アルブレヒト・フォン・シュレースヴィヒ=ホルシュタイン=ゾンダーブルク=グリュックスブルク
アルブレヒト・フォン・シュレースヴィヒ=ホルシュタイン=ゾンダーブルク=グリュックスブルク Albrecht von Schleswig-Holstein-Sonderburg-Glücksburg | |
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出生 |
1863年3月15日 キール |
死去 |
1948年4月23日(85歳没) グリュックスブルク |
配偶者 | オルトルート・ツー・イーゼンブルク・ウント・ビューディンゲン・イン・メーアホルツ |
ヘルタ・ツー・イーゼンブルク・ウント・ビューディンゲン | |
子女 |
マリー・ルイーゼ フリードリヒ・ヴィルヘルム ヨハン・ゲオルク フリードリヒ・フェルディナント オルトルート |
家名 | グリュックスブルク家 |
父親 | グリュックスブルク公フリードリヒ |
母親 | アーデルハイト・ツー・シャウムブルク=リッペ |
アルブレヒト・フォン・シュレースヴィヒ=ホルシュタイン=ゾンダーブルク=グリュックスブルク(Prinz Albrecht von Schleswig-Holstein-Sonderburg-Glücksburg, 1863年3月15日 - 1948年4月23日)は、北ドイツの小諸侯グリュックスブルク家の公子。全名はアルブレヒト・クリスティアン・アドルフ・カール・オイゲン(Albrecht Christian Adolf Karl Eugen von Schleswig-Holstein-Sonderburg-Glücksburg)。
生涯
[編集]グリュックスブルク公フリードリヒとその妻でシャウムブルク=リッペ侯ゲオルク・ヴィルヘルムの娘であるアーデルハイトの間の第5子、次男として生まれた。プロイセン陸軍の近衛胸甲騎兵連隊に所属し、1903年から1909年まで同連隊の連隊長を務めた[1]。最終階級は(名誉的な)陸軍中将まで昇った。1904年のオルデンブルク家諸家の家族協約により、アルブレヒトと兄のグリュックスブルク公フリードリヒ・フェルディナントは、オルデンブルク大公国の大公位継承権を認められた[2]。当時のオルデンブルク大公フリードリヒ・アウグストには、長男の大公世子を除けば後継者となり得る親族が1人もいなかったためである。
子女
[編集]1906年10月14日にゲルンハウゼン郊外メーアホルツ(Meerholz)において、伯爵令嬢オルトルート・ツー・イーゼンブルク・ウント・ビューディンゲン・イン・メーアホルツ(1879年 - 1918年)と最初の結婚をし、1918年に死別した。彼女との間に3男1女をもうけた。
- ヴィクトリア・マリー・ルイーゼ・アグネス・カルマ・エリーザベト・イルムガルト(1908年 - 1969年) - 1934年にルドルフ・フォン・シュテンゲル男爵と結婚(1955年離婚)、1962年にシャウムブルク=リッペ侯子フリードリヒ・クリスティアンと再婚
- フリードリヒ・ヴィルヘルム・アウグスト・フェルディナント・アレクサンダー・カール・エドゥアルト・エルンスト・グスタフ(1909年 - 1940年) - フランス侵攻作戦に従軍・戦死
- ヨハン・ゲオルク・ヴィルヘルム・ヴィクトル・ハインリヒ・コンスタンティン・ギュンター・フリードリヒ・クリスティアン(1911年 - 1941年) - バルバロッサ作戦に従軍・戦死
- フリードリヒ・フェルディナント・カール・エルンスト・アウグスト・ヴィルヘルム・ハーラルト・カジミール・ニコラ(1913年 - 1989年) - 国防軍陸軍大佐
1920年9月19日にビューディンゲンにおいて、イーゼンブルク=ビューディンゲン侯ブルーノの娘ヘルタ(1883年 - 1972年)と再婚した。ヘルタは最初の妻オルトルートの従妹であった。2人の間には1女が生まれ、アルブレヒトはこの娘に亡き先妻の名前を付けた。
- オルトルート・ベルタ・アーデルハイト・ヘートヴィヒ(1925年 - 1980年) - 1951年、ブラウンシュヴァイク公世子・ハノーファー王家家長エルンスト・アウグスト(4世)と結婚
引用
[編集]- ^ Kommandeure Garde-Kürassier-Regiment
- ^ Glenn A. Steinberg. “The House of Schleswig-Holstein-Sonderburg-Glücksburg, 1939-1945”. European Royalty During World War II. 2008年9月8日閲覧。
参考文献
[編集]- Petra Dollinger: Frauen am Ballenstedter Hof. Beiträge zur Geschichte von Politik und Gesellschaft an einem Fürstenhof des 19. Jahrhunderts. 2 Bände, Leipzig 1999, S. 1096.
- Wolfgang A. Mommsen: Die Nachlässe in den deutschen Archiven (mit Ergänzungen aus anderen Beständen). (Verzeichnis der schriftlichen Nachlässe in den deutschen Archiven und Bibliotheken, Band 1, Teil I und II), bearbeitet von Wolfgang A. Mommsen. Schriften des Bundesarchivs 17/I und 17/II. Boppard: Boldt, 1971, 1983, S. 1335.