アルマン=ルイ・クープラン
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アルマン=ルイ・クープラン(Armand-Louis Couperin, 1727年2月25日 - 1789年2月2日 )はフランスのロココ時代のオルガニスト・作曲家。
生涯
[編集]父ニコラが1748年に没すると、サン=ジェルヴェ教会オルガニストに着任。1752年にエリザベト=アントワネット・ブランシェ(1690年-1742年、有名なクラヴサン製造家フランソワ=ゼティエンヌ・ブランシェの娘)と結婚する。オルガニストとしてさらに大きな官職を授かると、教会でのオルガン演奏を子供に任せるようになった。4人の子供のうち、ピエール=ルイ、ジェルヴェ=フランソワ、アントワネット=ヴィクトワールの3人が、後に音楽家となった。
アルマン=ルイ・クープランは、サント=シャペル教会からサン=ジェルヴェ教会までの道中を、馬に乗って通っていたが、あるとき馬から振り落とされ、その際、頭を強打して死に至った。
主要作品
[編集]- 3つの小カンタータ《春》《青春》《老い》(すべて紛失)
- Cantatille pour l'Amour Médecin (soprano, 2 violons et basse) , 1750年
- クラヴサン曲集 作品1 1751年
- クラヴサンのためのソナタ 作品2 1765年
- トリオ・ソナタ 1770年
- 2台のクラヴサンのための四重奏 1773年
- サンフォニー
- オルガン曲《オーボエとファゴットの対話》 1775年
- クラヴサン曲《「Vous l'ordonnez」の旋律による変奏曲》1781年
- クラヴサン曲《「獅子心王Richard Cœur de Lion」の旋律による変奏曲》1784年
- モテット集 1787年
クラヴサン曲集 (1751年)
[編集]- La Victoire
- Allemande
- Courante, La de Croissy
- Les Cacqueteuses
- La Grégoire
- L'Intrépide
- Premier menuet, deuxième menuet
- L'Arlequine ou la Adam, rondeau
- La Blanchet
- La de Boisgelou
- La Foucquet
- La Sémillante ou la Joly
- La Turpin
- Première gavotte, seconde gavotte
- Premier menuet, second menuet
- La du Breüil
- La Chéron
- L'Affligée
- L'Enjouée
- Les tendres Sentiments
- Rondeau
- Les quatre nations
- L'Italienne
- L'Angloise, rondeau
- L'Allemande
- La Françoise