アル・オフェク級哨戒艦
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アル・オフェク級哨戒艦 | |
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アル・オフェク級 | |
基本情報 | |
艦種 | 哨戒艦 (OPV) |
建造所 | STマリン |
運用者 | オマーン海軍 |
就役期間 | 2015年 - 就役中 |
建造数 | 4隻 |
前級 | プロヴィンス級ミサイル艇 |
要目 | |
満載排水量 | 1,100 t[1] |
全長 | 75 m[1] |
最大幅 | 10.8 m[1] |
吃水 | 3.3 m[1] |
機関方式 | CODELOD |
主機 | MTU 20V 8000 M91 ディーゼルエンジン ×2基 |
最大速力 | 25ノット[1] |
航続距離 | 3,000海里[1] |
乗員 | 66名[1] |
兵装 |
|
搭載機 | ヘリ甲板(中型ヘリ1機分[2] |
C4ISTAR | TACTICOS[4] |
レーダー | タレス VARIANT 2次元レーダー[4] |
光学機器 | タレス・ネーデルランド STIR 1.2 EO Mk 2[4] |
電子戦・ 対抗手段 |
|
アル・オフェク級哨戒艦(アル・オフェクきゅうしょうかいかん、英語: Al-Ofouq class patrol vessel)は、オマーン海軍の哨戒艦 (OPV)の艦級。アル・シーブ級[5]またはアル・スィーブ級[6]と表記されることもある。プロヴィンス級ミサイル艇の後継として4隻が建造された。
2012年4月にオマーン国防省が入札公告を実施し、ダーメン・スヘルデ造船所とインドのゴア造船所を破って、シンガポールのSTマリンが7億300万ドルで契約を獲得した[7]。 アル・オフェク級哨戒艦は、現在シンガポール海軍が使用しているフィアレス級哨戒艇(55m)の派生型(75m)をベースにしている。
ステルス性に配慮した設計で、上構側面の開口部にはRCSを低減するためのシャッターが装備されている[6]。
同型艦
[編集]艦番号 | 艦名 | 造船所 | 進水 | 就役 | 状態 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
Z 20 | アル・シーブ[5] Al-Seeb |
STマリン | 2014年 1月29日[7] |
2015年 3月31日[8] |
就役中 | |
Z 21 | アル・シナース Al-Shinas[8] |
2014年 6月14日[7] |
||||
Z 22 | サダーフ Sadh |
2014年 9月17日[7] |
||||
Z 23 | ハサブ Khassab |
2016年 6月24日[2] |
2016年 8月2日 |
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g “Al-Ofouq-class Project Reference” (英語). Cofelyaxima Marine (2014年). 2016年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年9月21日閲覧。
- ^ a b “ST Marine delivers Oman's final Al-Ofouq patrol vessel” (英語). IHS Jane's Defence Weekly. 2016年6月27日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “Naval Mid-Cal: Remote-control Cannon Proliferation at Sea” (英語). Armada International (2013年). 2014年1月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年10月14日閲覧。
- ^ a b c d “Thales lands contract for Omani Patrol Vessels” (英語). Thales (2014年). 2016年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年9月21日閲覧。
- ^ a b 『世界の艦船 2016年7月号』海人社、2016年5月25日、29頁。
- ^ a b 『世界の艦船 2017年10月号』海人社、2017年8月25日、59頁。
- ^ a b c d “ST Marine launches third Omani patrol vessel” (英語). IHS Janes. 2014年9月21日閲覧。[リンク切れ]
- ^ a b “Oman accepts first Al-Ofouq patrol vessel, names second” (英語). IHS Jane's Defence Weekly. 2015年4月1日閲覧。[リンク切れ]