua World Baseball Classic Roster”. Baseball America. 2024年1月6日閲覧。
  7. ^ a b Wick Terrell (2023年11月26日). “Cincinnati Reds sign Alex Blandino, Reiver Sanmartin to minor league deals”. Red Reporter. 2024年1月6日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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